
『陰陽廻天 Re:バース』木村太飛さん、内田真礼さん、木村良平さんの公式インタビューが公開! 中盤の放送に向けて、予測不能な物語の印象を語る
2025年7月2日(水)より放送中のTVアニメ『陰陽廻天 Re:バース』。
第4話の放送で、安倍晴明が告げた意味深な発言や新たなキーワードが登場し、この先の展開に注目が集まる中、業平 猛役の木村太飛さん、ツキミヤ役の内田真礼さん、安倍晴明役の木村良平さんの公式インタビューが公開されました!
<以下、公式発表の内容を引用して掲載しています>
木村太飛さん、内田真礼さん、木村良平さんの公式インタビュー公開!
――第4話では〈百年夜行〉もあり、いよいよ物語が大きく動き出しました。安倍晴明がいったい何者なのかというのも、とても気になります。
木村良平(以下、良平):この作品の安倍晴明は、どうやら良い人そうで良かったです。町の復旧も手伝っていましたから。
木村太飛(以下、太飛):そうですけど、そのあとが問題なんですけどね……。
内田真礼(以下、内田):ちょっと、怪しいですよね(笑)。
良平:いやいや、(読者の皆さんに)良い人そうですよね? それより、映像の迫力が本当にすごくて! 僕たちは、まだアニメの画ができていない状態でアフレコをしていたんですけど、完成したアニメの映像を見て驚きました。
太飛:臨場感が、アフレコのときと全然違いましたよね。
――それぞれのキャラクターに声が入ったのを聞いて、どう思いましたか?
太飛:ツキミヤさんは、第一声から“姫”という感じがしました。安倍晴明は、とても色っぽい雰囲気があるなと思っていました。
良平:僕は太飛とはじめましてだったけど、タケルは台本で読んだイメージ通りだな、なるほど!という感じでした。個人的にはアツナガとユラのコンビも好きで、ユラ役の永瀬アンナさんもはじめましてだったんですけど、2人のバランスもすごく良くて、掛け合いのテンポも気持ちが良かったです。
内田:アフレコで印象的だったのは、スタジオに大きなブースと小さなブースがあり、セリフが被っていると、VIPルームと呼ばれる小さなブースの方に入って収録を行うんです。私も太飛くんも行ったし、結構みんな経験しているんですよね。
良平:基本的には、〈怨人(おに)〉役の人が行くんですけどね。声を加工するから。
内田:そのブースに誰かが行くときは、「いってらっしゃい、頑張って!」と言って送り出していたのが面白かったです。そこに行くと、他の人の声も聞こえないから、ものすごく寂しいんです。だからあのブースに行くのが、アフレコでは恐怖だった印象があります。基本的には人が多く、賑やかな現場だったので。
――タケルが死ぬと、世界がやり直されるという物語となりますが、この作品ならではだなと感じたところはありますか?
太飛:タケルが新しい情報を得て、過去に戻ってやり直していくというのを繰り返すのですが、安倍晴明は何者なんだろうというのが、ずっと謎なんですよね。
僕たちは台本を最後まで読んだ上で演じているんですけど、「ここはミスリードさせているのか」と感じるシーンが多いんです。まだ第4話なので、この先どうなっていくのかは、誰もわからないと思います。
内田:今のは何だったんだろうと感じるシーンが多いんですよね。そもそもループものを扱った作品は頭が混乱するような場面も多いのですが、この作品ではタケルが真っ直ぐに突っ走ってくれるので、タケル目線で見ると、この世界にすんなりと入りこめると思います。晴明は謎のままでいいと思いますし、アツナガはちょっとずつ信頼してもいいと思います。そしてツキミヤのことは好きになっていいと思います!
太飛:ツキミヤさんは、ずっとかわいいです!
内田:演じていても思うのですが、ツキミヤはツキミヤで、ズルい女だよなぁとは思います(笑)。とても魅力的ですけど。
太飛:確かに! あんなことを言われたら、タケルも命を懸けちゃいますよね!
良平:ちゃんと、そのズルさを汲み取った芝居をしているところが、すごいんですよ。
内田:第4話のお祭りデートでも、「もっとかわいく! もっとかわいく!」というディレクションがありました。
――アニメが進んでいって、意外に感じたところはありましたか?
良平:ループもので、何度も繰り返すシーンがあるので、「これはどういうことだろう?」と、モヤっとする部分はあるんです。でもこの作品は、それをあえて説明しないんですよね。以前の記憶を持っているのはタケルだけなので、一度築いた関係性を、また新たに構築していくんですけど、そこでタケルの個性というか無邪気さが生きるんです。前世で培った信頼を、そのまま持ち込んで人と接していくから、相手は戸惑うんだけど、突っぱね切れない。それによって、もう一度関係性を構築していく寂しさが緩和されているなと思いました。だからタケルって、すごくよくできたキャラクターなんですよ。真っ直ぐで少し懐かしいタイプの主人公かもしれないですね。
太飛:僕が昔見ていた時代のアニメの主人公のような感じで、「これこれ!」って思っていました。
内田:ここまで突っ走ってくれると気持ちがいいです。朝とか夕方に放送されるアニメの主人公みたいで。
太飛:話自体は、タケルが死んでループするわけだから、絶望が何度も来ることになるんですけど、いくら負けても諦めないのが、タケルなんですよね。
――第4話までで、印象に残っているシーンはありますか?
太飛:第2話の後半で、アツナガが「お主が未熟でも、いないよりマシだ」と言って、タケルを自分の式神に乗せるところは熱かったですね。血湧き肉躍る感じがしました。
内田:でも、ユラとしては急に相方だったアツナガをタケルに取られちゃったわけでしょう。相当腹が立ったと思う!
太飛:ユラって、不憫かわいいみたいな感じがあるんですよね……。しかもアツナガのことを、明らかに好きじゃないですか。
内田:絶対にアツナガと〈五霊星〉になりたいだろうし、(第3話の模擬戦では)何でカジキと?みたいな気持ちもあるだろうし……。しかもアツナガもアツナガで、「耐久力のあるカジキとなら、お前らしい戦いができる」とか言ってくるわけじゃないですか。はぁ?ってなりますよ。
――かなりユラに感情移入していますね(笑)。
内田:そりゃタケルを蹴り倒したくもなります!
良平:しかもタケルはタケルで、アツナガと式神を動かすことに、何の感慨もないからね。
太飛:そうなんですよ! タケルは、ただツキミヤさんを守りたいだけなので、僕も演じるときは、何も考えないようにしていました。
――ツキミヤで印象的だったシーンは、どこになりますか?
内田:やっぱり第4話のタケルとのデートシーンですね。ここまで、助けてくれてありがとう、という感謝の思いはあったのですが、2人でどこかに出かける場面は初めてだったんです。なので等身大の2人のデートをすることができたし、このシーンを演じていてとてもときめきました。
――安倍晴明は第4話のアバンで暴走したタケルを止めたり、1000年以上生きている、みたいな発言もあり、いよいよ謎めいてきた感じがします。
良平:確か収録でも、完全に良い人ムーブではなく、ちょっと何かあるんじゃないかというニュアンスにしてほしいみたいな話をした気がします。僕は良い人路線で行きたかったんですけど、ドラマの演出上、ちょっとくらい匂わせてもいいかもしれないね?みたいなことになったのでそうしています。なので皆さんは、この先を楽しみにしていただきたいです。
――第4話の最後は、〈百年夜行〉で敗れてしまいました。今後は、どんな展開になっていくのでしょうか?
良平:見ている側からすると、今後の展開が分かり辛い部分もあると思うんです。もちろん、それらの謎は徐々に明かされていきますし、逆に驚くような出来事も今後は起こってくるので、心を強く持って、ぜひ物語について来てもらえたらと思います。
内田:第4話ですと、ちょうどこの世界のことが少しわかってきた頃だと思うんです。次にどんな展開があるのか。『陰陽廻天 Re:バース』というタイトル通り、ストーリーが何転もしていくのが、この作品の魅力だと思っているので、オリジナル作品の行く末を、見届けてほしいです。
太飛:第4話のラストで「期待外れでした。この平安京は終わりです」と言っていた晴明は、一体どんな存在なんだ、と思いつつ、第4話までで既にハードな展開がたくさんあったので、考察ができるくらいの情報が揃ったと思っています。ここからその謎がどんどん明かされていくので、考察をしながら楽しんでほしいです。あと、第1話のときのインタビューでも話しましたが、タケルという存在にも、ぜひ注目してほしいです。
『陰陽廻天 Re:バース』作品情報
あらすじ
時空爆走系ヤンキーによる、異世界バトルアクション始動!!
絶対ェ助け出す!異世界だろうが!何度死のうが!
誰ともつるまず1人孤独に喧嘩に明け暮れるヤンキー高校生・業平 猛 (なりひら たける)は、夢に何度も現れる謎の少女・ツキミヤに想いを募らせる日々を過ごしていた。
そんなある日、タケルは不慮の事故で崖から転落。
意識を取り戻すと目の前に広がっていたのは、テクノロジーが高度に進化を遂げた平安京・《電祇平安京(でんじへいあんきょう)》。そこは、最強の陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)が守護しており、憧れのツキミヤが現実に存在する別世界だった!
夢にまで見た運命的な出会いに舞い上がるタケルだったが、突如発生した黒い霧《闇薫(やみかおる)》の中で《怨人(おに)》と呼ばれる化け物によってツキミヤもろとも命を落としてしまう。
――しかし、次の瞬間、タケルは再び電祇平安京で目を覚ます。
やがて自身がタイムリープしたことに気づいたタケルは、ツキミヤが命を落とす未来に抗うため、安倍晴明から陰陽術を習得し、陰陽師として戦うことを決意する――!
キャスト
(C)作乃藤湖/「陰陽廻天 Re:バース」製作委員会













































