『キングダム』嬴政(えい・せい)とは? これであなたも政のプロフィールが丸わかり! +さらに深く、始皇帝となる政の夢と挑戦を探求しました。
アニメで嬴政を演じているのは福山潤さん
さて、話題を変えまして、アニメの政を見てみましょう。アニメは2024年2月現在、第5シーズンが放送中です。政を演じていらっしゃるのは、福山潤さんです。
福山潤さんのプロフィール
福山潤さんの代表作は、『コードギアス 反逆のルルーシュ』ルルーシュ、『吸血鬼すぐ死ぬ』ドラルク、『おそ松さん』一松、『アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-』リベルタ、などがあります。
お生まれは広島県福山市で、誕生日は1978年11月26日。声優としての活動は1997年から。2018年には立花慎之介さんとダブル社長という形で「BLACK SHIP」という会社を立ち上げ、現在、社長であり所属タレントでもあり、という形でお仕事をなさっています。
キングダムでは、政が9歳の少年時から成人するまで、声だけで年齢を経ていく部分を表現。そしてなにより、他の人間から浮いた孤高の王の存在感は、福山さんにしか出せないものだと思います。
実写版映画で嬴政を演じているのは吉沢亮さん
次は、映画です。アニメでヒットしたものを実写映画にするのはとても難しいことだと聞きますが、キングダムの実写映画は3作品とも大成功。政を演じていらっしゃるのは、吉沢亮さんです。
吉沢亮さんのプロフィール
吉沢亮さんは、東京都生まれ。誕生日は1994年2月1日です。
お母さまが応募した『アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン』でRight-on賞を受賞したことをきっかけに、翌年俳優デビュー。そして、テレビドラマ、映画と数多くの作品に出演されています。代表作は、『サマーソング』市原健一、『トモダチゲーム』片切友一、『銀魂』沖田総悟、など。
そしてなんといっても、キングダムです。威厳ある凛とした政を見せてくれましたよね。
2020年、『キングダム』の演技が評価され、「第43回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞」と、「第62回ブルーリボン賞 助演男優賞」の2つを受賞されたことは、キングダムファンとしても嬉しいことでした。
人を惹きつける政の魅力
ここまで、史実の始皇帝をからめて『キングダム』嬴政にせまってきましたが、その魅力をまとめると次のようになるのではないでしょうか。
王としてのカリスマ性、心の内に秘めた温かさと優しさ、光ある未来を信じて行動する実行力。まさに、大王です。
『キングダム』、これからも追いかけていきたいと思います。
〈参考文献〉
司馬遷『史記』(全8巻)小竹文夫・小竹武夫 訳、ちくま学芸文庫、1995
鶴間和幸『中国の歴史3 ファーストエンペラーの遺産 秦漢帝国』講談社学術文庫、2020
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