音楽
七瀬彩夏 初ワンマンLIVE「軌道 – In My Orbit -」で描き出したこれまでとここから

「これから先も、彼方までついてきてください!」 七瀬彩夏さん初の単独ライブ【七瀬彩夏 1st LIVE 「軌道 – In My Orbit -」】開催 アーティスト曲とキャラクターソング、ゆかりのある楽曲など全11曲を披露した夜公演をレポート

声優・アーティストとして活躍中の七瀬彩夏さんの初単独ライブ【七瀬彩夏 1st LIVE 「軌道 – In My Orbit -」】が、2月23日(月・祝)、東京・原宿RUIDOにて昼・夜それぞれ開催された。

アニメイトタイムズのインタビューで「いつかはワンマンライブもしてみたいですし、アルバムも出せたらと思っています」と語っていた七瀬さん。自分の名前に掛けて“七色の声”を目標に掲げ、「『これはできません』とは言わず、なんでも挑戦していきたい」と話していた彼女にとって、この日のステージは念願のワンマンライブとなった。数々のアーティストがステージに立ってきた伝説的ライブハウスで迎えた初の単独ライブは、歌とトークでこれまでの軌跡を確かめつつ、そこから先へ続いていく“軌道”を描いていくような一日となった。本稿では夜公演の模様をレポートする。

 

関連記事
七色の声で開いた、表現の新たな扉。『週刊ラノベアニメ』のエンディングを彩った「群青と未完の彼方」七瀬彩夏インタビュー
声優・アーティストとして活躍中の七瀬彩夏さんの3rdシングル『群青と未完の彼方」feat.佐々木”コジロー”貴之が、ABCアニメーションの新レーベルからリリース!表題曲は『週刊ラノベアニメ』のED主題歌。同作は『ラノベアニメ』として、実力派ラノベ作家と人気イラストレーターがタッグを組み、縦型ショートアニメというSNS時代のトレンドを取り入れた形でスタート。その後、『週刊ラノベアニメ』としてABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット『ANiMAZiNG!!!』枠にて放送されました。その新風に重なるように響くのが、ギタリスト・佐々木“コジロー”貴之氏との共演によって彩られた「群青と未完の彼方」。圧巻のギターの音色と七瀬さんの伸びやかな歌声が響き合うロックナンバーです。七瀬さん自身のこれまでの物語を振り返りながら、新曲に込めた想いとこれからをうかがいました。  “私”を探している時間が楽しい──アニメイトタイムズで七瀬さんにソロアーティストとしてインタビューするのは今回が初めてとなるので、これまでのことについてもお伺いできればと思います。まず3rdシングルまでの歩みを振り返ってみて、率直にどのようなお気持ちでしょうか?七瀬:『ひろがるスカイ!プリキュア...

“七瀬彩夏の軌道”を、このライブに置いていきたい

大歓声で迎えられるなかでオープニングを飾ったのは、佐伯youthKが手掛けた2ndシングル「サヨナラにはならない」。〈現在 未来 過去も関係ない 真っ直ぐに飛んでいくだけ 星に導かれるまま〉というフレーズの通り、七瀬さんのまっすぐに伸びるハイトーンが会場いっぱいに広がり、ライブは勢いよく幕を開けた。この日のライブタイトルとも重なって響いた「サヨナラにはならない」だが、そのタイトル「軌道 – In My Orbit -」は、七瀬さん自身が考えたものだという。これまでのシングルのイメージから、星や輝き、宇宙のモチーフを取り入れたいと思い、さまざまな言葉を調べる中で「軌道」という言葉にたどり着いた。

アーティストデビューから約1年半。1st〜3rdシングルや各地でのリリースイベントを通して歩んできた軌跡があり、その歩みをそこで終わらせるのではなく、この1stライブを新たな起点として、ここから先へと続く道にしていきたい、そんな想いが込められていると語った。副題の「In My Orbit」については、“私の軌道の中で”という意味から、アーティスト活動だけでなく、声優として積み重ねてきた表現も含めた“七瀬彩夏の軌道”を、このライブに置いていきたいという気持ちで名付けたという。

その上で、昼公演に続いて多くの観客が集まってくれたことへの感謝を伝えつつ、夜公演から参加した観客にも呼びかけた。このMCにもあったが、七瀬さんの楽曲には、こうした“星”や“宇宙”を思わせるモチーフがたびたび登場する。次に披露された「STAR RUSH」もまた、その世界観を象徴する一曲。TVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』のエンディングテーマとしても知られるこの曲では、キラキラと輝く歌声に合わせてハンズクラップが会場に広がった。

ここで改めて衣装とヘアメイクについても紹介。衣装はネイビーを基調にした、シースルーのドレッシーなデザインで、ゴールドのドットが散りばめられ、夜空のようにも見える仕上がりに。ヘアメイクも衣装に合わせた可愛らしい雰囲気で、ステージ上の七瀬さんをより華やかに彩る。「昼は触れられなかったんですけど、髪飾りは衣装さんが作ってくださったんですよ。(ドレスと)同じ生地のリボンがついていて。私は普段からロリータ服が好きなので、ゴシックな感じというか。こんな感じにできたら良いなというものを表現してくれました」と笑顔を見せた。そして、くるっと一周して観客から「かわいい!」という声が上がると、「本当に照れてしまうのですが、ありがとう!」と応える。その表情に素直な人柄がのぞく。

そして、客席を前方・中央・後方に分け、それぞれの盛り上がりを確認するコール&レスポンスで夜公演らしく熱気を高めると、その勢いのまま、3rdシングル収録のロックナンバー「はじまりが聞こえる」、さらに1stシングルに収録されたエモーショナルな「セツナフィロソフィー」を連続で披露。この2曲はいずれも作詞・こだまさおりさん、作曲・編曲を佐々木“コジロー”貴之さんが手掛けており、同じ布陣による2曲ながら、それぞれ異なるカラーを放つ。七瀬さんの振付やドラマティックな照明の演出も印象的で、楽曲の物語性を一層引き立てていた。

 

トークで振り返りつつ「群青と未完の彼方」へ

なお、3rdシングルは佐々木“コジロー”貴之さんとの「コラボレーション」という位置づけで、表題曲「群青と未完の彼方」(TVアニメ『週刊ラノベアニメ』エンディング主題歌)も同じ布陣によるもの。MCでは、その3rdシングルの制作についても振り返りながらトークを展開していった。昼公演に続いて行われたコーナーは「アーティスト活動を振り返ろう 後半編」。「群青と未完の彼方」のミュージックビデオ撮影時、佐々木氏と初めて会ったことや、その天才的な音楽性と親しみやすい人柄のギャップが印象的だったと語る。

また、リリースイベントの思い出として、「吉武千颯&七瀬彩夏 合同リリース記念ミニライブ&特典お渡し会 in アリオ亀有」についても。「来てくれたよって方!」と問いかけると「は〜い!」とたくさんの手が上がり「ありがとう〜!」と笑顔を見せる。当日はかなりの暑さだったそうで「やばかったよね!(笑)みんなのほうが暑かったとは思うんだけども」と話しつつ、自身も強い暑さを感じていたことを明かし、体調不良者が出なかったことに安堵した様子を見せた。また、各地のリリースイベントでは、通りすがりの人が足を止めてくれたり、SNSで反応をもらえたりしたことも嬉しかったと話し、アーティスト活動を通じて新しい出会いがあったと感慨深げ。こうした経験の一つひとつが、現在のアーティスト活動につながっていることをあらためて実感している様子で、その思いを観客と分かち合うように語っていた。

「いろいろな思い出が詰まっているアーティスト活動なんですけど、まだ1stライブなので、これから先も、彼方までついてきてください!」と呼びかけて歌い出したのは、もちろん「群青と未完の彼方」。佐々木“コジロー”貴之のギターが炸裂する疾走感あふれるロックナンバーを、力強いハイトーンで歌い上げる。畳み掛けるような難易度の高い楽曲ながらも、確かな歌唱力でそのメッセージをまっすぐに届け、観客の心を熱くさせて見せた。さらにもう1曲、ハマダコウキによるミディアムナンバー「揺れて惑星」をパフォーム。ミラーボールがきらめくなか、「みんないっしょに!」という呼びかけに合わせて観客がワイパーのように手を振ったり、シンガロングしたりと、大きな一体感に包まれた。

歌い終えると、七瀬さんはいったんステージをあとに。その間、場内では映像を通して、オリジナルグッズが紹介。ライブタイトルに合わせて、宇宙や月、惑星をイメージしたデザインがズラりと並ぶ。ロゴの色味やデザインをデザイナーと何度も相談して決めたこと、マフラータオルはライブで使いやすいカラーと質感で仕上がっていること、ペンライトはさまざまな色で楽曲ごとの世界観を楽しんでほしいことなどを説明し、すでに身に着けてくれている人たちへの感謝も添えて「後半戦も楽しんでいってください!」と話した。

 

おすすめタグ
あわせて読みたい

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2026年春アニメ一覧 4月放送開始
2026年冬アニメ一覧 1月放送開始
2026年夏アニメ一覧 7月放送開始
2026年秋アニメ一覧 10月放送開始
2026春アニメ何観る
2026春アニメ最速放送日
2026春アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
放送・放送予定ドラマ作品一覧
平成アニメランキング