コントに公開録音、クイズ大会＆プレゼント抽選会まで！　内容盛りだくさんのイベント「アクセル★ワンだぁ!!公開録音イベント」夜の部をレポート!!

　2012年11月４日(日)、東京・ニッショーホールにおいてイベント「アクセル★ワンだぁ!!公開録音」が開催された。

　本イベントは森川智之さんをメインパーソナリティに、自身が社長を務める声優事務所・アクセルワンのメンバーがゲスト出演するラジオ番組「アクセル★ワンだぁ!!」(文化放送「超！A＆G＋」、アニメイトTVにて配信中)初の公開録音イベントだ。

　当日は森川さんを筆頭に立花慎之介さん、寺島拓篤さん、折笠愛さん、小清水亜美さん、東條加那子さんが登場。即興アドリブで挑戦したコントや女性ファンがキュンとなるような萌えセリフなどを披露し、会場につめかけた多くのファンを楽しませていた。

●アクセルファミリーが披露するコントとは？

　イベントの始まりはコントから。ステージには畳とちゃぶ台、ふすまが置かれており懐かしさを感じさせる和室が再現。何が始まるのかと待っていると、浴衣を着てカツラをかぶった森川さんが登場。「私がアクセル家の主のお父さんです！」と自己紹介をすると、そのままちゃぶ台の前に着席し、新聞を読みながら「最近の新聞は文字が小さくて読みづらいな……。おーい、“アレ”を持ってきてくれ」と、お父さんはアクセル家の家族に催促。「アレ」とは、お父さんが新聞を読むための老眼鏡のことだ。

　アクセル家はお父さん(森川さん)、長女・かなこ(東條さん)、次女・あみ(小清水さん)、長男・しんのすけ(立花さん)、次男・たくま(寺島さん)、そしてお母さん(折笠さん)という家族構成で、お父さんが言う「アレ」をそれぞれがイメージして持ってくるというコントなのだ。

　持ってくるアイテムはその場で各人が思いついたもので、両者が即興アドリブを披露することになる。最初にやってきた東條さんは鼻眼鏡を持参。定番のネタで観客を笑わせると、次に小清水さんが登場。小清水さんは小学生という設定ながらも、サングラスにランドセルという格好で会場の笑いを誘うと、お父さんに手渡したのはパンダの被りもの。

　「これは……お父さんにはいろいろとお付き合いのある会社が…」と森川さんが困りながら言うと、「大人の事情は知ったこっちゃないよ！」と小清水さん。

　まさかの一言で盛り上がるステージに、次に登場したのは寺島さん。寺島さんは仮面舞踏会用のマスクをつけて登場。予想外の姿がおもしろかったのか、森川さんは寺島さんを直視できないほど大爆笑していた。しかも寺島さんが持ってきた眼鏡は普段自身がかけている眼鏡で、マスクの下からこっそり外して森川さんに手渡し。そのアドリブに、会場はまたもや笑いに包まれた。

　次に立花さんがステージへ。『ウルトラマン』のお面をつけて登場した立花さんは、いかにも老眼鏡を渡すように見せながら、水中めがねを渡してお父さんをがっかりさせていた。そこでお父さんは「母さん、眼鏡持ってきてくれ！」と呼びかけると、「母さん」こと折笠さんがエプロン姿で登場。お父さんが望む眼鏡はお母さんがおでこにかけていた、というオチがついてコントは終了した。

●夜の部ならではの…？

　コントが終わると、出演者が揃ってステージに登場。夜の部に向けた意気込みを聞かれた折笠さんは、「子どもの時間は終わりました。これからは大人の時間です」とセクシーな声で言うと、会場のテンションは急上昇。森川さんは「愛さんの許可が下りたので、夜は大人の公開録音をやりましょう！」と宣言し、観客を盛り上げていた。

●観客からの質問にファミリーの面々は……

　イベントでは11月21日(水)に発売の『DVD アクセル★ワンだぁ!!～家族で秋の遠足～』が先行販売されたため、DVDの見どころについてトーク。ステージに登場したメンバーの中で遠足に参加したのは森川さんだけということで、収録時のエピソードを話してくれた。

　その中でも盛り上がったのは、参加者は300円以内でおやつを持参したという話。「300円以内でおやつを買うとしたら、何を買う？」と言う森川さんに対して、小清水さんはチョコ、折笠さんはふがし、東條さんはバナナ、寺島さんはねって作れるお菓子、立花さんは5円チョコと答え、それぞれ好きなお菓子話で大盛り上がりだった。

　お菓子話に続いては、観客から募集したアンケートに答えるトークコーナーへ。「ファミリーと１日入れかわるなら、誰と入れかわりたい？」という質問に、折笠さんは「誰でもいい！　若さが欲しい！」、森川さんは「愛さんと入れかわりたい。愛さんはゴルフするから(森川さんはゴルフをやりたいからだそう)」、立花さんは「(水島)大宙さん。左手に襲われるという感覚を体感してみたい」、寺島さんは「杉山さん。いつも優しくてまじめな人なので、入れかわったらはちゃめちゃなことをしてみたい」、小清水さんは「真堂圭ちゃんになって小柄を体験したい」、東條さんは「日野さんになって、あのエロさをもっと活用したい」と回答していた。

　「今後ファミリーでやってみたいことは？」という質問では、森川さん以外のメンバーは遠足に行きたいと回答。折笠さんは「今回は初のイベントをやったので、次は舞台をやってみたい」と発言、観客からは拍手が巻き起こっていた。

●公開録音パートは、11月18日(日)に放送!!

　そしてここからは、番組の公開録音へ。メインパーソナリティの森川さんを中心に立花さん、寺島さんが出演。3人はステージに敷かれた畳のうえに横になったり、ねころがったりと楽しそうな様子。

　リラックスした雰囲気のなか最初のコーナー「ごきげんよう！智之の部屋」(フリートークコーナー)へ。寺島さん、立花さんは本放送にゲスト出演したときのことを振り返ったり、リスナーからのおたよりをもとにトークしたりと盛り上がる3人。「第２弾のDVDが出るとしたら何をしたい？」という質問では、観客から「これが見たい！」というさまざまな案が飛び出し、3人を驚かせていた。

　「ペットを飼っているファミリーのみなさんは、普段ペットとどんな風に接していますか？」という質問では、森川さんがファミリーいち、ペットを飼っているという水島さんのおもしろエピソードを披露。また、猫を飼っているという立花さんは、実際に猫とたわむれる姿を見せてくれた。

さまざまなシチュエーションで「こんなことを言われたらテンションが上がる」というセリフを紹介する「アクセル全開！アゲアゲフレーズ！」コーナーでは、「公録で言われたいアゲアゲフレーズ」を紹介。森川さんはイベントで販売中の湯のみを手にしながら、「何？　これ欲しいの？　そこ(物販スペース)で売ってるから買えばいいじゃん。え？　僕が欲しい？　ふ～ん…あーげない！」とセクシーに紹介。同じセリフに挑戦した寺島さんはかわいらしい言い方で、会場の女性ファンの心を掴んでいた。

　続くセリフは「こっちにおいで？　充電してあげる。いつもよくがんばってること、見てるからわかるよ？　よしよし」と撫でる動作つきのセリフ。森川さんいわく、猫を飼っているから撫でることに慣れている、という立花さんが挑戦。

立花さんは畳にねころびながら、「よしよし」の場面ではきちんと頭を撫でてあげる動作を見せ、観客からは歓声が。一方、森川さんと寺島さんは立花さんの演技を横目に、ちゃぶ台の上に置いてある飛行機を飛ばして遊んでいた。

　なお今回の公開録音の模様は、11月18日(日)に文化放送「超！A＆G＋」にて放送されるので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。

●6人で紡ぐ「アクセルワン物語」

　公開録音が終わると、イベントだけのコーナー「みんなでアクセル one step」へ。6人で2つのミッションに挑戦し、30ポイントを獲得すればミッションクリアとなり、イベント最後のコーナー・プレゼント抽選会のプレゼントの数が２倍になるという、観客にとってはうれしいミッションだ。

　最初のミッションは「みんなで“アドリブ童話”！」。白紙の本を手に、お題となる童話のタイトルをもとにアドリブで物語を考えて、朗読するという大喜利的チャレンジ。ミッションに成功すると10ポイント獲得できるというもので、童話のタイトルは「アクセルワン物語」。じゃんけんの結果、東條さん→小清水さん→折笠さん→森川さん→寺島さん→立花さんの順で読むことに。

　物語には森川さん、折笠さん、杉山さん、水島さん、小清水さん、寺島さん、立花さんが登場。「ももたろう」と「一寸法師」を足したようなストーリーでありながらも、最後は寺島さん、立花さん以外が倒されてしまうという壮絶な展開を迎え、ストーリーの破綻ぶりに観客は大爆笑。観客の大爆笑を誘ったということで、ミッションは無事成功。

　続いては「みんなでファミリレー★クイズ！」。リレー形式でクイズに挑戦し、制限時間内に6人連続で正解できれば１問につき10ポイントを獲得できるというものだ。1問目は「プロ野球12球団のうち6球団を答えよ」、2問目は「1964年以降、夏季オリンピックが開催された都市を答えよ」と、知らない人にとっては難しいクイズ。6人はもちろん、観客もとまどい気味だったが、物知りの観客のヒントもあってクリア。各10ポイントずつ獲得し、アドリブ童話コーナーとあわせて合計30ポイントをゲット。見事ミッションをクリアしていた。

●エンディングでは事務所、イベントへの思いが語られる

　クイズ大会の興奮も冷めやらぬ中、プレゼント抽選会へ。森川さんがコントコーナーでつけていたかつらと浴衣(帯にサイン入り)、折笠さんが着ていたエプロン、リレークイズで使用したバトン、そしてメンバー全員のサイン入り色紙が計6人の観客に抽選でプレゼントされていた。

　さまざまな企画で楽しませてくれたイベントもいよいよエンディングへ。最後に出演者陣から観客へメッセージが贈られた。

東條さん：
今日はとても楽しかったです。改めてこの事務所に入れてよかったなと思いました！

小清水さん：
お客さんがあたたかくて、みなさんの愛に包まれながらイベントを終えることができました。これからもみなさんとファミリーでいられたなと思います。

折笠さん：
もうすぐイベントは終わってしまいますが、おうちに帰ってお布団のなかに入ったら、もう一度、夢でお会いしましょう！

寺島さん：
同じステージで、折笠さんのすてきな声を聞くことができて本当に幸せです。そしてみなさん、今日はご来場ありがとうございました。ラジオやイベントができるのは、みなさんが応援してくださっているからこそです。またイベントやDVDなどで、メンバーのからみをみなさんに見ていただいて、楽しんでもらえたらいいなと思います。

立花さん：
今後も公開録音ができたらいいなと思いますし、いつかアクセルワンの役者全員でステージに立てたらおもしろいなと思います。すごい大変だと思いますがきっと楽しいでしょうし、事務所全員でイベントをやるというのは他の事務所ではないことだと思うので。これからもよろしくお願いいたします。

森川さん：
初めてリスナーさんと対面して、こうやって一緒に番組を作ることができてうれしいです。これからもアクセルワンという事務所としてはもちろん、ラジオでも元気よく、楽しさをいっぱい発信してみなさんに幸せが訪れるようにがんばっていきます。一緒に幸せを享受しながら、楽しいひとときを過ごせるようにがんばります。