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『ひそねとまそたん』主人公のルーツに『エヴァ』のアスカ

『ひそねとまそたん』主人公・ひそねのルーツに『新世紀エヴァンゲリオン』のアスカ/先行上映会レポート

いよいよ2018年4月12日(木)から放送開始になる『ひそねとまそたん』。本作の1話・2話の先行上映イベントが4月11日(水)、新宿ピカデリーにて行われました。上映後には樋口総監督、甘粕ひそね役の久野美咲さん、貝崎名緒役の黒沢ともよさん、OPテーマを担当する福本莉子さんによるトークショーが開催。

トーク中では、本作の見どころのほか、登場キャラクターの魅力、アフレコ現場でのエピソードが語られました。本作の主人公・甘粕ひそねについて、樋口監督が『ふしぎの海のナディア』や『新世紀エヴァンゲリオン』を例に挙げて説明する場面も。本作をより楽しんで観ることができるトークイベントの模様をお届けします!

▲左から樋口総監督、久野美咲さん、黒沢ともよさん、福本莉子さん

▲左から樋口総監督、久野美咲さん、黒沢ともよさん、福本莉子さん

 

ひそねは“ナディア”や“アスカ”のような、コントラストが強いキャラクター

上映後、1・2話を観たばかりの観客からの拍手で登壇者たちが迎え入れられます。本作の主人公・甘粕ひそねを演じるのは久野さん。自身のキャラクターについて、「本当に変わった子だと思っていて(笑)。みなさんがひそねを見て、どう思うのかっていうのが一番気になっていました」と、少し不安げな様子。久野さんが「(ひそねは)大丈夫でしたか?」と問いかけると、会場からは「大丈夫!」と言わんばかりに大きな拍手が起こります。

樋口監督はひそねというキャラクターについて、自身が過去に担当したアニメ『ふしぎの海のナディア』のナディアと『新世紀エヴァンゲリオン』のアスカを例に挙げ、「自分の中でアニメーションっていうのは、性格のふり幅やコントラストが強くないといけないとずっと思っていた」と解説。キャラクターの説明に熱が入る樋口さんに、久野さんが「ひそねは樋口さんのタイプなんですか?」と尋ねると、「タイプかもしれない……!」とポロリ。会場には笑いが起きていました。

ひそねにライバル心を抱く貝崎名緒を演じるのは、黒沢さん。「ヤンキー&ツインテールというのが最高に可愛いと思っていて。(ひそねに対する)難しい気持ちを抱えているという不安定さも、彼女の魅力だと思っています」と、キャラクターの見どころについて語ってくれました。

また、本作を観た感想として、黒沢さんは「とにかく背景がきれいで、世界観の説得力の強さに感動しました。岐阜に行けば(キャラクターたちに)会えるんじゃないかというくらいと思えるくらい、リアリティのあるファンタジーだと感じました」と、太鼓判を押します。

  

久野さん&黒沢さんが“まそたん愛”を語る!

航空機になるドラゴンという設定のまそたん。その奇抜なアイディアについて樋口監督は、自衛隊のロケハンに参加しているときに着想を得たと言います。「国防上の理由で写真を撮っちゃいけない何かがあるらしくて。ポツンと離れた所に格納庫があって、『何か隠してるんじゃないか、デカい生き物が一匹入るんじゃないか』と色々妄想して(笑)」。

久野さんは作品の中で、まそたんとの出会いが衝撃的だったことを打ち明けます。「突然大きなものに飲み込まれてリバースされるという経験をしたので、最初は相当怖いなと思いました(笑)」。さらに、「一見怖いと思うけど、(空を)飛べるようになって嬉しいとか、まそたんにも感情があって。そういう気持ちの交流をしていくうちに、私自身もどんどんまそたんが人間に近い存在と感じるようになって。本当に愛おしくてしょうがないです」と感慨深げに話します。

続いて黒沢さんは、「線が少ない、プルンとした可愛らしいドラゴンだったので、手乗りドラゴンだったら可愛いと思いました」とコメント。さらに、「(まそたんの)中はちょっとヌルヌルしてるけど、温かそうで気持ち良さそうだと思います。よく眠れると思うんですよね(笑)」と独特な感想を語り、周囲をざわつかせました。

 

『ひそまそ』エンディングテーマは、まさかのフランス語!?

本作のオープニングテーマを担当したのは、女優の福本さん。曲について、「音楽が壮大な感じだったので、歌う時も空や海など、広い場所をイメージして歌いました」とアピール。

エンディングテーマを歌う久野さんと黒沢さんは、歌詞が全てフランス語だったため、レコーディング現場が壮絶だったことを話します。久野さんは家で猛練習したエピソードを打ち明け、「『どうしよう!?』って震えながらレコーディングに向かいました」と遠い目。

黒沢さんは「(フランス語を)全部カタカナに起こして下さってたんですけど、カタカナがゲシュタルト崩壊し始めて……(笑)。適当な平仮名や漢字を当てはめて呪文のようにして歌いました」と、レコーディングでの苦労について話します。

何故フランス語にしたのかと質問された樋口監督は「カッコよくない?」とポツリ。すかさず黒沢さんが「雑な返答!」と返し、会場からは笑い声が上がりました。

イベントの最後に久野さんが「たくさんの方たちの努力の結晶です。本当に素敵な作品なので、見ていただけたら嬉しいです」と挨拶し、ステージの幕は閉じられました。航空自衛隊が管理するドラゴン・まそたんと、甘粕ひそねら搭乗員たちのお仕事ストーリーが楽しみな本作。『ひそねとまそたん』は2018年4月12日(木)から放送開始です。

[取材・文/島中一郎]

 

作品情報

『ひそねとまそたん』

〈放送情報〉
TOKYO MXにて2018年4月12日(木)24:00~
BSフジにて2018年4月12日(木)24:00~
岐阜放送にて2018年4月12日(木)24:45~
MBSにて2018年4月17日(火)26:30~
放送開始予定
※放送日時は変更になる場合がございます。

<イントロ>
航空自衛隊が管理するドラゴンと新人搭乗員たちの斬新なお仕事ストーリーが発進する!トップクリエイターたちが、『交響詩篇エウレカセブン』のアニメーション制作会社ボンズに結集。大ヒット作『シン・ゴジラ』の樋口真嗣(総監督)が『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里(シリーズ構成)とのコンビで練りあげたオリジナルストーリーは、ドラゴンと少女の交流を通じてハートフルに展開する。小林寛(監督)、青木俊直(キャラクター原案)、伊藤嘉之(キャラクターデザイン)、岩崎太整(音楽)を始め、豪華スタッフが全方位から盛りあげる、愛と笑いと涙の現代日本神話!

<ストーリー>
「私は、君とソラを飛ぶ。」甘粕ひそねは、航空自衛隊の岐阜基地に勤務を始めた新人だ。素直すぎて無意識で他人を傷つけるのに疲れ、任期限定の自衛官を選んだのだ。だが、運命の出逢いが彼女の人生を根底から変える。基地に秘匿された戦闘機に擬態するドラゴンがひそねを選び、大空高く舞いあがったのだ。こうして「OTF(変態飛翔生体)」であるドラゴンに乗り込む飛行要員が、ひそねの仕事になった。国家的な命運を左右するとも言われるドラゴンには、はたしてどんな秘密が隠されているのだろうか......。

<スタッフ>
原作:BONES・樋口真嗣・岡田麿里
総監督:樋口真嗣
監督:小林寛
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクター原案:青木俊直
キャラクターデザイン:伊藤嘉之
メインメカニックデザイン:河森正治
モンスターコンセプトデザイン:コヤマシゲト
コンセプトデザイン:okama
軍事考証:小柳啓伍
美術デザイン:平澤晃弘
美術監督:金子雄司
色彩設計:小針裕子
撮影監督:佐々木康太
3DCG監督:安東容太
編集:奥田浩史
音楽:岩崎太整
音響監督:山田陽
音響効果:野口透
アニメーション制作:ボンズ

<楽曲>
・OPテーマ
タイトル:「少女はあの空を渡る」
歌:福本莉子/作詞:岡田麿里/作曲・編曲・プロデュース:岩崎太整

・EDテーマ
タイトル:「Le temps de la rentree~恋の家路(新学期)~」」
歌:Dパイ(甘粕ひそね(CV:久野美咲)/貝崎名緒(CV:黒沢ともよ)/星野絵瑠(CV:河瀬茉希)
絹番莉々子(CV:新井里美)/日登美真弓(CV:名塚佳織)
作詞:Robert Henri Gall作曲:Patrice Maurice Gall編曲・プロデュース:岩崎太整

<キャスト>
甘粕ひそね(あまかす・ひそね):久野美咲
貝崎名緒(かいざき・なお):黒沢ともよ
星野絵瑠(ほしの・える):河瀬茉希
絹番莉々子(きぬつがい・りりこ):新井里美
日登美真弓(ひとみ・まゆみ):名塚佳織
樋本貞(ひのもと・さだ):朴美
小此木榛人(おこのぎ・はると):梶裕貴
財投豊(ざいとう・ゆたか):徳本恭敏
柿保令美(かきやす・れみ):釘宮理恵
幾嶋博己(いくしま・ひろき):諏訪部順一
曽々田弘(そそだ・ひろし):中田譲治

公式サイト
公式Twitter
ハッシュタグ:#ひそまそ

(C)BONES・樋口真嗣・岡田麿里/「ひそねとまそたん」飛実団
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