
春主従の言葉に動かされ、お互いの本音をぶつけ合えた瑠璃とあやめ──「二人の人生の中で、すごく大切な時間になったんじゃないかなと思います」『春夏秋冬代行者 春の舞』葉桜瑠璃役・上坂すみれさん×葉桜あやめ役・馬場蘭子さんインタビュー
春主従の相思相愛な関係を見たからこそ、夏主従も変わることができた
──春主従の関係性について、お二人から見た魅力や「瑠璃とあやめとは違うな」と感じた点があればお聞かせください。
上坂:春主従は血縁関係ではないからこそ、お互いをすごくリスペクトし合って、強い絆で結ばれていて。でも取り返しのつかない重い過去もあって、ちょっとしたことでもうバラバラになりそうな気持ちを、お互いのためになんとかつなぎ止めて生きている、というすごく脆い関係性でもあるなと思います。だからこそ、見ていてハラハラするし、尊いものに感じられるんだと思います。
あとは単純にめちゃくちゃ可愛いです(笑)。雛菊は本当に春のお花が似合うお人形さんみたいですし、さくらのコスチュームも何に影響されたものなのか……(しみじみと)すごくいいですね。とにかく、春主従は繊細な心と素晴らしいビジュアルが奇跡の融合を果たしているところが魅力だと思います。
夏主従との違いとしては、瑠璃とあやめは実の姉妹なので、歯に衣着せずのガチ喧嘩をしてしまうんですが、逆に春主従は溺愛合戦をしているというか。「自分のほうがもっと好き!」というカップルのような掛け合いだなと。でもそれが浮ついたものではなく、心からそう思っているという、本当の相思相愛な関係性だったからこそ、それを見た瑠璃とあやめも変わることができたんだと思います。
馬場:夏主従はずっと小さいときから一緒に過ごしてきたからこそ、喧嘩にも表れているように、夏の暑さのような激しさを伴った関係性だと思います。逆に春主従は二人ともまとっている雰囲気にどこか春の温かさがあるなと。離れ離れになっていたからこそ、お互いの大切さが身に染みている感じがして、そういった部分が夏主従との違いなのかなと思います。
──最後に、今後の見どころと、演じるキャラクターの注目ポイントを教えてください。
上坂:まだあまり姿を見せていない秋主従や、代行者を狙う「賊」の存在、そして春と冬は再会できるのか……など、まだまだ気になるところだらけだと思います。春夏秋冬の代行者と護衛官が揃い踏みするのを楽しみにしていただきつつ、春主従とお友達になった瑠璃、あやめのやり取りにも注目してほしいです。ここから先もじっくりたっぷり、各主従を掘り下げて楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。
馬場:ここから「次どうなるの!?」という展開も増えていくので、楽しんでいただきたいですし、第3話、第4話の夏主従のように、それぞれのキャラクターの気持ちの変化や成長も見守っていただけると嬉しいです。この後も成長した瑠璃とあやめの活躍シーンがありますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
【インタビュー:篭法】
『春夏秋冬代行者 春の舞』作品情報
あらすじ
彼らは四季の神々から与えられた特別な力を使い、各地に季節を巡らせている。
しかし春の代行者・花葉雛菊が行方不明になってから十年間、この国の季節は春だけが消え去ったまま。
春の護衛官・姫鷹さくらは十年間、主を必死に探し続けていたが、
ある日突然雛菊が帰ってきたことで物語は動き出す。
雛菊とさくらの、春を届ける旅が始まる。
——不条理に奪われた大切な時間を取り戻すため。
——恋い焦がれ続けたあの人に想いを伝えるため。
——命に代えても守りたい "あなた" のため。
これは四季をもたらす現人神とその護衛官の、喪失と再起の物語。
何度傷ついても、それでも生きると願うあなたへ贈る、祈りの物語。
キャスト
(C)暁佳奈・スオウ/ストレートエッジ・KADOKAWA/春夏秋冬代行社
































