
【「シャア・アズナブル」って誰!?】『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の視聴に役立つかもしれないガンダム用語|名前がいっぱいある?「赤い彗星」の謎
その後の活躍
一年戦争集結後は、ジオンの残党勢力が拠点とする小惑星アクシズに身を寄せていたシャアでしたが、7年後を描いた『機動戦士Zガンダム』において、クワトロ・バジーナを名乗って地球圏へと帰還。スペースノイドを弾圧する連邦の部隊であるティターンズへの反抗組織であるエゥーゴの一員として、暗殺されたブレックス・フォーラに代わってエゥーゴの代表となり、ブライト・ノアやアムロらかつての敵とも共闘して、ティターンズの打倒を果たします。しかし、この戦いで地球連邦という組織に失望したシャアは、最終的に再び行方をくらましてしまいます。
6年後の『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、ネオ・ジオンの総帥として、地球を寒冷化させるためのアクシズ落としを敢行。アムロやブライトと再び敵として相まみえることになりましたが、アムロとの決着にこだわったシャアは、互角の条件で戦うため、新技術であるサイコフレームを横流しするという、敵に塩を送るような行為も密かに行っていました。
結果的にアムロとの一騎打ちにシャアは敗れ、サイコフレームが起こした奇跡によってアクシズの落下も防がれたものの、シャアはアムロ共々行方不明に。アムロ同様にその生死は明確には明かされていないものの、その後の作品では登場していません。
『ジークアクス』での活躍(※ここからネタバレあり!)
一方、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』においては、パラレルの一年戦争を描いたBeginningパートの主人公として大活躍。
連邦のV作戦を察知してサイド7に派遣された後、ジーンのザクが故障したことで代わりにシャアが自ら偵察に参加。放置されていたガンダム(RX-78-2)に乗り込み、史上初となるモビルスーツ同士の戦闘にも勝利するという、オリジナルでのアムロの役割がシャアに移ったかのような展開が描かれています。サイド7に寄港していたホワイトベースも強奪し、連邦のモビルスーツ開発を大きく遅らせることに成功しています。
その後シャア自身は、専用の赤いカラーに塗り替られ、ニュータイプ用の装備であるアルファ型サイコミュを搭載したガンダムに乗り、木星帰りのニュータイプであるシャリア・ブルと共闘し、多大な戦果を挙げます。
シャアとシャリア・ブルらの活躍もあって、戦況がジオン優位へと傾いていく中、敗色濃厚な連邦はジオンにダメージを与えるため、月面都市グラナダへのソロモン落としを敢行。シャアの部隊はそれを阻止する中核戦力として選ばれますが、ザビ家の復讐に利用できると考えたシャアは、あえて作戦を失敗させようとします。
しかし、シャアが意図しない形で、サイコミュが暴走し、ソロモンの一部が突如消滅してその軌道が変更される「ゼクノヴァ」を引き起こし、シャア自身も消息を立つという、『逆襲のシャア』のラストも連想させる運命を辿ることになりました。
その後の世界では、シャリア・ブルがシャアを探していると語る描写もありましたが、未だ登場していません。おそらく、シャアという存在が『ジークアクス』の真相にも大きく関わって来ると予想されます。ここからの真実はまだ誰も知らない『ジークアクス』の中に存在しています。
シャア・アズナブルがよくわかる動画































































