声優
「AD-LIVE ZERO」千葉公演2日目(昼・夜公演)レポート

仲村宗悟さん&森久保祥太郎さんの、抜群のアドリブ力が光った「AD-LIVE ZERO」千葉公演2日目(昼・夜公演)をレポート!

2018年に10周年を迎えた即興劇プロジェクト「AD-LIVE」が、「AD-LIVE ZERO」というタイトルで11年目も開催。

本稿では、千葉・幕張国際研修センターで行われた、仲村宗悟さんと森久保祥太郎さん出演の2019年9月21日(土)昼・夜公演の模様をレポートします!

「AD-LIVE」常連で今回クリエイティブプロデューサーを務める森久保さんと、「AD-LIVE」初参加の仲村さん。

キャリアも大きく異なり、一見未知数に思えるコンビですが、実は公私ともに共通点が多いとのこと。

さらに、総合プロデューサーの鈴村健一さん曰く、2人ともラジオスキルが高く、どんな会話や展開も受け止め確実に返す“アドリブ力”もあるのだとか。

今年は原点回帰として、あらかじめ決められていた演出(雨、停電など)やキャラクター設定は、すべて開演2時間前にくじで決定します。

メインキャスト2人は、くじで引いたキャラクター設定を加えた役で舞台に立ち、演出陣は18個の演出くじ(うち、3個は舞台開始30分後に引く)をすべて使い切り、それ以外で舞台に介入できないのがルール。

まさに“即興劇らしい即興劇”で、メインキャストの2人が繰り広げる物語とは……?

お笑いコンビになりきれない2人が、1つのゴールを目指して物語を描く昼公演!

【シェアハウス】で始まった昼公演の物語。

仲村さんは、【器の小さい】【社長】のレッツゴー仲村、森久保さんは【ナルシスト】で【病弱】なマーシャルとして、ステージに立ちました。

レッツゴーは、ネタの稽古中。

ただ、相方は自作した小さなロボット……相方の候補者がなかなか首を立てに振らないため、しかたなくロボット相手に稽古しているのだとか。

事務所を立ち上げ、自ら社長になるほどのバイタリティーは、ロボット制作にも生きているようです。

そんな相方候補が、森久保さん演じるマーシャル。マーシャルはシェアハウスのオーナーで、レッツゴーとは偶然出会い一緒に住んでいるそう。

ヴィジュアル系のような“とさか”を持ち、相当なナルシストです。

一方で、レッツゴーのボケに丁寧にツッコミを入れる素養も。ショートコントにも的確にツッコんで、レッツゴーはたまらず再度「相方になってよ!」と口説きますが、やはり意思は固いよう。

それには、深い訳があるようで……。

2人は、訳あって2週間ぶりに再会。レッツゴーが部屋を散らかしたことを注意するなど、2人の日常を彷彿とさせるやりとりが繰り広げられます。

そんなさなか、レッツゴーの相方ロボットを整備するため業者(鈴村さん)が来訪。慣れた手付きで整備を始めますが、レッツゴーが頼んだ覚えのない業者だと判明!

さらに、部品が足りないと告げ「一旦うちの工場で整備します」と、ロボットを持ち帰ってしまい……?

鈴村さん演じる整備業者も大きく絡んだ今回の物語。

アフタートークでの仲村さん曰く、「その場、その場で考えながら進めた」とまさに即興で挑んだことを明かしましたが、そうとは思えないほど全員が同じゴールを目指して話を運んでいきました。

歌をキーワードに、設定にも“奇跡”が満載の夜公演♪

夜公演では【誘拐現場】が舞台。森久保さんが【潔癖症】で【引きこもり】のシンペイ、仲村さんが【流行りに敏感】だけど【夢が無い】、腐りかけた男として、物語を作り出しました。

腐りかけた男は、その名前の通りうめき声を上げながらヨロヨロと移動し、シンペイを驚かせます。まるで、ゾンビ……!

果たして言葉は通じるのでしょうか?

そう誰もが不安に思ったとき、「びっくりした?」と男。なんでも、ゾンビではあるけれど普通に話すことはできるそうで、シンペイを驚かせるために“フリ”をしていたようです。

しかも、ここは彼の部屋だと言い、「なにか飲む?」と友達感覚でシンペイに話しかけます。

そんな男に、シンペイも少なからず気を許したのでしょうか?

潔癖症すぎて会社をクビになったことのほか、自身に起こっている“ある出来事”を男に告げました。

「僕とあなたは状況が似ているかもしれない」「(僕は)ゾンビになりかけているんです」と――。

噛まれてからもうすぐ24時間。これを過ぎると、シンペイは完全にゾンビになってしまうらしく、ひどく慌てた様子です。

しかし、腐りかけた男は「大変だね〜」とポツリ。まるで他人事のようです。

それもそのはず、男は170年ほど腐りかけたままだと告白。もしかしたら、解決法を知っている?

さらに、2人には意外すぎる共通点も見つかり……!?

夜公演もまた、2人のアドリブ力が炸裂!

昼公演とのまさかのつながりもあり、一貫性のある物語で快走しました。

ゾンビであることや、“共通点”は布石としてしっかり機能しラストを盛り上げた印象です。

ちなみに、その“共通点”は、くじとは別にそれぞれが考えていたキャラ設定で、もちろん互いのものは事前に知り得ません。

また、くじで決まった“この場所へ来た目的”は、【ゾンビから逃げるため】(シンペイ)と【自分を蘇らせるため】(腐りかけた男)と、奇跡の多い物語に。

Blu-rayやDVDで初めて視聴する方は、“歌”にも注目です!

翌9月22日(日)、千葉・幕張国際研修センターでの「AD-LIVE ZERO」千葉公演3日目には、寺島拓篤さん&豊永利行さんが登壇。引き続き、昼・夜公演の模様をお届けします☆

なお、2020年2月より順次、公演のBlu-ray&DVDの発売、アンコール・ビューイング「あとりぶ」(後日詳細解禁)が決定。詳細は公式HPをチェックしてください!!

「AD-LIVE ZERO」Blu-ray&DVD商品情報

https://ad-live-project.com/zero/blu-ray_dvd/

■2020年2月26日(水)発売
第1巻(梶裕貴×前野智昭)
第2巻(吉野裕行×鈴村健一)

■2020年3月25日(水)発売
第3巻(仲村宗悟×森久保祥太郎)
第4巻(寺島拓篤×豊永利行)

【通常版】
仕様:本編ディスク2枚組
価格:各7,500円+税(Blu-ray/DVD共通価格)
特製ブックレット/オーディオコメンタリー(夜公演)/特典映像(CM、PV) ※各巻共通

▼アニメイトオンラインショップでの購入はこちら

 
【アニメイト限定セット】
仕様:通常版+特典DVD
価格:各8,000円+税(Blu-ray/DVD共通価格)
※ 特典DVDの収録内容は後日発表いたします。

▼アニメイトオンラインショップでの購入はこちら

第1巻:Blu-ray:ANSX-10161~ANSX10162/DVD:ANSB-10161~ANSB10162
第2巻:Blu-ray:ANSX-10163~ANSX10164/DVD:ANSB-10163~ANSB10164
第3巻:Blu-ray:ANSX-10165~ANSX10166/DVD:ANSB-10165~ANSB10166
第4巻:Blu-ray:ANSB-10167~ANSB10168/DVD:ANSB-10167~ANSB10168

※商品の仕様は予告なく変更になる場合がございます。/パッケージジャケットは後日公開致します。

AD-LIVE公式サイト
AD-LIVE公式ツイッター(@AD_LIVE_Project)
WEB コンテンツ「モバ‐LIVE」
AD-LIVE FAN SITE「ログ‐LIVE」

(C) AD-LIVE Project
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