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- 藤崎萌恵
- 数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスが癒し。主な記事は『チェリまほ』『陳情令』等。

コミック初登場巻:73巻
〈TVアニメ〉
・646~647話「幽霊ホテルの推理対決」73巻
・648~650話「探偵事務所籠城事件」73、74巻
・651話「コナンVS平次 東西探偵推理勝負」74巻
・652~655話「毒と幻のデザイン」74、75巻
・656~657話「博士の動画サイト」74巻
・661~662話「小五郎さんはいい人」75巻
・671~674話「探偵たちの夜想曲」76話
・675~676話「1ミリも許さない」76巻
・690~691話「工藤優作の未解決事件」77巻
・699~700話「灰原の秘密に迫る影」77巻
・701~704話「漆黒の特急」78巻
・724~725話「怪盗キッドと赤面の人魚」78、79巻
・727~728話「果実が詰まった宝箱」80巻
・740~741話「蘭も倒れたバスルーム」81巻
・744~745話「容疑者か京極真」81巻
・754~756話「赤い女の惨劇」82、83巻
・759~760話「意外な結果の恋愛小説」83巻
・785~786話「太閤恋する名人戦」85巻
・787~788話「真夏のプールに沈む謎」85、86巻
・827~828話「死ぬほど美味いラーメン2」88巻
・836~837話「仲の悪いガールズバンド」88、89巻
・853~854話「サクラ組の思い出」87巻
・863~864話「霊魂探偵殺害事件」90巻
・878~879話「試着室の死角」91、92巻
・881~882話「さざ波の魔法使い」92巻
・919~920話「JKトリオ秘密のカフェ」94巻
・927~928話「紅の修学旅行」94、95巻
・941~942話「マリアちゃんをさがせ!」95巻
・993~995話「代役・京極真」96、97巻
・1002話「米花商店街ダストミステリー」
・1018~1020話「骨董盆は隠せない」97、98巻
・1033~1035話「太閤名人の将棋盤」98巻
・1045~1046話「天罰くだる誕生パーティー」98、99巻
・1144~1145話「ホテル連続爆破事件」103巻
〈劇場版〉
・第18作『異次元の狙撃手』
・第24作『緋色の弾丸』
コナン、蘭、園子はホテルのケーキバイキングに行く途中のバスの車内で、謎の“少年”と遭遇。痴漢と勘違いした蘭の攻撃に、彼は截拳道で対抗します。「世良」と名乗るその人物は探偵を自称し、殺人事件のトリックの再現にわざと失敗したような素振りも。コナンは仕方なく新一からの電話を装い、事件は解決へ。世良はなぜかコナンのことを知っているようでした。
後日、蘭たちのクラスに世良が転入してくるのですが、男だと思われていた世良が実は女だったと知り、蘭と園子は驚いています。
コナンが開設した毛利探偵事務所のホームページに、コインロッカーの鍵を探す依頼が舞い込みます。その後、探偵事務所内で殺人事件が起き、その犯人にコナンが連れ去られるという予想外の事態に。
小五郎と蘭は安室 透の車に乗り込み、コナン誘拐の知らせを受けた灰原と阿笠博士も沖矢の車でコナンを連れた犯人を追跡。さらに、コナンや蘭を心配した世良も合流すべくバイクを走らせます。
本エピソードでは沖矢、安室、世良が一堂に会し、灰原を追う黒ずくめの組織の一員・バーボンの候補として暗示。3人は、ほぼ同時にコナンの乗る車に辿り着きます。何か仕掛けようと車から身を乗り出した沖矢は、猛スピードで走り過ぎた安室に任せて静観することに。最後に世良が犯人をバイクで打ちのめし、コナンが無事であることに安堵しながら嬉しそうな笑顔を見せました。
10年前、公園で「死」という血文字を残して男が死亡。警察の捜査に協力していた工藤優作が殺人ではないとして現場を去った事件で、当時の新一少年は父が出した答えに納得していなかった模様。
登校途中の世良と蘭と園子は、10年前と同じ「死」という文字を残して死んだ男を発見。新一に知らせて今回の事件と関係がありそうな10年前の事件を調べるために工藤邸へ。そこで世良は沖矢 昴(=赤井秀一)と対面します。
本エピソードでは、コナンが新一の声で蘭と電話しているのを聞いた沖矢が、「なるほど…そういう事か…」とコナンの正体について確信したような描写もあります。
本エピソードでは、ついにバーボンの正体が明らかに。シェリー(灰原)を狙うバーボンとベルモットに、コナンは頼もしい協力者たちと共に灰原を守るべく立ち向かいます。
1年に1度しか運行しないミステリートレイン「ベルツリー急行」に、コナンたち一行は鈴木財閥の招待で乗車することに。複数の怪しげな人物を乗せて列車は東京駅を出発します。すると車内で密室殺人事件が発生し、さらにその裏では灰原に組織の黒い影が迫っていました。世良は赤井に似た人物に気絶させられて攫われるも、その後沖矢が密かに救出。
これまで目撃されてきた赤井に似た男の正体がバーボンであり、今回乗車している赤井に似た男はベルモットの変装であることも判明。バーボンは赤井の姿で関係者の周りをうろつき、彼らの反応から赤井の死を断定したようですが、別の赤井らしき男を列車内で目にし、再び赤井の死に疑念を抱いて調査を一からやり直すことを決意します。
怪盗キッドが狙う「赤面の人魚」を見るため、世良はコナンたちと博物館へ。今回キッドが変装相手に選んだのは世良で、たまたま彼女が男子トイレを利用したことからキッドは男だと勘違いした模様。服を奪われてトイレに監禁されていた世良は、キッドに怒りのひと蹴りをお見舞いします。
ボウリング場に来ていた世良たちは殺人事件に遭遇。以前の事件で痛恨のミスをしてしまったことで自信をなくしていた世良は、自分の推理が正しいかどうか確認するため兄の秀𠮷に連絡。コナンの写真も一緒に送ると、「彼なら問題ない」と返信。秀𠮷とコナンが知り合いだと知らない世良は、兄からの返信に驚きます。事件解決後、秀𠮷から「魔法使いにはもう会えたのか?」という意味深なメールも届きました。
高校時代の友人の依頼を代わりに引き受けてほしいと兄の秀𠮷から頼まれた世良は、コナン、蘭、園子と山奥の貸し別荘へ。依頼主の話では、15年前に近くの別荘で凄惨な事件が発生したとのこと。そして、世良たちが別荘に到着した日に殺人事件が起き、友人たちは「赤女」の悪霊の仕業に違いないと怯えます。
事件解決後、世良はコナンに携帯を拾わせてメアリーの写真を見るよう仕向けており、彼女の意図がわからずコナンは頭を悩ませていました。
本エピソードでは長野県警の大和敢助、諸伏高明、上原由衣も登場。この赤女の事件には警察学校時代の大和と諸伏も関わっており、自分たちの属する組織の過ちをも潔く認めて対応する姿勢も描かれています。
世良が生活しているホテルに遊びに来た蘭、園子、コナン。階下で殺人事件が発生し、世良とコナンは犯人を断定して謎を解明していきます。
そんななか、コナンは野次馬の中で世良によく似た女の子を目撃。それは以前コナンが世良の携帯で見た写真の人物。彼女は自身のことをコナンに聞かれたら、“領域外の妹”と答えるよう世良に伝えました。
学校の帰り道、世良はコナンたちを誘って行きつけのラーメン屋へ。店にいた3人の常連客は、最近起きた殺人事件の容疑者でした。そこへ事件捜査中の宮本由美と三池苗子がやって来て、2人から事情を聞いた世良とコナンは捜査に協力。世良と由美は兄と彼氏の話で盛り上がり、お互い話しているのが同じ人物のことだとは気づかず、意気投合しています。
また、世良が所持していたハンカチの "Mary" という名の刺繡から、コナンは「メアリー」が“領域外の妹”の本名であると推察しています。
蘭、園子、世良がガールズバンドを結成すると喫茶ポアロで盛り上がり、安室 透の提案で貸しスタジオへ。世良は4年前に安室と似た人物に会ったことがあると主張しています。
当時中学生だった世良は、駅のプラットフォームの向こう側でギターケースを背負った赤井とその友人らしき人物を発見。追いかけるも兄に見つかり、帰るようにと怒られてしまいます。
切符を買うためここで待つよう言われた世良が泣きそうになっていると、兄の連れの男が「音楽好きか」と優しく声をかけてくれました。「スコッチ」と呼ばれていたその人物は、持っていたベースで世良に基本的な弾き方を教えてくれたといいます。
その時にもう一人いた連れの男が安室に似ていたと言及する世良に対して、安室は人違いだとして一蹴しました。
ホテルで霊魂探偵が殺害され、犯人が逃げ込んだと思われる隣室を小五郎とコナンが訪ねると、そこには世良の姿が。陰にはメアリーも潜んでいました。霊魂探偵が羽田浩司の霊を呼び出すつもりだったらしいと聞き、世良が血相を変えて小五郎に詰め寄るといった場面も。本エピソードでは、コナンが落とした蝶ネクタイ型変声機でメアリーが名推理を披露します。
10年前、海水浴に来た幼い新一と蘭は、赤井秀一と弟の羽田秀𠮷、妹の世良真純、母親のメアリーと知り合っていました。こちらは赤井一家集結の貴重なエピソードで、世良が“魔法使い”と密かに呼ぶ新一との出会いが描かれています。
アメリカに留学していた赤井は、秀𠮷とは7年ぶりの再会で、世良とは初対面。車が崖から海に転落する事故が起き、赤井が新一、蘭、世良にも協力を頼みながら事件を解決へと導きます。
「鮮紅編」「恋紅編」それぞれ1時間スペシャルで放送。新一と蘭の恋の進展を描く注目エピソード。コナンは灰原から解毒剤をもらい、一時的に新一の姿に戻って京都への修学旅行に参加します。
そこで殺人事件が発生し、新一は薬が切れたときの身代わりを頼んだ服部平次、京都府警の綾小路警部らと協力し、事件を解決へと導きます。その後、新一は蘭から告白の返事をもらい、ついに2人は恋人同士に。
この修学旅行に参加していた世良は、新一の様子から元の姿に戻る薬があるらしいことを確信してメアリーに報告。メアリーは解毒剤とその開発者を探すよう世良に指示。薬の開発者を見つけて体を元に戻した際には、逃げ回ることをやめて反撃に転じると宣言します。
京極 真が犯人役の代理に抜擢されたドラマ撮影で俳優が転落死、続いて助監督が毒殺される事件が発生。捜査が行われるなか、世良はコナンの正体について核心をついていきます。
世良は「新一がいる時、コナンがいないんじゃないか」とコナンの前で蘭に尋ね、コナンは動揺を隠せず。しかし、蘭は新一とコナンが同時にいたことがあると説明し、自分もコナンと新一が同一人物だと疑ったことが何度かあると話します。さらに世良は、コナンの周りに子供にしては大人びている子がいないかどうかも探っていました。
本エピソードでは、灰原の父親が勤めていたという白鳩製薬についても語られており、白鳩製薬が倒産して夫婦で町医者を開業したこと、何度も勧誘されたグループのラボでAPTX4869の開発をしていたことにも灰原が触れています。
阿笠博士は、伯父の阿笠栗介の別荘で年代物の小皿を発見し、古美術鑑定家に鑑定を依頼。灰原が幼児化しているのではと疑う世良は、彼女に接近しようと阿笠邸を訪れており、沖矢を加えた5人で鑑定家のもとへ赴くと、その鑑定家は槍で何者かに殺害されていました。
体を元に戻す薬について灰原に詰め寄る世良ですが、口癖や截拳道から沖矢に既視感を覚える様子も。一方で赤井は17年前を回想。メアリーが息子2人を連れ、イギリスから日本に向かう飛行機内での1シーンです。当時の赤井は15歳、秀𠮷は11歳、メアリーは36歳でした。
当時はメアリーのお腹の中にいた真純の成長した姿に赤井が微笑む姿も。兄であることを世良に明かさないのは、できる限り妹を巻き込みたくないからとコナンに説明しています。
また、赤井が母親の現在の状況を察している様子も。コナンはメアリーが示す“領域外の妹”の本当の意味を考察し、「MI6」のことであろうという結論に至っています。
蘭、園子、世良、コナンは友人に招待されて誕生日パーティーへ。コナンが持参した口内炎の薬が入ったピルケースの中にはAPTX4869の解毒薬が一つ入っており、それを発見した世良はメアリーに電話で報告。解毒薬を奪おうと目論みます。
会場で起きた殺人事件の内容を世良から聞いたメアリーは、数か月前にロンドンでベルモットによってAPTX4869を飲まされた時のことを回想していました。また、「江戸川コナン=工藤新一」の事実に気づいた経緯も明かされています。
東京の街を一望できる高さ635mのベルツリータワーが舞台の中心となり、沖矢と世良が劇場版に初登場。コナンと世良のタッグも見どころです。
ベルツリータワーのオープニングセレモニーの最中、展望台で狙撃事件が発生。居合わせたコナンはそのスナイパーを世良と共に追うも、あと一歩のところで取り逃がしてしまいます。FBIと警視庁が合同捜査を開始し、浮かび上がったのは海軍の特殊部隊"ネイビー・シールズ"の存在でした。
今後コナンを危険に巻き込まないよう蘭から告げられた世良は、「コナン君の心臓に弾は当たらないよ! もちろん君の心臓にもね」と返答。その後、第2、第3の事件が起きるなかで、調査を進めていた世良はコナンをかばって重傷を負います。正体を隠す沖矢が世良の身を案じる姿も。
ラストには本編に関わる重大な事実が原作よりも先に公表。沖矢 昴の正体=赤井秀一であることが明かされました。
赤井一家の活躍を描く作品で、秀𠮷とメアリーは劇場版初登場。
4年に一度のスポーツの祭典WSG。そのスポンサーを招いたパーティーが開催されるなか、園子の父が何者かに拉致されます。コナンとFBIは、この件と15年前に起きた「WSG連続拉致事件」との類似点に注目。開会式で一般公開される最高時速1000㎞の真空超電導リニアに体験乗車するため、コナンたちは名古屋へと向かいますが、新たに事件が発生します。
任務で名古屋入りする世良とメアリーは、同じ対象を追う沖矢の車を追跡。世良は相手の正体に気づかぬまま攻撃を仕掛け、沖矢vs世良の截拳道対決にメアリーも参戦。
その後、赤井は思わぬ形で秀𠮷と偶然にも再会し、秀𠮷の記憶力と棋士としての読みが犯人確保に大きく貢献。赤井はコナンの協力のもと緻密な計算で特別な弾丸による超長距離射撃に臨み、超スピードで走行するリニアに乗り込む犯人を撃ち抜くという神業を成し遂げています。
※『名探偵コナン』コミック106巻「不審な来客」「時限は零時」「反撃の起爆剤」の一部ネタバレが含まれます。原作未読の方はご注意ください。
コナン、蘭、園子、世良が喫茶ポアロでマッチ棒のパズルをしていたとき、店内には3人の気になるお客の姿が。その後、榎本 梓と一緒にハーブ入り塩を買いに行ったコナンから、怪しい人たちにつけられているから安室を迎えに来させてほしいという連絡が入ります。
ポアロを出た安室たちは、道路の向かい側にコナンと梓を発見。しかし、バスが通過するうちに見失ってしまい、梓が目を覚ますと眠っているコナンと密室に閉じ込められていました。
本エピソードでは、安室と世良が再び対面。また、謎のベビーカーのおばあさんが登場する注目回でもあります。
世良真純を演じているのは声優の日髙のり子(ひだか のりこ)さん。5月31日生まれ、東京都出身。『タッチ』の浅倉南役をはじめ、『となりのトトロ』の草壁サツキ役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。

数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスを愛し、大好きな作品はたくさんありますが『チェリまほ』が心のよりどころです。そして『魔道祖師』をはじめ中華BLの沼へ。趣味は国内外のBL漫画や小説を読むこと&ドラマ観賞で、これまでに執筆した記事は『チェリまほ』『美しい彼』『魔道祖師』『陳情令』『ENNEAD』など。
