話題のアニソンバンドReyが3ヶ月連続ライブを決行！皮切りとなった“6・28”新代田FEVERでのライブをレポート！その劇的な美しさに息を呑め！！

　耽美派＆イケメンなメンバーばかりが居並んだ、話題のアニソンバンド・Rey。6月に、『トミカヒーローレスキューファイヤー』のエンディング曲「BURNING HERO」をリリース。さらに6月28日の新代田FEVERでのライブを皮切りに、同地を舞台に7月29日・8月29日と3カ月連続でライブも実施！！　この日は、アニメイトで「BUENING HERO」を購入した人を招待してのステージ。彼らにとっても初のワンマンライブとなったこの日の模様を、さっそくお伝えしよう。

●これがReyの1st Impact！その衝撃を受け止めろ！

　性急なデジビート系SEが炸裂。観客たちの鳴らす手拍子と歓声にのせ、Reyのメンバーたちがステージへ登場!!　彼らにとっても、この日が初めてのワンマンライブ!!　しかも、2時間以上のロング公演は今回が初めての体験!!!　でもそんな心配は誰がする？？　客席も舞台上も“新しい始まりのための最初の1ページ”を、思いきり興奮な想いを投げかけあいながら、始まりの合図を期待を胸に待ちわびている。ボーカルの原田兼太も、客席の興奮へ気持ちを寄り添うように客席へ手拍子を要請していく。さぁついに舞台の幕開けだっ!!

　彼らの記念すべき初ワンマン・ライブの冒頭を飾ったのは、『トミカヒーローレスキューファイヤー』のエンディングテーマであり、Reyにとってのメジャー第1弾シングルとなった「BURNING HERO」だっ!!

　激しいウネリを上げたヘヴィ＆ハードロック・ナンバーが、思いきりスロットルを上げ始めた。ズンズン腰を揺らすビートに乗せ、観客たちも拳振り上げ熱狂していく。そう、無条件で心も身体も開放していくハードエッジな音こそが、Reyの絶対的な魅力だっ！！

「ReyのFirst Impactへようこそっ!!　最後まで盛り上がっていこうぜっ!!!」

その言葉を受け、疾走感満載な、メロディック＆ハードドライヴィン・ナンバー「一心不乱」が炸裂した。熱くシャウトしていく原田兼太。演奏が進むにつれ、ガンガン興奮のボルテージ上がっていくことを、激しい音を肌身で感じている身体が教えてくれるっ！！

　「本気のアニソンバンド“Rey”です!!今日はブッ飛ばしていきますので、みなさん付いて来てください！！」


●刺激的に美しく、まさに多彩な表情を“魅せる”

　上げ上げなロックンロール・モードを満載した、開放的なシャッフル・チューン「every day」から2ndブロックの演奏はスタート!!思いきりハイウェイを爆走していくようジャンプアップしたナンバーが、アクセル全開で走り出した!!

　雄大なスケール描いた歌物ナンバー「冒険者」。ドラマチックな展開描き出す抑揚を持ったメロディック曲「Rescue Dream!」。アタック感の強い、ハード＆ドライヴィンな楽曲「青春GIGA」と、演奏は、疾走感たっぷりなままステージ上から解き放たれていく。

浪々と歌い上げる情熱チューン「火の鳥」や、軽快なビートに乗せた歌物作「ヒーロー候補生」という、“歌心”を軸に据えた楽曲も登場すれば。現在のReyの心境をそのまま描き出したと言っても相応しい、ジンワリ心へ響くミッドスロー・ナンバー「長い旅路の途中」も披露。勢い満載で激しく攻めるのみならず、多彩な表情を持ったバンドという姿も、しっかり魅せてくれるのが嬉しい。


●より“燃える”アレンジで“あの頃”のアニソンをもう1度！

　ここで“本気のアニソンバンド”と名乗るように、「アニソン・コーナー」が登場。選んだのは、「ペガサス幻想」「激!帝国華撃団」「仮面ライダーBlack RX」「CHA-LA HEAD CHA-LA」という、メンバー世代的にはまさに、少年＆青春時代を過ごした頃、思いきり親しんだ楽曲ばかり。しかもどの楽曲も、原曲以上に派手で過激なアレンジを施しているぶん、より“燃える要素”満載な形で届けてくれたのが嬉しい。もちろん会場中の人たちも、知ってる楽曲が飛び出すたびに拳振り上げ熱狂していたのは、言うまでもない。

終盤は、『仮面ライダーBlack』に登場するバイク“バトルホッパー”をイメージして制作した、激しいドラマを描き出したヘヴィネス・ナンバー「MONSTAR」を皮切りに、思いきり熱狂していくに相応しい楽曲が次々飛び出してゆく。

ハイウェイを疾走する風景が浮かんできた「ラッキーソング」。思いきり気持ちを躍動ゆく感情高揚系ハード・チューン「メッセージ」では、大勢の観客たちが拳振り上げ熱狂。本編ラストを飾ったハード＆メロディックな歌物作「空」では、誰もが無邪気に熱い音のウネリの中で興奮しきっていた。

アンコールで奏でた「GENERATION」では、会場中の人たちが、ステージ上のメンバーたちと「Wow Wow Wo!」と熱狂&絶唱のコール＆レスポンスを繰り広げていく。もうここまで来たら、感情の歯止めは壊れたも同然だっ!!　オーラスでは再び「BIRNING HERO」を演奏。激しく熱くうねるハード＆ヘヴィドライヴィンな楽曲に身を預けた観客たちは、原田兼太の煽りに呼応するよう、♪Wow Oh Ohw～♪と絶叫しながら、会場を熱気に包み込んでいく。まさに気持ちは“絶対無敵”なバーニングヒーローな気分だっ!!


●来月も新代田FEVERに降り立つ彼ら！その勇士を心に焼き付けるのはキミだ！

♪Wow×4!!♪叫びを上げながら、最初から最後まで、ハードエッジなロックサウンドで観客たちを熱狂の渦へと巻き込んでいったRey。これから彼らがどんな物語を描き出していくのかは、まだわからない。今回のステージに関しても、思いきり熱狂したとはいえ、これが完成形というわけではない。むしろ、また「どう進化していくのか??」「この興奮したエナジーをもう一度味わいたい」と思う人も多かったよう思えるだけに、この熱気の余波が、3カ月連続ワンマン・ライブを通し、2回目3回目へどんな素敵な＋αの要素を与えていくのか?!そちらが楽しみになってくる。

　次は、7月29日・同じく新代田FEVERだ。そのライブも、ちょっと気になるぜっ!!


＜イベント情報＞
「Rey Monthly Live 2009-SECOND IMPACT!-」
2009年7月29日（水）
会場：新代田FEVER
【OPEN】18:00　【START】19:00
※チケット発売中　ローソンチケット（店頭のみ）／新代田FEVER

「Rey Monthly Live 2009-THIRD IMPACT!-」
2009年8月29日（土）
会場：新代田FEVER
【OPEN】17:00 　【START】18:00
※チケット発売中　ローソンチケット（店頭のみ）／新代田FEVER