
またまた豪華声優陣がモブ役!? 阿座上さん、緒方さん、大塚さん、岡本さん、阪口さん、中村さん、山下さん、諸星さんによる愛あるアドリブが続出! 高橋伸也さん「デビュー25周年記念特別朗読劇『主演』追加公演」昼の部をレポート
『SPY×FAMILY』『薬屋のひとりごと』『葬送のフリーレン』『呪術廻戦』『ダンダダン』など数々の話題作に出演し、2025年のTVアニメ出演本数で最多記録(スタッフ調べ)を達成した声優・高橋伸也さん。
2026年2月14日(土)・15日(日)の2日間にわたり開催され、豪華声優陣がモブ役で熱演し大きな注目を集めた、史上最強のバイプレーヤー声優・高橋伸也さんによる「デビュー25周年記念特別朗読劇『主演』」の追加公演が7月11日(土)にセシオン杉並にて開催されました。
昼公演には、高橋伸也さん、阿座上洋平さん、緒方恵美さん、大塚剛央さん、岡本信彦さん、阪口大助さん、中村悠一さん、山下誠一郎さん、諸星すみれさんが夜公演には高橋伸也さん、阿座上洋平さん、緒方恵美さん、大塚剛央さん、岡本信彦さん、阪口大助さん、中村悠一さん、福山潤さん、宮本侑芽さんが出演しました。
今回も、個性豊かな豪華モブ陣との絶妙な掛け合いと、台本に縛られない自由な演技で観客を魅了。さらに、高橋さんは前回を上回る熱演を披露し、1人で複数の役をこなす場面や物語の核心に迫るシーンでは、会場が静まり返るほどの緊張感が漂いました。
本稿では2026年7月11日(土)に開催された昼公演の様子をお届けします。
追加公演でも豪華声優陣はモブ役!
2026年2月に東京で開催された本公演は大好評を博し、同年7月11日にはセシオン杉並にて追加公演が開催されるほどの盛況ぶりを見せた「デビュー25周年記念特別朗読劇「主演」」。
開演前、高橋さんは多彩な声色で注意事項をアナウンスしました。甘い声から異世界転生キャラが初めて出会う男っぽい声、さらにはモブらしい声までを自在に使い分け、その見事な演技で観客の期待感を一気に高めます。公演開始直前には舞台裏から出演者たちの力強い掛け声が響き渡り、臨場感溢れる素晴らしい幕開けを予感させました。
この公演最大の特徴は、声優・高橋伸也さんが挑む「主演」と、豪華声優陣がモブや脇役として登場するという斬新な設定です。舞台上にはマイクが3本並び、モブキャストのための椅子が後方に配置。一方で高橋さんはサイドのマイクは使わず、常にセンターのマイクの前に立ち続ける構成により、「主演」としての圧倒的な存在感を放っています。
物語は架空アニメ『喧嘩統一』のワンシーンからスタート。飛鳥役の高橋さんとモブキャストたちのテンポの良いアドリブで、観客は序盤から次々に笑いの渦へ巻き込まれます。阪口さんの「アントニオ猪木さん」、阿座上さんの「ビートたけしさん」などのモノマネに続き、諸星さんもモノマネをしながらも「先輩怖いです!」とユーモアたっぷりに漏らす場面では、さらに笑いが起こりました。
中でも、中村さんが「リハと本番で芝居が違うぞ」とツッコむ場面や、高橋さんの「前回の公演もそうだったけど、銀◯関係のやつらはみんなヤバい」という発言は爆笑を巻き起こし、アドリブ満載の展開で会場を盛り上げます。
そして、ついに登場したモブキャラたちの親分。緒方さんが演じる妖艶な女組長役は、情感たっぷりで迫力のある演技が光り、観客に強烈な印象を残しました。
続いて、アフレコや打ち上げのシーンが展開され、フィクションでありながら声優業界の現場を垣間見るようなリアルな描写が繰り広げられました。特に打ち上げのシーンでは、酔っ払い若手Aを演じた緒方さんが際どい演技で笑いを誘い、それを必死に止めようと奮闘する阪口さんが会場をさらに盛り上げました。待機中の他の声優陣が笑いを堪えきれない様子も見られ、この舞台ならではの魅力的な光景がユニークな味わいを加えました。
その後、賑やかな空気から一転して物語の核心へと移り、陣野陽太が長年「主演」を断り続けてきた理由を告白する重要な場面が始まります。高橋さんはキャラクターの内面に深く迫り、その葛藤と覚悟を丁寧かつ繊細に表現しました。
続いての歌唱パートでは、高橋さんが「諦めのパラダイス」と「お前は声優」を力強く熱唱し、観客席ではペンライトが舞台を華やかに彩りました。その光景はまるでライブ会場のような熱気に包まれ、観客を圧倒させます。アドリブ、演技、そして歌が見事に融合した多彩なステージは、観客に忘れられない特別な時間を届けました。
アフレコパートでは、高橋さんが1人で6役(7役)を見事に演じ分け、その圧倒的な技量と迫力ある演技は観客を魅了しました。そして迎えた終盤、ついに陽太が「主演」として立ち上がる決断を下す場面に。高橋さんが役に没頭して全身全霊で演技を繰り広げ、モブキャストもその熱演に心を込めて応えることで、舞台が声優・高橋伸也の人生そのものを見つめるような感動的なシーンとなりました。
物語のクライマックスでは、陽太が観客に向けて力強く「諦めるな!」と熱いメッセージを投げかけます。そして感情を込めて「主演声優賞」を熱唱すると、会場は黄色いペンライトの光と大きな拍手で包まれ、一気に感動が広がりました。声優陣も笑顔を浮かべ、ペンライトを振りながら肩を寄せ合い揺れる姿がステージに温かさをもたらします。この舞台は、声優・高橋伸也さんのこれまでの歩みを祝う特別な場となり、観客の心にしっかりと刻まれる感動的なフィナーレとなりました。
高橋さんとの絆を感じられるアフタートーク
本編終了後、温かな拍手に包まれながらアフタートークが始まりました。まずモブキャスト陣が一人ずつ紹介され、最後に「センター・主役・主演」の高橋さんが呼び込まれると、会場全体から割れんばかりの拍手が沸き起こり、場内の熱気はさらに高まりました。
トークでは本編を振り返り、中村さんが事前にX(旧Twitter)でペンライトの色分け指示があったことを知らず、本番中に会場全体のペンライトの色が揃う光景を目にした際に「すごい」と感動したエピソードを披露。また、歌唱パートで阪口さんのペンライトがなかなか折れず、隣にいた諸星さんが手助けしたという微笑ましいやり取りも紹介されるなど、会場は笑いに包まれました。
昼公演にのみ出演した山下さんと諸星さんは、それぞれこの舞台に出演する経緯や高橋さんとの思い出を語りました。山下さんは、「出演を希望するLINEを送ったのが2番目で、1番乗りは諸星さんだった」と笑いを交えて話し、過去に共演したアニメ作品のエピソードにも触れました。一方、諸星さんは、アフレコ現場で「すーちゃん、しんちゃん」と呼び合うやり取りが周囲をざわつかせたというエピソードを紹介。温かな舞台裏での交流や声優たちの絆が感じられる内容に、会場は和やかな空気に包まれました。
さらに、共演歴が最も長い緒方さんは、これまでの共演作での裏話や、高橋さんへの熱い思いを披露しました。それを受け、高橋さんは「以前、緒方さんがインタビューで“バイプレーヤー”として私の名前を挙げてくださったことで、仕事の幅が広がり、多くの方々に知っていただける機会を得ました。本当に感謝しています」と語り、長年の絆を感じさせる感動的なやり取りに、会場がしみじみとした雰囲気に包まれました。
終盤では、11月22日(日)にファンミーティング、2027年2月14日(日)にファイナル公演が行われることが発表され、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こりました。
最後に、高橋さんが来場者や配信を観た方々へ向けて挨拶。「追加公演もこんなに素晴らしい方々に集まっていただけました。彼ら彼女らは技術はもちろん、現場での姿や仕事の仕方においても非常に尊敬できる面々です」と語り、あわせて出演を快諾してくれた声優陣への感謝の気持ちを述べました。そして、長年応援してくれるファンへの感謝や、ファンミーティング、ファイナル公演への意気込みを語り、温かな雰囲気の中で幕を閉じました。
[取材・文/五反田ちさと]
「デビュー25周年記念特別朗読劇『主演』追加公演」概要
開催日時
2026年7月11日(土)
昼公演 開場14:00/開演15:00
夜公演 開場18:00/開演19:00
会場
セシオン杉並(〒166-0011 東京都杉並区梅里1丁目22−32)
出演
高橋伸也(主演)
阿座上洋平(昼夜)
緒方恵美(昼夜)
大塚剛央(昼夜)
岡本信彦(昼夜)
阪口大助(昼夜)
中村悠一(昼夜)
山下誠一郎(昼)
諸星すみれ(昼)
福山潤(夜)
宮本侑芽(夜)
あらすじ
声優「陣野陽太」。
年間40本以上の作品に人気キャラや重要キャラで出演。
そして声優やスタッフ、多くの関係者から慕われる人気声
そんな彼だが「主演」だけは過去1度も受けた事がない。
陣野陽太が主演を受けない理由とは……
これは人気声優陣野陽太の数奇な人生を辿っていく物語。
イベントの詳細はこちら
公式Xアカウント(@shinya25th)
高橋伸也「主演」追加公演配信
ニコニコ「ラジ友チャンネル」で配信中!
・昼の部
https://www.nicovideo.jp/watch/so46602159
・夜の部
https://www.nicovideo.jp/watch/so46599742




























