
TVアニメ『ゲーセン少女と異文化交流』キャストリレーインタビュー第5回:望月桃子役 茅野愛衣さん|桃子は見た目からは想像できない意外な“ギャップ”が魅力
蓮司はこの作品の良心だと思います
──そして、第10話では桃子が格ゲーマーとして大活躍しました。
茅野:ゲーム歴わずか1ヶ月なのに、格闘ゲームの大会で決勝戦まで進めるなんてすごすぎますよね! 剣道経験があるから、動体視力が優れているんだと思います。繰り返しになりますが、桃子は見た目からは想像できないギャップが魅力なので、この展開も意外性があって楽しかったです。
──ここまで桃子を演じられてきて、音響監督から何かディレクションはありましたか?
茅野:特に細かい指示はありませんでした。まずは思うままに演じてみて、やりすぎてしまったところに「そこまでやらなくて大丈夫です」と調整が入る形でした。
──そういう場面があったんですか?
茅野:桃子は「お姉さんらしく」というベースがあるので、掛け合いの中ではしゃぎすぎてしまうと、「もう少し落ち着かせてください」というディレクションをいただくことがありました。ドジっ子なシーンから始まったので、最初は少しかわいらしさを強めに出したんです。モグラ叩きのシーンも「めェん!」と、思い切り叫んでよかったので(笑)。
ただ、それ以外は「精神年齢を下げすぎない」「お姉さんらしさを出す」というのが桃子らしさなんだなと解釈しました。かわいらしさと落ち着きを兼ね備えたキャラクターにするために、音響監督さんがバランスを取ってくださったんだと思います。
──アフレコ現場の思い出は何かありますか?
茅野:『ゲーセン少女』は珍しく、セリフが重なっても大丈夫だったんです。キャラクター同士の掛け合いって、テンポが早い場面だとマイクに声が重ならないように、実は別録りをしてから重ねることがよくあります。でも、この作品では気にしなくて大丈夫とのことでした。きっとキャラクターの動きが細かいので、セリフのテンポ感、スピード感が必要だったんだと思います。別録りが本当に少なくて、そのぶん自然な会話の流れになりました。
──では、これまでを振り返り、特に印象に残っているシーンを教えてください。
茅野:何より、原作の安原(宏和)先生の絵がそのまま動き出したような映像に感動しました。特に印象に残っているのが、第1話の冒頭。リリーちゃんがゲームセンターにたどり着き、色彩が一変する演出が本当に素晴らしくて。リリーちゃんの世界が広がるかのようでした。その演出を見てから、桃子の登場回がとても楽しみになったのを覚えています。あとはやっぱり、蓮司が本当に魅力的なのがこの作品のいいところだと思います。
──蓮司のどんなところが魅力的だと感じますか?
茅野:やっぱり第1話からリリーちゃんに親切に接していたところですね。ちゃんとメッセージカードの意味を調べ、律儀に返事をするんです。近すぎず遠すぎない距離感に蓮司の真面目さが感じられました。リリーちゃんがゲーセンで最初に出会ったのが蓮司でよかったなと思うくらい、蓮司はこの作品の良心だと思います。
──蓮司は困っている人に手を差し伸べられる人でもありますよね。
茅野:リリーちゃんも不安だったと思うんです。日本にきたばかりで友達もいない。たまたまゲーセンに入ったけどクレーンゲームがなかなかうまくいかない。そんな彼女をちゃんと気づかえたのが蓮司だったので、私も彼のように、人の小さな困りごとに気づける人でありたいなと思いました。
──先ほどプリントシールの思い出を語っていただきましたが、ゲーセンでゲームをやることはあったんですか?
茅野:ゲーム自体、普段からそんなにやらないタイプなんですが、学生時代は友達と学校帰りにゲーセンにいって、『pop'n music』をよくやっていました。
──いわゆる音ゲー(音楽ゲーム)ですね。
茅野:当時すごく流行っていて、ゲーセンと聞いたときによく遊んでいたことを思い出しました。さらにさかのぼった思い出だと、小学生の頃にやったクレーンゲームの思い出があります。ピングーというキャラクターの、リモコンで動かせるぬいぐるみなんですが、それを取れたのが本当にうれしくて。初めてだったんです、クレーンゲームで景品を取れたのが。その喜びはいまでも鮮明に覚えていますね。達成感や喜びが強いぶん、クレーンゲームは記憶に残りやすいのかもしれません。
──では最後に、今後の見どころを教えてください。
茅野:残り2話ですが、この先の話数もきっと肩の力を抜いて楽しめると思います。かわいいリリーちゃんを見ているだけでも心が和むので、ぜひ疲れた日や学校、職場から帰ったあとに何度も繰り返しご覧になって癒されてください。よろしくお願いします。
作品情報
あらすじ
何度挑戦しても景品を手にできず涙目のリリーに、思わず蓮司は手を貸す。
無事にぬいぐるみを手にしたリリーから後日渡されたのは、思わぬメッセージカード――—
“Be My Valentine!” (私の恋人になって!)
キュートで天真爛漫な英国少女との出会い。
勘違いから始まる、ゲーセンでの異文化交流!
キャスト
(C)安原宏和/KADOKAWA/ゲーセン少女と異文化交流会











































