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- 万木サエ
- 旅行、グルメ、テーマパーク系のライターを経て、アニメのジャンルへ出向。ネコとハワイと『バクテン‼︎』が大好き☆

『40までにしたい10のこと』は、「月刊マガジンビーボーイ」にて連載中のマミタ先生が描くBL作品。7月からドラマが放送され、主役を演じる風間俊介さんと庄司浩平さんの演技が話題になっています。
本作は演技派の風間さんの抜擢ということもあり「見たい!」と思っていた作品でした。風間さんの演技が好きで出演する作品は大体チェックしているのですが、BLドラマへの出演が解禁されたときはとても驚きました。
期待と不安が混ざった複雑な気持ちでドラマを視聴。期待を裏切らない風間さんの演技力と、庄司さんのフレッシュさの中にある甘い演技に魅了され、ドハマりしたのは言うまでもありません。
そこで本記事で、可愛さが詰まった風間さんと、カッコイイがカンストしている庄司さんの魅力について語らせていただこうと思います。
主役の十条雀を演じている風間俊介さん。ドラマ「3年B組金八先生」での演技が評価され、かつて所属していた事務所の俳優枠として数々の作品に出演。正義感の強い刑事から家庭的なパパ、ときにはサイコパスな役までこなし、朝ドラにも大河にも出演されている、役の振り幅も広い演技派俳優の風間さんの初BLドラマ! キャスト解禁後から大反響でした。
くまの着ぐるみに、すずめのぬいぐるみ、ファンシーなものが好きな雀。その雀の可愛さが魅力の原作に、風間さんがどう挑むのか。ベビーフェイスと言われる風間さん故に期待はしていましたが……期待以上の可愛さです! 本人も現場で「可愛くなろう」と声に出して宣言していたというエピソードも。
個人的に、風間さんは目の演技力に長けていると思っており、今回もそれが存分に表現されているなと感じました。とくに“困り顔”が上手いんですよね。慶司の強引な行動に動揺しながらも流されてしまう、困った顔をする雀に可愛らしさが溢れていました。
後述する身長差からの可愛さや、すずめのぬいぐるみ(=すず子)と会話するシーンなど、第1話から“可愛いが大渋滞”なのですが、私が注目したのはオフィスで「40までにしたいことリスト」を書くシーン。やりたいことをモノローグで伝えていくなか、「シーパラにも行ってみたい」という願望だけポロっと独り言を言うんです。その声が、会社のできる上司・十条ではなく、素の雀が出てしまっているところが最高に可愛いと思いました。
相手役の田中慶司役を演じているのは庄司浩平さん。現在、日曜朝9:00から放送されている『仮面ライダーガヴ』に出演中で、俳優デビューは『魔進戦隊キラメイジャー』。人気俳優の登竜門を両方くぐっている庄司さんは、語学が堪能で、一人でパリコレに挑戦したことも。
本作のドラマはオーディションで役を得たとのことですが、年齢よりも落ち着いていて知的な印象のある庄司さんは、年下なのにしっかりしていて包容力があるシゴデキな後輩・慶司とリンクしていて、まさにはまり役! 声が良くてさわやかな色気も慶司にぴったりですよね。
庄司さんが普段お話されているときを拝見すると、言葉が丁寧で、教養のある人の話し方だなと感じるのですが、そんな庄司さんが慶司として、「ガチ」とか「バリ」とか若者言葉を使うところに、萌えを感じてしまいました。
高身長でイケメン、仕事はもちろん人への気遣いもできる慶司は、もちろん会社でモテモテ。さらに料理もできるいわゆる“スパダリ”なのですが、時々出てくる後輩ムーブとのギャップが最高です。雀に挨拶をちゃんとするところがいい、嬉しいと言われたときの「やった! 褒められた」と喜ぶ慶司が可愛い! 庄司さんのはにかむ演技がめちゃくちゃいいんです。
第1話を見た方はみなさん言っていますが、改めてここでも書かせてください。2人の身長差が本当に尊い……。庄司さんは188㎝もあり風間さんとの身長差は24㎝! 原作は雀が170cmで慶司が187cmの17㎝差。実写が原作を超えてきたところに感嘆の声が上がりました。
まさに第1話の見どころでもある「慶司のスマホを取り上げようとして雀がピョンピョンする」シーン。実際、本当にジャンプしても届かなかったと話す風間さん。リアルに身長差が感じられ、萌えを供給してくれたことは間違いありません。
そしてみんな大好き「バックハグ」のシーン。身長差がよりバックハグの良さを惹き立てていました。このあとに続くシーンで、カメラアングルが雀目線と慶司目線になるところも良い! 身長差から常に上目遣いになる雀の可愛さとか、見上げる角度の慶司のカッコ良さとか、お互いがこういう風に見えているんだなというのが感じられ、2人の世界が覗けた気分でした。
第1話では「バックハグ」、第2話では「口についたソースを拭う」シーンが見られ、毎回キュンなシーンを見せてくれますが、原作を読むと、今後「頭ポン」や「壁ドン」らしきシーンが……! 腐女子が大好きなシーンがてんこもりの本作品。2人の身長差を活かしたどんなシーンになるのか……楽しみです。
そしてオフィスラブの醍醐味——苗字での呼び方から名前呼びに変わる瞬間……! 原作に……あります! 部署に「田中」が2人いることから、あとから異動してきた慶司が必然的に名前呼びになっているという設定なので雀は始めから「慶司」と呼んでいますが、一方の「十条さん」と呼んでいる慶氏が「雀さん」と呼ぶシーンが。想像しただけでドキドキします。庄司さんのイケボイスから繰り出される「雀さん」の破壊力、半端なさそうですよね。
まさかここにきて、風間さんの着ぐるみ姿が拝めるとは! 着ぐるみを着てぬいぐるみをぎゅっとする風間さんに悶え狂うかと思いました。そして風間さんのつぶらな瞳が良いんですよね! 風間さんの新たな「可愛い」という魅力を存分に堪能しました。
最後にもうひとつだけ私が感じたキュンポイントを語らせてください! タコ焼き器を購入して雀の家に押し掛けた慶司が、雀がぬいぐるみに名前をつけていることを知り、「え~可愛い~」と言ってすず子の口ばしをチョンチョンチョンと触るところ、可愛くなかったですか!? 演出なのかアドリブなのか……どちらにせよ、私はこの瞬間に庄司さんのファンになりました!
今後どんな2人が見られるのか、金曜の夜が楽しみでなりません! 1週間仕事が頑張れそうです!

アニメイトタイムズのお仕事のほか、旅行、グルメ、ウェディング、テーマパーク系のライターをしています。 旅行に行けなくなって、漫画やアニメにハマリ、今はもっといろんなジャンルを知るべく武者修行中! スポコンアニメを見て、一緒に泣いたり熱くなったりするのが最近のストレス発散方法。 ネコとハワイと『バクテン‼︎』が大好き☆
