
春アニメ『黄泉のツガイ』ユル役・小野賢章さんインタビュー | 自身としては意外だったオーディションの決め手とは
左右様の髪の毛が赤白とは、思いませんでした
──本作は、2体で1対の存在「ツガイ」が特徴的な作品だと思います。ユルのツガイで村の守り神でもある左右様(さゆうさま)には、どんな印象をお持ちですか?
小野:どしっと構えていて、めちゃくちゃカッコいいですよね。立ち振る舞いから絶対に主を裏切らないという安心感もあります。右様はかなり豪快で、演じる小山(力也)さんのお芝居がピッタリだなと感じました。左様を演じる本田(貴子)さんもとてもカッコよく左様を演じられています。収録現場でも、おふたりにすごく引っ張っていただいています。
──本作は先輩も多い現場?
小野:そうですね。「聞いたことがある声がいっぱい聞こえる!」と感じる収録現場です(笑)。そんな先輩方が現場ですごく楽しそうにされていて、率先して場の雰囲気を和やかにしてくださるんです。先輩方に助けられながら、僕ら後輩組も楽しく演じています。
──先輩方の背中を見て、現場で学べることもある?
小野:学べるというより、ただただ感心してしまいます。そういう表現の仕方があるんだなとか、カッコいいなとか、一視聴者のような感覚で聞き入ってしまっています。
──映像を見ての感想を教えてください。
小野:すごいです。ボンズさんのきれいな絵で戦って、喋ってという映像表現に、瞬きを忘れてしまうくらい見入ってしまいました。アニメで色が付くと、自分のなかで想像していた原作の世界がより鮮明になって面白いですよね。左右様の髪の毛があんなに鮮やかな赤白とは、思いませんでした。アニメならではのエフェクトや音も付いて、より『黄泉のツガイ』という作品の世界が自分のなかで広がった気がします。
受け入れられない現実をユルがどう消化して行動していくのか
──色々なキャラクターが登場する本作。なかでも小野さんが印象深いキャラクターは?
小野:やっぱり「ツガイ」が印象的ですね。かわいい・かっこいい・ちょっと怖いなど色々な「ツガイ」がいるのですが、なかでものちに登場する手長・足長は、声が付くことによって、よりインパクトの強いキャラクターになっています。原作を読んでいる方も、ぜひ楽しみにしていてください。
──小野さん自身はこんな「ツガイ」がいたらいいなという願望はありますか?
小野:サポート系がいいかな。家事をやってくれたり、肩をもんでくれたり、身の回りのお世話をしてくれる「ツガイ」がいいですね。
──今後の見どころを教えてください。
小野:ずっと山の中にある村で暮らしていたユルが、どんどん現代の文化に触れていきます。僕らにとっては当たり前のものが彼にとっては新鮮というか、衝撃なんですよね。その文化に徐々に馴染んでいくユルですが、受け入れられない現実もあって。それをどう彼が消化して飲み込んで行動していくのか、気持ちの整理をしていくのかが、アニメでも丁寧に描かれていきます。現実を知るなかでユルがどんな行動をしていくのか、どう思うのかを見守っていただけたらと思います。
[文・M.TOKU]

































