
『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』アース・スターノベル10周年夏祭りステージレポート|フィーアの魅力にキャスト一同も骨抜きに?
2025年7月19日(土)、ベルサール秋葉原にてアース・スターノベル10周年を記念した「アース・スターノベル10周年夏祭り」が開催されました。イベントでは各種展示のほか、アース・スターノベル原作作品が多数メディアミックス化されるにあたり、豪華出演キャストが登壇するスペシャルステージを実施。アニメ化やキャストの発表も続々と行われました。
そんなステージイベントのうち、ティザービジュアルの公開や2026年放送決定が発表された、TVアニメ『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』(以下、『大聖女』)スペシャルステージをレポートしていきます。
AnimeJapanを経て、若山さん、徳留さん、梅原さん、島﨑さんの4人がついに揃い踏み!
ステージが開始すると、MCの森遥香さんの呼び込みにより、フィーア役・若山詩音さん、ザビリア役・徳留慎乃佑さん、サヴィス役・梅原裕一郎さん、シリル役・島﨑信長さんの4名が登場。
島﨑さん以外の3人はAnimeJapanでのステージで一緒したばかりでしたが、当日島﨑さんは同じ会場にはいたものの別現場に居たため4人が集合するのはこれが初のイベントとなります。
今回はAnimeJapanの時より少しだけ深ぼった話ができればということで、まずは初めて原作を読んだ時の感想をMCより尋ねられます。若山さんは「普通力を手に入れたら使いたくなると思うけれど、フィーアは逆に隠さないといけないというのが新しいと思ったし、ドキドキ感もあって続きが読みたくなる作品」と感じたそうです。
徳留さんはオーディションのときに初めて読んだそうで、「フィーアがかわいいなって思って読んでいたけれど、自分が演じることになって改めて読み直したら”ウチのフィーアかわいすぎ!”ってなった」とフィーアへの愛をアピール。
梅原さんは「フィーアという人物のエネルギッシュさやかわいらしさが物語を引っ張っていく」と分析しつつ、「男性キャラクターもいっぱい出るけれど恋愛ではなく友人として惹かれていくというのが面白い」と感想を語ります。
島﨑さんもフィーアの前向きさがすごいと語りながらも、「食べすぎてすごいお腹になっちゃうフィーアもいたり、前世の力以外はひた隠しにしていない。なんなら前世の力もあまり隠せていない」というギャグ要素のある一面にも触れ、「あそこまでやらせちゃえるのが作品の懐の広さを感じるし、恋愛に重きをおきすぎてないのが珍しい」と回答していました。
続いては自身が演じるキャラクターの魅力と、すでに始まっているというアフレコについてMCから尋ねられると、若山さんは「フィーアは天真爛漫で元気な子で、一緒に居る人たちにも元気を与えられるような子。大聖女としての記憶があるので、戦闘とかですごい冷静になる瞬間があるので、そのギャップや切り替えを意識している」と、現在のフィーアと大聖女としてのフィーアの切り替えをハッキリさせるよう意識しているそうです。
徳留さんも「ドラゴンというすごい存在なんだけれども、フィーアと接してる時のかわいさにぜひ注目してほしいです。フィーアと他の人と接する時の差や関係性を大事に演じています」と、こちらも切り替えの差を見てほしいとアピールしていました。
梅原さんは「黒龍騎士団の団長で王位継承権1位ということで、セリフは少ないが、嫌な圧ではなく立場的な圧、一言で威厳やオーラが出るように心がけている」と少ないセリフながら存在感が出せるよう演じているそう。一方で「でも意外と団の中では気さくな面もある」と意外な一面にも注目してほしいそうです。
島﨑さん演じるシリルについては「基本的にはいいお兄さん」とし、「個性的なキャラがいっぱい居る中で普通な感じがあるけれども、次第に何かあるのかなってのが見えてくる」と少しだけ意味深な発言が。「今のアフレコの時点ではいい感じのお兄さんだけど、なにかちょっと引っかかるなってシーンが出てきたら少し気にして見てもらえたら」と注目ポイントを語ります。
キャラクターについて理解を深めたところで、なんとここで新情報解禁コーナーが。ティザーPVが初公開されると共に、PV内で2026年放送が発表されました。
スタッフ情報も公開となり、監督の牧野友映さん、シリーズ構成の赤尾でこさん、キャラクターデザインの栗田聡美さん、音楽の末廣健一郎さんと、スタッフ陣からのお祝いコメントも寄せられました。
PVを見た上で改めてネタバレにならない程度に見どころを尋ねられると
「いろんな場面で音圧がすごい。フィーアを取り囲む人たちがみんなでツッコミをするところとか」(若山さん)
「たくさんキャラクターが出てきて、魅力的な声優さんもいっぱい出てくるのでお楽しみに」(徳留さん)
「30分という尺の中でフィーアの表情がコロコロ変わる。そのコロコロ変わるフィーアを頑張って若山さんが演じてるのにも注目」(梅原さん)
「原作小説、コミカライズ、アニメときて、時間と話数が限られてる中で、少し再構成されている。スタッフのみなさんが大聖女をよりよく伝えるために工夫しているのが感じられるので、新しい魅力が見つけられるのではないか」(島﨑さん)
と端的に魅力を話し、より作品が楽しみになるコメントをしてくれました。
作品についてまだまだ掘り下げたいことはありつつも、イベントはここで終了の時間に。最後は改めてイベントの感想と、アニメを楽しみにしてくれているファンへのメッセージが贈られました。
「初めてアニメのアフレコについて触れられる機会があって嬉しかった。キャストもスタッフも愛を持って制作させていただいているので、原作が好きという方も、まだ読んだことないよという方も楽しめると思います。できればアニメが始まる前に、一度原作小説やコミックスにも触れてもらえるとより嬉しいです」(若山さん)
「スタッフはじめみんなとっても愛を持って作っていますので、とっても素敵な作品になっています。まだアフレコは終わっていないけれど、こうしてみなさんに会えてもっともっと頑張ろうという気になりました!」(徳留)
「まだ言えないことも多い作品ですが、絶賛アフレコ中で、PVも公開されてより一層期待が高まったのではないかなと。2026年の放送をぜひ楽しみにしていてください」(梅原さん)
「ひとつのレーベルだけでこうして貸し切ってイベントできてるのが本当にすごいなと。しかもそのトリをこの『大聖女』が飾れて嬉しいです。フィーアちゃんが彼女らしく周りの人を巻き込んで、元気をもらえる作品になっていますので、2026年を楽しむ原動力になれれば嬉しいです」(島﨑さん)
作品情報
あらすじ
死にかけた彼女が思い出したのは、なんと規格外のチート能力を持つ「大聖女」としての前世で!?
大聖女として騎士とともに戦い、
最後に魔王の右腕によって無残に殺された300年前の過去だった――
記憶を思い出したことで、「大聖女」の力も蘇ったフィーアだったが、
前世で魔王の右腕から「聖女として生まれ変わったら殺す」と脅されたことを思い出し、
その力を隠しながら騎士として生きていくことを決意する。
しかし傷ついている人を見たら放っておけないフィーアは、
度々遭遇する事件で頻繁に力を使ってしまう。
果たして聖女であることをひた隠し続けることができるのか…!?
キャスト
(C)十夜/アース・スター エンターテイメント/黒竜騎士団
公式サイト https://daiseijo-anime.com/
公式X https://x.com/daiseijo_anime














































