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- まりも
- ゾロとONE PIECEを偏愛するフリーライター。アニメ、推し活、恋愛、結婚、睡眠など、幅広く執筆しています。

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。
未知の島の心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章へ突入した連載28年目の現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。
3月24日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1177話“怒り”では、ゾロの新しい技が描かれ話題に。チョッパーの能力やウソップの勇姿にも注目が集まっています。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1177話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、ジャンプ未読の方はご注意ください。
第1177話の見どころといえば、やはりゾロの新技は外せません。
ゾロが放った「三刀流 赤鬼 怒巨」が、悪魔化した巨兵海賊団に見事致命傷を負わせ、黒転支配(ドミ・リバーシ)の解除に成功します。
一度死ぬことで元通りになるという前提があるからか、味方を容赦なくバラバラに斬り裂いているにもかかわらず楽しげなゾロ。とても強力な技であることがうかがえます。
SNSでは「ゾロの新技痺れる!」「本気出すとこんな細切れにできちゃうんだ」「殺傷能力高っ」「これは死なないとわかってないと使えない技だ」と驚きの声が。
しかし、技の強さ以上に注目を集めたのが技名のユニークさです。
「三刀流 赤鬼 怒巨」の読み方は「あかおに おこめが」。そう、「あ、顔にお米が」というダジャレになっているのです。絵もよく見てみると、名前のとおり相手を“米”の字型に斬っているようです。
ゾロといえば「鬼斬り」や「弐斬り」をはじめ、これまでもダジャレ技が数々登場してきました。その系譜を感じる新技の誕生に、SNSでは「おもしろw」「“艶美魔夜不眠鬼斬り”を越えてきた」「ゾロが“お米”って丁寧に言うのなんか可愛い」「昨今の米の価格高騰への怒りが込められてたりして」と多くの感想が寄せられました。
「おにぎり」の次は「お米」の技シリーズが展開されるのでしょうか。期待せずにはいられませんね。
黒転支配(ドミ・リバーシ)の解除方法は一度死ぬことです。ゾロが「三刀流 赤鬼 怒巨」を放ったように、悪魔化した者が死ぬレベルの傷を負わせる必要があります。
しかし、チョッパーが黒転支配(ドミ・リバーシ)を解こうとしたとき、不思議なことが起きました。
本来なら致命傷を負わせなければならないはずが、なんとチョッパーが一撃殴っただけで、あっけなく悪魔化が解けたのです。まさかの展開に、当のチョッパーたちも「えェ〜!!?」「戻った!?」「なぜ??」と口々に驚きの声をあげています。
なぜ、チョッパーが相手を殴っただけで黒転支配(ドミ・リバーシ)が解けたのか。その理由は、チョッパーの悪魔の実「ヒトヒトの実」に関係していると考える読者が多いようです。
ネットでは、「ルフィみたいにヒトヒトの実が覚醒したのかも?」「ヒトヒトの実は全部神がモデルになってる?」「基本的に黒転支配(ドミ・リバーシ)は能力者の攻撃に弱いとか」「ゴムゴムの実もヒトヒトの実だったし、そもそもチョッパーが食べたのがヒトヒトの実じゃない可能性もあるんじゃ」とさまざまな予想・考察が囁かれています。
なかでも、ルフィのモデル“ニカ”のように、じつはチョッパーの「ヒトヒトの実」も何かしらの神がモデルになっているという意見への支持が厚め。本作での神といえば、空島編で“太陽の神”“雨の神”“森の神”“大地の神”の名前が出たのが印象的です。そのうち、“太陽の神”はニカの力を持つルフィ。チョッパーは“森の神”ではないかと予想する声が多いようです。
ここへきてチョッパーの覚醒・強化イベントがあるかもしれないと思うと楽しみですね。もしかすると、その能力がさらに進化を遂げることで、チョッパー自身が“万能薬”になるのかもしれません。
終盤では、ウソップと軍子の中に入ったイムが対峙する展開に。
ボロボロの状態でありながら、ウソップは逃げることなく「…ずっと夢見てた──おれの憧れの地で 醜態さらしてたまるかよ…!!」と勇姿を見せ、「支配してェんなら正々堂々正面から戦ってみろってんだ腰ぬけ野郎!!!」とイムに啖呵を切ります。
かつてアラバスタで、ルフィを笑われてウソップの闘志に火がついたのあのシーンを彷彿とさせるような熱いセリフにグッときました。
少し前、憧れの戦士たちが戦いに身を投じる姿を見て「ギャー♡︎ おれの大好きなエルバフが帰ってきたー!!!」と感激したウソップ。だからこそ、自身も憧れのエルバフで全力で戦おうと奮い立ったのかもしれませんね。
それにしても、その正体を知らないとはいえ「神の支配」を見せつけんとするイムを前に、この漢気が出せるのはさすがゴッド・ウソップです。やはりエルバフ編で多くの読者が待ちわびているのはウソップの活躍。バトルでの見せ場にも期待が高まります。
[文/まりも]
