
アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』AFTER the MIDNIGHT TEA PARTY~A Return to Weston College~【昼公演】レポート|シチュエーション当てクイズでさまざまな「御意」を披露。途中でまさかの展開に……!?
全世界シリーズ累計3,600万部を超え、その美しく緻密に描かれた世界観と多彩なキャラクターでファンを魅了し続ける、枢やな先生の漫画『黒執事』。
待望となるアニメ新シリーズ『黒執事 -寄宿学校編-』が2024年4月~6月にかけ放送され、大きな話題を呼びました。
2024年12月8日(日)に、本作のイベント「アニメ『黒執事 -寄宿学校編-』AFTER the MIDNIGHT TEA PARTY~A Return to Weston College~」が開催。
小野大輔さん(セバスチャン・ミカエリス役)・渡部俊樹さん(エドガー・レドモンド役)・榎木淳弥さん(ロレンス・ブルーアー役)・武内駿輔さん(ハーマン・グリーンヒル役)・橘龍丸さん(グレゴリー・バイオレット役)・諏訪部順一さん(葬儀屋役)が登壇し、名シーンの生アフレコやバラエティコーナーで会場を盛り上げました。
2025年4月より放送となる最新作『黒執事 -緑の魔女編-』の新情報も解禁され、ファンが歓喜に沸いた本イベントの【昼公演】の模様をお届けします。
「寄宿学校編」の名シーンを生アフレコ! オンエアとは異なるアレンジも
オープニングは『黒執事 -寄宿学校編-』のスペシャル生アフレコ。第1話の華々しいP4(プリーフェクト・フォー)の登場シーンからはじまり、第2話、第4話、第6話、第7話のシーンを、小野大輔さん(セバスチャン・ミカエリス役)・渡部俊樹さん(エドガー・レドモンド役)・榎木淳弥さん(ロレンス・ブルーアー役)・武内駿輔さん(ハーマン・グリーンヒル役)・橘龍丸さん(グレゴリー・バイオレット役)が、さらに第8話、第9話では諏訪部順一さん(葬儀屋役)も加わり演じていきます。生アフレコならではのパフォーマンスが会場の笑いを誘いました。
第4話のシエルの“デリック”という言葉を聞いたバイオレットが反応するシーンで「デデデデリックだと?」と、アニメとは異なる台詞のアレンジがあったり、シエルの「デリックにはどんな特技が?」という問いかけに対して、P4の「けん玉(榎木さん)」「柔道(渡部さん)」「おはじき(橘さん)」「あれだよ……思いつかなかったわけじゃ…(武内さん)」というアドリブの回答をするシーンでは会場のあちらこちらから笑い声が聞こえていました。
また、第7話のクリケット大会の場面では、榎木さんが「闇夜の梟、ハンター・イン・ザ・ダーク」の決め台詞の後に「(梟にちなんで)ホッホー!」というアドリブを披露したり、ブルーアーとグリーンヒルが対決するシーンでは、榎木さん&武内さんがマイクをスタンドから外して見つめ合い、台詞に合わせてジェスチャーをするという、お客さんが目の前にいるからこそできるパフォーマンスも披露。
最後の第8話、第9話では、自身が演じる葬儀屋をイメージした装いで、諏訪部順一さんが登場。客席をさらに沸かせたところで、トークパートへと移ります。
生アフレコの振り返りに入ると、まずは生アフレコでの“アドリブ”についての話題に。
榎木さんが「過去のイベントでアドリブをされていたキャストがいらっしゃったので伝統をつがないといけないと思った」とコメント。「手本があったんだ!」と諏訪部さんがすかさずツッコみ、客席からは笑い声が起こりました。
武内さんが榎木さんと共に「(過去のイベントを)飛び越えていかないと」と続け、(アドリブをやる際)榎木さんからの目配せがあったことも明かしました。
諏訪部さんはイベント前に小野さんと衣装の件で連絡を取っていたそう。また、葬儀屋をイメージした衣装については「すみません。普段着で」と冗談交じりに語り、笑いを誘いました。
シチュエーション当てクイズでさまざまな「御意」を披露。回答者の小野さんも披露することに……!?
続いて、「セバスチャンチーム(小野さん・渡部さん・榎木さん)」「葬儀屋チーム(諏訪部さん・武内さん・橘さん)」に分かれ、シチュエーション当てクイズのコーナーへ。
こちらは、お題の台詞「御意」をそれぞれのチームで披露し、5つあるシチュエーションのうちのどれであるかを当てるゲーム。勝利チームには、“イギリスのお土産セット”が贈呈されます。
シチュエーションは、A「相手に見惚れて上の空で返答する御意」、B「急に振られあまり把握してないけどその場しのぎの御意」、C「その命にはあまり乗り気ではないけど言い返せない時の御意」、D「起死回生の命を受け全身全霊で応える御意」、E「相手に絶対服従を誓い誠心誠意、真心を込めての御意」の5つ。
セバスチャンチームの渡部さん&榎木さん、葬儀屋チームの武内さん&橘さんが、自分に与えられたシチュエーションの「御意」を全力で表現。
渡部さんがB、榎木さんがE、武内さんがD、橘さんがCを演じ、各チームのリーダーである小野さん&諏訪部さんが回答。二人とも2問正解となるのですが、ここで、今回披露されなかったA「相手に見惚れて上の空で返答する御意」を小野さんが急きょ披露することに!
しかし、言う台詞を間違え「御意」ではなく「好き」と発言し、恥ずかしがる小野さんの姿に、客席も大盛り上がりでした。
最終的には、葬儀屋チームが勝利を収めますが、渾身の演技を披露した両チーム、全員に大きな拍手がおくられました。
ラストはセバスチャンと葬儀屋の対決シーン。「緑の魔女編」の新情報も解禁
イベントのラストを飾るのは、全キャストによる「寄宿学校編」ラストシーンの生アフレコ。P4がデリックを殺めてしまったシリアスなシーンや、真夜中のお茶会でのセバスチャンと葬儀屋の最終対決を披露しました。
生アフレコを終え、セバスチャンと葬儀屋の対決について、小野さんが「諏訪部さん演じる葬儀屋は永遠の敵」「(諏訪部さんが演じる葬儀屋と)ずっと続く戦いが役者冥利に尽きる」とコメントすると、諏訪部さんは「セバスチャンと葬儀屋のバチバチ感は、演じていて楽しい」と続け、お互いに掛け合いを存分に楽しんでいることを明かしました。
ここで、アニメ『黒執事 -緑の魔女編-』の新情報が解禁に。放送時期が2025年4月に決定したことをはじめ、ティザービジュアル・新規イラストが公開、さらに、ジークリンデ・サリヴァン役を釘宮理恵さん、ヴォルフラム役を小林親弘さんが担当することが発表され、客席から歓喜の声が上がりました。
最後は、キャスト陣が一人ひとり作品に対する想いや、ファンへの感謝の言葉を述べ、イベントは幕を閉じました。
[取材・文/笹本千尋]
『黒執事 -寄宿学校編-』作品情報
あらすじ
名門貴族ファントムハイヴ家の執事セバスチャン・ミカエリスは13歳の主人シエル・ファントムハイヴとともに“女王の番犬”として裏社会の汚れ仕事を請け負っていた。
ある日、シエルの元に女王から、英国屈指の名門寄宿学校・ウェストン校に通う親族・デリックほか複数人の生徒が音信不通になっているという手紙が届く。
かくしてセバスチャンとシエルは、事件を調査するためにウェストン校に潜入する。事件の真相とは…?
キャスト
(C)Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler
『黒執事 -緑の魔女編-』作品情報
2025年4月放送
あらすじ
名門貴族ファントムハイヴ家の執事セバスチャン・ミカエリスは
13歳の主人シエル・ファントムハイヴとともに
“女王の番犬”として裏社会の汚れ仕事を請け負っていた。
女王の命により、ドイツで起こる不可解な死亡事件の調査へ赴くセバスチャンとシエル。
足を踏み入れただけで呪い殺されるという”人狼(ヴェアヴォルフ)の森”について真相を探る二人に
おぞましい呪いが降り注ぐ――。
キャスト
(C)Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler


































































