声優
丸井ブン太 9月19日@ZeppTokyo独占レポ

丸井ブン太 Live Tour 2014 Bun Bun A La Carte~夏祭り、しようぜい!~ 9月19日@ZeppTokyo独占レポート!

『新テニスの王子様』に登場する立海大附属中学校の丸井ブン太がソロライブツアーを開催。8月から札幌・川崎・東京・大阪と全国を回り、9月25日に名古屋でファイナルを迎えた。

ライブでは、高橋直純さんが終始、丸井ブン太としてステージに立ち、話し方はもちろんダンスや仕草までブン太そのもの! セットリストもブン太の曲を余すことなく披露し、ブン太愛・立海愛・テニプリ愛に溢れたステージとなった。
アニメイトTVでは、ブン太の相棒・ジャッカル桑原が応援に駆けつけた、9月の東京公演の模様をレポート!

■ ブン太によるブン太ファンのためのブン太ライブ!!

立海の1年生・浦山しい太(高瀬朝季)が、「先輩のために頑張るでヤンス↑」とばかりに元気な諸注意ナレーションすると、いよいよブン太夏祭りが始まる。「Bun Bun BOLERO Ver.1」のBGMが高揚感を高め、ステージに張られた沙幕に花火が打ち上がると、幕が落ち、そこには「シクヨロ」ポーズで丸井ブン太(高橋直純)がお出迎え! さあ、ショータイムのスタートだ!

アルバム『Bun Bun A La Carte』から、「Break Point-ナンバーワンを目指せ!-」を含む2曲続けて披露。

「パイレーツ オブ トレビアン」では「ホレボレー」のフレーズに合わせてラケットで打つ振りをしたり、「チューインガムドリーム」ではガムを噛む仕草をどこか色っぽく、というようにダンスも魅せる。

爽やかな「one two three it's all right!」ではみんなで「1・2・3!」とカウントコールをしたり、「mirai-Fu」は未来へ向かってまっすぐ進む曲のように、歌声が花道を進んでどこまでもまっすぐ進んでいくような気持ちになった。

「ちょっと汗かいた? まだ? たるんどるっ!」と真田弦一郎のモノマネで始まったMC。「すっかり涼しくなって! いつもなら残暑ざんしょ?」とダジャレを言いつつ、ライブツアータイトル「夏祭り、しようぜい!」について話し始める。タイトルはスタッフが付けたということで、すっかり気に入ってしまった直純さんは夏祭りっぽい曲も用意したのだとか。また、発売された立海アルバムのブン太ソロ曲についても。

『新テニスの王子様』で、木手とダブルスを組んだブン太を見て、ダブルスのパートナー・ジャッカル桑原が「複雑な心境」と言った表情が忘れられず、リクエストして出来た曲「4+9+4+6」を披露。ギターリストにイタズラをしかける茶目っ気たっぷりな仕草はブン太そのもの。さらに曲間に入るジャッカル桑原のセリフでは演じている檜山修之さんがチラリと姿を見せ生声を聴かせるサービスも! さらに、ラストの「苦労かける」のフレーズは幸村風に言うなどサービスたっぷりの1曲となった。

「ちょっとオレの話を聞いてくれるかい?」と語り始めたリーディング。灯りが落ちたステージで、食べ物の話に夢中になったりしつつも、ブン太を支えてくれている「大切な人へ」向けた愛にあふれたメッセージ。そこから紡いだ曲はもちろん、「大切な人へ」。LOVEとPEACEにあふれた空間が広がった。続けて、病気を克服して部に戻ってきた幸村を歌った「待ってたぜ」。直純さんが花道の先のステージで情感たっぷりに歌い、ブン太の仕草でテニスボールが見えるかのよう。最後に投げたテニスボールはきっと幸村が受け止めてくれただろうと思わせる1シーンだった。

続くリーディングパートでは、ブン太の中学卒業後の進路を語り始め、いつしか話題は立海での中学生活を振り返るものに。「気が付けばこの制服も馴染んでいた」というフレーズが入った「ディープグリーン、エバーグリーン」を披露した。

■ ブン太の相方・ジャッカル桑原役、檜山修之さん登場!

バラードパートが終わった直後のMCでは、直純さんがソワソワ。「オレの大事なヤツ、呼んでいい?」と、うずうずしながら呼び込んだゲストは、ジャッカル桑原役の檜山修之さん!

ブン太&ジャッカルのデュエット「WINDY ROAD」を爽やかに熱唱した。

直純さんはステージに現れた檜山さんを見て、「泣きそうなんですけど! 10年越しじゃないですか」と感激しつつ、2人でガッチリ肩を組んだ。ここではブン太ではなく、高橋直純モードで檜山さんとトーク。ちょうど1年前、2013年の9月に琵琶湖で行われた『テニプリフェスタ2013』の次の日、城巡りをする予定だった檜山さんだったが、台風のため足止めされて、直純さん、永井幸子さん、増田裕生さん、津田英佑さんの立海メンバーで、京都タワーで観光をしたエピソードが飛び出した。さらに、直純さんがかつて飲みの席で檜山さんに言われた忘れられない一言についても。

「直純は直純のままでいいんだよ」
 

さあ、続いて次は何の曲に行こうと、高橋直純からブン太モードへチェンジして、「キッチリ決めるぜい。……ジャッカルが!」と檜山さんにステージを渡し、袖へ戻った直純さん。ひとりステージに残った檜山さんは、「ジャッカル初のソロ曲、『GARURU!!!』ってどうなの!?」とツッコんでいると、客席からは「カッコイイ!」と大評判の声が。そうして披露された「GARURU!!!」がこれまたカッコイイ! 檜山さんが熱い歌声で会場を盛り上げ、曲の終わりにはジャッカルコールも上がった。

祭囃子が聴こえ始めると、ライブのために作られた「音頭だろい?」へ。直純さん&ブンブンバンドのみんなに加え、檜山さんもお祭り半被を着てうちわを片手に、盆踊りをしながら花道を練り歩く。集まったファンも振付バッチリで会場は一気に夏祭り一色に! 最後にステージに戻った一同だったが、直純さん&檜山さんがうちわで風を送り合う合戦を始めたりして、楽しい雰囲気となった。

「この1曲だけじゃ、夏祭り感が少ないんじゃないか?」ということで、ブン太が参加している各ユニット曲もぎゅぎゅっとメドレー形式で披露!

芥川慈郎・葵 剣太郎とボレーが得意な"3グァバトリオ"の「BRAND NEW DAY」からしっとりと始まり、切原赤也・仁王雅治・柳生比呂士の"立海ヤング漢"の「SOUL MATE」と「業火絢爛」ではラップも披露、ゆったりとしたバラード「終わらない愛」を挟んで、不二周助とのデュエット「GENIUS~B&B~」、そしてラストは「SOUL MATE」へと戻り、観客も巻き込んで大はしゃぎした。

黄&黒の立海カラーのラフな服に早替えした直純さんが次に披露したのは、日替わりナンバー。この日は「Love Festival」。観客の「Love Festival」のコールの大きさを全身に受け、次に披露したのは柳生の曲「LASER BEAM」。『テニプリフェスタ2011』の時に立海全員で歌って以来、立海の曲としてメンバーが歌い継いでいる名曲だ。ラストはブン太らしく、「アデュー、だろい?」でニッコリ。

「ライブでタオルをブンブン振り回す曲にしたい」という想いから生まれた「BUN BUN BUN!」では、もちろんタオルをみんなで振りまくる! 間奏ではブンブンバンド&ブンブンダンサーの紹介もあり、観客=ブン太のクラスメイト・3年B組のみんなから本日の主役「丸井ブン太」の名前を呼んでもらった後、直純さんも叫ぶ!

本編ラストはブン太の大好きなケーキの曲「MAKE A CAKE~RIKKAIスペシャル編~」。間奏ではケーキレシピを早口で読み上げる楽しい曲なのだが、ライブではラストに直純さんが応援団長となり、「常勝立海大!」コールを会場みんなで大合唱! 大きな一体感を味わって、丸井ブン太、そして立海への愛をたっぷり伝えあった。

■ 高橋直純、丸井ブン太のとなりには「君がいる」

観客からの「常勝立海大!」のコールで迎えたアンコール。『ラジプリ』のモノマネジングルに合わせて直純さんが登場し、柳生のモノマネを披露。「アンコールありがとう! お前ら最高だろい!」と、夏っぽく麦わら帽子をかぶり、ブン太グッズに身を包んだ直純さんがライブグッズを紹介した。たくさんのグッズに囲まれ、紹介しながらも「ブン太かわいすぎますっ!」と直純さんはブン太が好き過ぎてニコニコが止まらない(笑)。さらに、「今日、ゲストに相棒が来てくれたので、ちょっとだけサプライズ」と、サイン入りポスターのプレゼントがサプライズで行われた。

「楽しかったブンブン祭りもあと少し。楽しんでいきましょう」と、アンコール1曲目は「だろい?-ALBUM MIX-」。さびの「だろい?」は会場みんなで大合唱となった。
最後のMCは「始まると終わるんだよね」とスポットライトの中、直純さんがゆっくりと語り出した。ブン太の星形ライトの煌めきに感動しつつ、今回のツアーへの想いを振り返る。ブン太のアルバムが出た時に「ライブをやりたい。いつか必ずやるよ」とファンと交わした約束を受け、「『Love Festival』の中にある"砂粒みたいな約束でも"の歌詞がすごく好きで」と感慨深く話す直純さん。「次、ってまた言えるようにブン太も頑張っていくと思う」とまた会う小さな約束を交わした。

「僕の、ブン太のそばには君がいる」

とゆっくりと歌い始めたのはラストナンバー「君がいる」。ブン太から観客へのメッセージが詰まった1曲だ。

歌い終わると、本日のゲスト・檜山修之さんがステージに現れ、「すげーよ! お前はお前でいいよ!」と直純さんを激励してガッチリ握手。バンドメンバーもダンサーも加わり全員揃ったところで、直純さんの掛け声で、観客も隣の人たちとハイタッチ☆ 「これでみんなも3年B組の仲間だ!」とニコニコ。何度も「ありがとう」を繰り返し、ラストは笑顔で去っていった。

「オレ、なんか強くなった気がするよい。これからもシクヨロ!」

<取材・文/磯貝綾子>
 
<セットリスト>
OPENING.Bun Bun BOLERO Ver.1
1.Break Point-ナンバーワンを目指せ!-
2.パイレーツ オブ トレビアン
3.チューインガムドリーム
4.one two three it's all right!
5.mirai-Fu
6.4+9+4+6
 リーディング~大切な人へ~
7.大切な人へ
8.待ってたぜ
9.ディープグリーン、エバーグリーン
10.WINDY ROAD(ゲスト:ジャッカル桑原)
11.GARURU!!! (ボーカル:ジャッカル桑原)
12.音頭だろい?
13.夏祭りスペシャルメドレー
 BRAND NEW DAY
 SOUL MATE
 業火絢爛
 終わらない愛
 GENIUS~B&B~
 SOUL MATE
14.Love Festival
15.LASER BEAM
16.BUN BUN BUN!
17.MAKE A CAKE~RIKKAIスペシャル編~

【ENCORE】
18.だろい?-ALBUM MIX-
19.君がいる

>>高橋直純 OFFICIAL WEB SITE

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