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『しろひよ』連載第2回キャスト座談会

前世の記憶が生えても、5歳の子どもの魂は残っている──アニメ『白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます』久野美咲さん×伊瀬茉莉也さん×土岐隼一さん×豊崎愛生さんによるキャスト座談会【連載 第2回】

 

『しろひよ』の現場には穏やかで優しい風が吹いています

──演技に関してはディレクションはあったのでしょうか?

久野:アニメの収録より前に、ドラマCDの収録があったんです。オーディションもあったのですが、ドラマCDの収録の時から役作りについてのディレクションはあまりなく、任せてくださっている部分が大きいなと感じていました。

伊瀬:実際の役作りでは、いったん12~13歳ぐらいのレグルスくんを設定し、そこから徐々に幼くしていってます。

豊崎:第1話の収録が始まる前、佐藤(まさふみ)監督がアフレコブースに来てくださって、「可愛い作品にしましょう」と言ってくださったのが印象的で……。その言葉でスタッフチームと声優チームの双方が、「見てくださった方の心が癒やされるような、温かいものが残る作品にしたい」と、同じ方向を向くことができました。なので、そのときからずっと『しろひよ』の現場には穏やかで優しい風が吹いています。

 

 
久野:私もセリフ数がすごく多くて、歌のシーンもあって、プレッシャーを感じていたのですが、佐藤監督のそのお言葉があったお陰で、「私も楽しみながら、みんなで一緒に頑張ろう」という気持ちになれました。とてもありがたかったですね。

──アフレコ後のブース外でのやりとりからも、みなさんがとても仲が良いのが伝わってきました。

久野:へへへ、嬉しいです。役作りは任せていただいていましたが、その時々のシーンではディレクションをいただいていました。今回の第3話だと、鳳蝶くんがレグルスくんのためにお父さんとお母さんを怒るというか、諭す場面で、ここは「ものすごく淡々と言ってください」とディレクションをいただいて。感情をコントロールしながら冷静に非難する言い方は苦戦しました。

土岐:僕はSEでちょっと遊びすぎて、ディレクションされたりしています(笑)。アニメとドラマCDの違いって、SEが入ったり、絵にオノマトペが入ったりという遊びの部分だと思うんです。その抜け感みたいなものを出そうと遊んでみたら、遊びすぎて渡辺音響監督から、「そんなに汚くなっちゃダメ」って言われました(笑)。

──でも、まずは試してみることが大切ですよね。

土岐:うまくいったパターンだと、鳳蝶くんの頬を揉むときの「もっちもち」。我々エルフ族は鳳蝶くんをもちもちすることが生き甲斐なので、もちもちするシーンは何かしたいなとずっと思ってて、「もっちもち」というSEが出たときに勝手に「もちもち、もちもち」言ってたら、「それ、入れよう」ってなりました。

 

 

──「もちもち」はアドリブだったんですね。

土岐:台本には書いてなかったんです。そういう揺らぎというか、ちょっと崩すというのは、みんなもやっているかもしれません。

──ロマノフは非常に長命な種族ですが、長く生きていることが演技に影響を与えたりはしていますか?

土岐:僕は、彼らの人格を形作ってきたのは何年生きたかではなく、相対した人とどういうコミュニケーションを取ってきたかだと思っています。もしもロマノフが今まで生きてきて、その間に人間に愛想をつかしていたとすれば、人間と同じ目線に立って笑い合うこともなかったでしょうし、百華公主のように鳳蝶くんのことを自分の甥や姪のように目にかけることもないと思うんです。

だから、演じるうえで重視したのは生きた長さよりも出会った人々との会話や関係性です。その上で、やはり人間ではない種族が持つ性質や雰囲気も頭に置いて、彼だったらどうするかということを形にしていってます。

 

 

──百華公主はエルフ以上に特殊な存在ですが、演じるうえで考慮されていますか?

豊崎:第1回目の座談会でもちょっとお話ししたんですが、彼女、ミーハーでして(笑)。ほかにもミーハーなキャラは出てくるんですが、百華公主はレベルが違う。もちろん神様なので、それ相応のオーラを出すことはありますし、どこか達観しているような雰囲気もあるんですけれど、それ以上にミーハー(笑)。美しいものが好きだったり、「惚れた腫れた」の歌を所望したり……。そういう彼女ならではの親しみやすさを演じる中で出せたらいいなと思っています。

 
※続きは、第5話放送後に公開!

 

作品情報

白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます

あらすじ

もっちもちほっぺに、まんまるお腹。
わがまま放題に育った5歳児、菊乃井鳳蝶に生えたのは、前世――
料理と裁縫と歌をこよなく愛す「オトメン」な俺――の記憶だった。

きらきらファンタジーな現世には、
優雅で美しいものや不思議なものがいっぱい!
見目麗しいエルフに、人智を越えた存在の神々に、魔術の力まで!
そして何より、ふわふわ「ひよこ」で
「にぃにが大好き」な弟のレグルスくん。

でも、見えないところでは、伯爵である菊乃井家内部の軋轢や、
帝国貴族の腐敗が進んでて……。

前世のスキルに、神々やエルフ、ときどき魔術の力を借りながら、
幼い兄弟が挑戦する領地経営ファンタジー!

キャスト

鳳蝶:久野美咲
レグルス:伊瀬茉莉也
ロマノフ:土岐隼一
百華公主:豊崎愛生
ロッテンマイヤー:七緒はるひ
宇都宮アリス:引坂理絵
ヴィクトル:遊佐浩二
イゴール:村瀬歩
ラーラ:七海ひろき

(C) やしろ・TOブックス/しろひよ製作委員会

 

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