
アニメ『最強の王様、二度目の人生は何をする?』OPテーマ「KINGSBLOOD」を歌うKALAさんインタビュー|「KINGSBLOOD」は喪失を経験しながらも諦めなかった人たちへのアンセムかつ、生まれ変わって夢を追い続けられるという僕自身とリスナーへの励ましのメッセージです
「KINGSBLOOD」は感動的で希望に満ちていながらも、怒りや悲しみも含んだ感情の嵐のようなサウンド!
──OP曲「KINGSBLOOD」のサウンドや歌詞の紹介、お気に入りのフレーズなどお聞かせください。
KALA:「KINGSBLOOD」は、喪失を経験しながらも諦めなかった人たちへのアンセムです。何があっても、生まれ変わって夢を追い続けられるという、僕自身とリスナーへの励ましのメッセージです。音楽的には、感動的で希望に満ちていながらも、怒りや悲しみも含んだ感情の嵐のようなサウンドになっています。
お気に入りの歌詞は:
“And I still blame myself
I wasn’t strong enough
But I can’t keep suffering”(まだ自分を責めてる/十分に強くなかった/でももう苦しみ続けたくない)
ただ、あなたがこの歌に自分なりの形で共感して、力を得てくれたら、それ以上にうれしいことはありません。
──レコーディングで意識された点や聴きどころをお聞かせください。
KALA:ボーカリストとして最もこだわったのは、1語1語、1音1音に感情を込めることでした。録音も編集も自分で行ったので、細部まで丁寧に仕上げました。
特に日本語のパートは、初めて日本語でレコーディングした曲だったので、普段なら10時間ほどで終える録音に、ほぼ倍の時間をかけて取り組みました。チームが発音のチェックやサポートを丁寧にしてくれたおかげで、納得いく形まで仕上げることができました。
また、音楽的には、北米と日本のサウンドを融合させたこともポイントです。僕のギタリスト、ドラマー、プロデューサーは全員日本人で、日本的なサウンドスケープが曲の中に散りばめられています。僕自身が最終ミックスを担当し、唯一無二のサウンドに仕上げることができました。
「KINGSBLOOD」の曲やストーリーがあなたにとっての力になれていたら嬉しいです
──作品の中で好きなキャラクターとその理由を教えてください。
KALA:シルビーです。彼女は、僕の中で「諦めるな」と言い続けてくれた心の声のような存在です。
──もしアーサーと同じように現世の知識や記憶を持ったまま、赤ちゃんに転生したらどんなことをしたいですか?
KALA:その時に生まれた世界によって変わるとは思いますが、自分の使命として「その世界を今より少しでも良くする」ことを目指したいです。
──キャラクターの中でeスポーツが上手そう、向いてそうだなと思うキャラクターを挙げるとしたら?
KALA:ウィンドサムですね、100%。これはeスポーツ界の中ではちょっとした内輪ネタでもあるのですが、実際に彼の振る舞いや性格は、競技的なゲーム環境にすごく向いていると思います。冷静で、的確で、リーダーシップがある——まさに優れたIGL(インゲームリーダー)です。
※(ウィンドサム=アニメSeason1の時点では未登場キャラ)
──ここまでご覧になってくださっている皆さんへメッセージをお願いします。
KALA:「KINGSBLOOD」への反響は、僕の人生で経験した中でも別格のものです。心の底から、ストリーミング、いいね、シェアなど、あらゆる形で支えてくださったすべての皆さんに感謝しています。
僕の曲やストーリーが、あなたにとっての力になれていたら、それは僕が音楽から受け取ってきた助けと同じ価値を持ちます。
実はこれから、日本に移住します。キャリアの中で最大の決断で、正直ちょっと怖い部分もありますが、とてもワクワクしています。これからライブ、ツアー、フェスなどをたくさん開催しますので、「KINGSBLOOD」や僕の他の楽曲を気に入ってくださった方は、ぜひ遊びに来てください。
“Don’t let the hero in your die.”(あなたの中のヒーローを死なせないでください)
よろしくお願いします!


































