
アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』3rd season 声優インタビュー連載第6回:リリアナ・マスカレード役 山根 綺さん|リリアナのぶっ飛んだ性格と誰をも魅了する歌声のギャップをどう出すのかを意識しました
お気に入りキャラはベアトリス。演じる新井里美さんの針に糸を通す絶妙なお芝居も最高!
──ご自身が演じるキャラ以外のお気に入りのキャラを教えてください。
山根:非常に悩ましいのですが、やっぱり私はベアトリスちゃんが好きです。最初あんなにも心を閉ざしていたベア子が、3期の頭ではスバル君にすりすりしているんですよ...。長い時間をかけて、絆が深まったんだなぁ…と非常に感慨深かったです。
そしてベアトリスちゃん演じる新井(里美)さんのお芝居が毎回最高なんです。思いっきり可愛くなる時と、真面目なシーンの大精霊としての威厳を感じるようなトーンのギャップが最高です! 針の穴に糸を通すような絶妙な塩梅で表現されているので、同じ時間で収録した際は色々なことを学ばせていただきました。
──収録での印象的なエピソードや裏話をお聞かせください。
山根:『リゼロ』チームは皆様が本当にあたたかくて、とても仲良しなんです。収録が終わってそのままご飯に行くこともしばしば。初回から皆様が両手を広げてチームに迎え入れてくださったので、すぐに馴染むことができました。
現場では新井さんが美味しいお煎餅を持ってきてくださって、休憩中にみんなで頂いたり、あとは台本の書き込みをどのくらいしているかを見せあったり、良い空気感がずっと流れていました。
「歌姫」にちなんで山根さんの好きな音楽は? 次回登場のシリウス役の安済知佳さんへのメッセージも!
──「歌姫」という設定にちなんで、好きな曲やよく歌う曲を教えてください。
山根:音楽はいろんなジャンルを聴く雑食なのですが、子供の頃からアイドルが好きだったので、J-POPやK-POP問わず、昔からずっとアイドルソングを聴いていた気がします。
高校生の時に軽音部に入ってバンドをやっていたのでロックも大好きですし、最近はHIPHOPやR&B、洋楽も聴き始めました。
ラップが出来るようになりたくて、いつかラップのリリックを書けるようになりたいです。Ey Yo!!
──次回登場するシリウス役の安済知佳さんとの共演時のエピソードや、収録やイベントでは言えなかった疑問やメッセージをお願いします。
山根:安済さんは現場でも外でもいつも優しい、大好きな先輩です。数年前に別作品でご一緒したのですが、その時はあまりお話できなくて、今回ご挨拶した際に「覚えてますよ、もちろん!」と言ってくださったことがすごく嬉しかったです。
そこから『リゼロ』の収録終わりのご飯で距離がぐっと縮まった気がします。と私は思っているのですがどうでしょうか...!(笑) お仕事の話からプライベートの話までたくさんお話できましたし、何よりも私は安済さんのお芝居が大好きなんです。シリウスは現場で聴くたびに鳥肌が立ちます。「聴く」よりも「浴びた...!!」が感覚的に近いかもしれません。また現場でご一緒できるように頑張ります!
11話は何度台本を読んでも涙が。リリアナの歌に懸ける想いが皆さんにも届いたら
──[反撃編]の全体的な見どころと、リリアナ的な見どころのご紹介をお願いします。
山根:「反撃編」の見どころは、最終話のラストシーン...! 最後の最後、「『リゼロ』だ〜!!」と思って終わります(笑)。ぜひ楽しみにしていてください!
リリアナ的見どころは、これから放送される第11話(第61話)ですね。彼女にとってすごく大切な回ですし、何度台本を読んでも涙が出てしまって、きっと放送を見てもしっかり泣くような気がしています(笑)。収録も自分のエネルギーを最大限振り絞って臨んだので、皆様にもリリアナの歌に懸ける想いが届いたら嬉しいです。
──『リゼロ』をここまでご覧になってくださっている皆さんにメッセージをお願いします。
山根:ここまでご覧いただき、ありがとうございます! 初収録から『リゼロ』を通してたくさんの経験をさせていただきました。
非常に多くの方がこの「3rd Season」を楽しみにしてくださっていた中で、制作チームの皆様、現場スタッフの皆様、そしてキャストの皆様全員が熱量を持って今作を作り上げられているのを見て、ここにいられるのは本当にありがたいことなんだなと感じる日々でした。
リリアナを任せていただけて、全身全霊で歌ってお芝居出来て、自分にとっても新しい扉を開くことが出来ました。
いよいよ来たる第11話(第61話)、そしてまだまだここから盛り上がっていく「3rd season」、ぜひ最後までお楽しみください!
[構成・永井和幸]
作品概要
あらすじ
襲い来るエルザたちの猛攻を退け、大兎との戦いでベアトリスとの契約を果たした「聖域」の解放から1年が過ぎた。
王選に臨むエミリア陣営は一致団結、充実した日々を送っていたナツキ・スバルだったが、平穏は使者によって届けられた一枚の書状によって終わりを告げる。
それは王選候補者の一人、アナスタシアがエミリアへ宛てたルグニカの五大都市に数えられる水門都市プリステラへの招待状だった。
招待を受け、プリステラへ向かうスバルたち一行を待っていたのは様々な再会。
一つは意外な、一つは意図せぬ、そして一つは来るべき。
水面下で蠢く悪意の胎動と降りかかる未曾有の危機。
少年は再び過酷な運命に立ち向かう。
キャスト
ナツキ・スバル:小林裕介
エミリア:高橋李依
ベアトリス:新井里美
ガーフィール・ティンゼル:岡本信彦
オットー・スーウェン:天﨑滉平
フェルト:赤﨑千夏
ラインハルト・ヴァン・アストレア:中村悠一
クルシュ・カルステン:井口裕香
フェリス:堀江由衣
ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア:堀内賢雄
アナスタシア・ホーシン:植田佳奈
ユリウス・ユークリウス:江口拓也
プリシラ・バーリエル:田村ゆかり
アル:関智一
リリアナ・マスカレード:山根綺
ヨシュア・ユークリウス:石毛翔弥
キリタカ・ミューズ:西山宏太朗
ハインケル・アストレア:津田健次郎
シリウス・ロマネコンティ:安済知佳
レグルス・コルニアス:石田彰
ライ・バテンカイトス:河西健吾
カペラ・エメラダ・ルグニカ:悠木碧


















































