
“言葉にしなくても、わかる”。静かな時間のなかで見えてくるふたりの関係性──TVアニメ『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』第8話を天海由梨奈さん・富田美憂さんが振り返る【連載インタビュー第8回】
第10話は「これを待っていた!」といった内容
──さきほど天海さんがやえかのキャストのお名前をまっさきに聞いたという話がありました。おふたりが共演者としてお互いのお名前を聞いたときの印象も教えてください。
天海:まず「めちゃくちゃ(役に)合いそうだな」と思いました。私は純粋に富田ちゃんのお芝居が好きなので、近いポジションで掛け合えることがすごく楽しみでした。
富田:別作品の香盤表などでお名前を見る機会もあったので、まず「あ、あの天海さんだ」と思って……。
天海:未知数だったんでしょ?
富田:今、だいぶオブラートに包んだのに(笑)。でもその通りです。役どころ的にも一番近いキャラクターですし、自分が人見知りなので「仲良くなれるかな」と少しそわそわしながら現場に向かった記憶があります。
──それが今ではすっかり……。
天海:最初は本当にあまり話せなくて(笑)。でも何かあると隣に来てくれて。一緒にお菓子を食べたり、ディレクションで悩んでいるときも声をかけたりしてくれて……本当に支えてもらいました。
──ちなみにそのディレクションとは?
天海:それは12話だったんです。先のエピソードなので詳しいお話は避けますが「これで良いのかな?」とちょっと悩んでしまった場面があって。いちばん助けられたのはそこでしたね。
富田:でも、あんまりこれといったアドバイスはしていないんですよ。「大丈夫?」と言いながら、隣で雑談した記憶はあるんですけど、全然関係ないことも話しちゃったし。
天海:いや、そうやって寄り添ってくれたことがすごく嬉しくて。作品を作るのって、芝居だけじゃなく、コミュニケーションがあらためて大事だなと思っているんです。キャストの雰囲気でも作れるものがあるなって。
──逆に富田さんが助けられたというシーンはありましたか?
天海:ないですよ(笑)。
富田:あるある(笑)。場を明るくしてくれるんですよ。アフレコの時だけじゃなく、飲み会の席でもすごく気が利くんです。「イケメン力の高い」人。
天海:えっ……いやいやいや。
──すごく照れていらっしゃる(笑)。さきほど映像がお芝居をしてくれているという素敵なお話がありましたが、逆に声だけを聴いていても素敵だなと。いろいろな楽しみ方ができる作品だなと思いました。
天海:そう言っていただけると嬉しいです。ぜひ五感で楽しんでもらえたらと思います。
──では第9話以降の見どころについても教えてください。
富田:ここからぼたんといぶきの関係性が一気に深まっていきます。第9話以降はふたりのお芝居を見ながら「えっ、これ私が見て良いのかな」って思っていたくらいでした(笑)。
天海:第10話には塀先生が描き下ろした、あかねとやえかが中心となる、アニメオリジナルエピソードが登場します! ぜひ楽しみにしていてほしいです。
【インタビュー:逆井マリ 編集:西澤駿太郎】
連載インタビューバックナンバー
『上伊那ぼたん、酔える姿は百合の花』作品情報

Onair
TOKYO MX、BS11、とちぎテレビ、群馬テレビ、テレ玉 ほかにて
4月10日(金)24時より放送開始
Streaming
ABEMAにて4月10日(金)24時より地上波同時・最速配信
ほか各配信プラットフォームにて順次配信
キャスト
上伊那ぼたん:鈴代紗弓
砺波いぶき:青山吉能
郡上かなで:寿美菜子
遊佐あかね:天海由梨奈
北杜やえか:富田美憂
張景嵐:河瀬茉希



























