秋アニメ『俺を好きなのはお前だけかよ』5つの見どころ特集|主人公・如月雨露こと“ジョーロ”に突きつけられる現実……そしてそんな彼の心の奥底とは!?
駱駝先生によって電撃文庫から刊行されているエンタテイメントノベル『俺を好きなのはお前だけかよ』。本作を原作としたTVアニメが、いよいよTOKYO MXほかで10月2日(水)より順次放送開始となります。
“俺は、すべてのラブコメを過去にする”と謳われる本作ですが、ここではその魅力をご紹介! 本作のジャンルはこのキャッチコピーにもある通りのラブコメですが、主人公のジョーロこと如月雨露はなんと“主人公の親友”ポジションで……!?
そんなパッとしない彼が主人公を務めている意味と、彼のストーカーを自称する女性。ぜひこの秋は彼らの物語に注目を!
『俺を好きなのはお前だけかよ』5つの見どころ
1.主人公はラブコメの主人公の親友ポジション
本作の主人公“ジョーロ”こと如月雨露(きさらぎ・あまつゆ)は、美少女に囲まれているラブコメ作品の主人公にも関わらず、言うならば“主人公の親友ポジション”です。それもそのはずで、自分の事を“容姿並。成績並。運動並。何をやってもパッとしない(※公式サイトキャラクター紹介原文引用)”と紹介するなど色々な意味で筋金入り。
しかしこんな平々凡々な主人公にも関わらず、本作のキャッチコピーは“俺は、すべてのラブコメを過去にする”という某RPGを思い出さずにはいられないもの。そしてそんなパッとしない男でも夢くらいは見てしまうものですが、夢とは醒めて消えるのが道理です。
要するに夢すら見させてもらえないポジションにいる彼が、ヒロインたちを前にしてどのように立ち回っていくのかに注目を。
2.ジョーロの心の声にはある仕掛けが……!?
本作の主人公ジョーロですが、彼の心の声は物語上でとても重要な仕掛けとなっています。“僕”という一人称の礼儀正しい少年ではあるのですが、彼を“主人公”たらしめている理由がこの心の声。公式サイトの各キャラクターの紹介すら彼のものであり、今後物語が進むにつれて変化をするのかは気になるところ。
本作は原作の地の文からジョーロの語りで物語が進行する作品。そんな作品の主人公を演じる山下さんが、彼が表に出している人格と心の中に留めている感情とを、どのように表現してくるかも見どころになることと思います。
要するに、何は無くともジョーロがジョーロというキャラクター性でなければ成り立たないのが本作です。そう考えると前述したキャラクター紹介や、そこで見られるアンケートの回答などからも色々察せられるものがあるかもしれません、ぜひあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
3.そんな彼に好意を抱く怪しい女性の影が……
ラブコメ主人公的な願望を抱くことすら許されないジョーロですが、そればかりか彼にだけ毒舌で彼のことをストーキングしている “パンジー”こと三色院董子(さんしょくいん・すみれこ)の影があります。彼女は所謂三つ編み眼鏡のキャラクターで、図書室を根城にしています。
こうなってくると、ジョーロも結局女の子に好かれてるんじゃないかと思われるかもしれません。確かに視聴者目線ではそれで間違いないですし、ご褒美にしか見えないのですが、ジョーロ自身は彼女を苦手としているのです。(※公式サイトのキャラクター紹介では思いっきり“嫌い”だと書かれています。)
仕方のない理由からジョーロは彼女の待つ図書室へ顔を出さなくてはならなくなるのですが、このふたりの掛け合いがまた本作のみどころのひとつ。加えてストーカーではあっても、そんな彼女こそがパッとしない主人公の親友ポジションのジョーロを気にかけている存在であり……!?
ジョーロとパンジーがこの先どのような関係を築き、どんな物語を見せてくれるのか。ぜひご期待いただければと思います。
4.ジョーロが親友ポジションならば当然“主人公”も……!?
ここまで散々ジョーロを主人公の親友ポジションのキャラクターであると述べてきましたが、彼の親友である“サンちゃん”こと大賀太陽(おおが・たいよう)こそが、主人公ポジションのキャラクターとなります。
そんな彼のキャラクター性を見ていくと、太陽という名前からしてそうですし、スポーツ万能で野球部のエース、声が内田雄馬さんなど、なかなかに盛り過ぎなことがわかります。それこそ太陽のようにみんなの中心といえるキャラクターなのでしょう。
もちろん女性にも大層おモテになるようで、なぜ彼が主人公のラブコメではないのかと不思議に思うことでしょう。ジョーロも彼のことが大好きであり、ふたりは本当に仲がいいのです。ジョーロとサンちゃん、ふたりの関係性も本作の見逃せないポイントとなります。
5.もちろん他のヒロインたちも魅力的!
“ひまわり”こと日向葵(ひなた・あおい)、“コスモス”こと秋野桜(あきの・さくら)のふたりも本作にとって重要なキャラクターたちです。それぞれひまわりがジョーロの幼馴染、コスモスが先輩という立ち位置でジョーロに関わることに。
そんな彼女たちの姿はなかなか可愛らしく、そんな彼女たちの恋路をジョーロは応援していくことになります。恋路ということで彼女たちはある人物に恋をしている模様。
それが誰なのかはネタバレとなるので詳しくは述べられませんが、“ヒロインの恋路を手伝う”という“主人公の親友ポジション”の鉄板の役割をジョーロにくれるのが彼女たちとなります。
たとえその相手が主人公でなくとも、恋をしている女の子というのは可愛いもの。ぜひ彼女らの活躍にも期待してみてはいかがでしょうか。
TVアニメ『俺を好きなのはお前だけかよ』作品情報
放送情報
TOKYO MX:10月2日(水)より毎週水曜24:30~
とちぎテレビ:10月2日(水)より毎週水曜24:30~
群馬テレビ:10月2日(水)より毎週水曜24:30~
BS11:10月2日(水)より毎週水曜24:30~
テレビ愛知:10月2日(水)より毎週水曜26:05~
読売テレビ:10月7日(月)より毎週月曜26:29~
※放送・配信日時は編成の都合等により変更となる場合がございます。予めご了承ください。
あらすじ
俺はパンジーこと三色院菫子が大っ嫌いだ。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ。もし、気になる子からデートに誘われたらどうする?
当然意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。そこで告げられた『想い』から、とんでもない話が始まったんだ。
スタッフ
原作:駱駝(電撃文庫刊)
原作イラスト:ブリキ
監督:秋田谷典昭
副監督:守田芸成
シリーズ構成・全話脚本:駱駝
キャラクターデザイン:滝本祥子
美術監督:諸熊倫子
背景スタジオ:スタジオ天神
色彩設定:岡亮子
撮影監督:廣岡岳
撮影スタジオ:Nexus
3D監督:齋藤威志
3DCGスタジオ:ワイヤード
編集:坪根健太郎
編集スタジオ:REAL-T
音響監督:郷文裕貴
音響効果:中野勝博
録音調整:八巻大樹
音楽:藤澤慶昌
音楽制作:Aniplex
アニメーションプロデュース:BARNUM STUDIO
アニメーション制作:CONNECT
製作:「俺好き」製作委員会
キャスト
如月雨露(ジョーロ):山下大輝
三色院董子(パンジー):戸松 遥
日向葵(ひまわり):白石晴香
秋野桜(コスモス):三澤紗千香
大賀太陽(サンちゃん):内田雄馬
羽立桧菜(あすなろ):三上枝織
洋木茅春(ツバキ):東山奈央
カリスマ群A子:斉藤朱夏
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