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アニメ『さんかく窓の外側は夜』安田好孝監督 インタビュー連載 第8回

アニメ『さんかく窓の外側は夜』安田好孝監督インタビュー|もう一度見返したくなる裏話は必読! 思惑以上の出来上がりになったシーンとは?【連載08】

2021年10月よりTOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『さんかく窓の外側は夜』。

本作はヤマシタトモコ先生の同名ホラーコミックが原作で、偶然出会った除霊師の冷川理人と昔から不気味なモノを「視て」しまう体質の三角康介がバディを組み、数々の事件を解決していくストーリーとなっています。

このたび、アニメイトタイムズにて声優陣やスタッフを対象にしたインタビュー連載がスタート! アニメーションならではの見どころやキャラクターへの解釈、収録現場の様子などを語っていただきました。

第8回目にお届けするのは、監督・キャラクターデザインを務める安田好孝さん。キャラクターデザインの影の付け方、あらゆるシーンに取り入れられている工夫や技術など、もう一度アニメを見返したくなるような監督の貴重なお話は必読です!

言葉のチョイスが理性と知己に富む作品

——原作を読んで感じた作品の印象をお聞かせください。

安田好孝監督(以下、安田):まず、ヤマシタ先生の言葉のチョイスが非常に理性と知己に富む作品だなと痛感しました。(同時に、脚本作成のハードルが上がるのを確信しました)

キャラクターが増えてゆく過程のストーリー展開が非常に巧みで、次が読みたいと思わせる展開が素晴らしい漫画だと思います。

絵に関しても、手足の表現が非常に細やかで、カラーの表紙やイラストなどは様々に違った表現方法で描かれている幅の広さに、描く事にかなりこだわっている方なのだと思いました。

——毎週本作をリアタイされているようですが、実際に地上波で流れた映像をご覧になっていかがでしたか? 反響はありましたか?

安田:映像自体は納品までのチェックで何度も見たのですが、自分の部屋のTVで見ると思ったより聞こえにくい効果音やセリフがあって、反省する羽目になりました。

ストーリーが面白いと言って見てくださる方、面白いから原作も読んでみようと言ってくださる方が多くて、アニメーション制作側に課せられた役目の一部は果たせたかなと思います。

ホラー表現に関しては、自分らからするとまだまだ足りないかなと思っていた部分が多かったので、こちらが考えているより「怖い」とおっしゃる方が多くて、逆に戸惑いもありました。

——本作はヤマシタトモコ先生節が効いているホラーコミックが原作ですが、アニメ化するにあたり、どのようなことを意識されましたか? 

安田:原作・編集の方からは特にオーダーと言えるものは無かったですが、製作委員会の方からは「原作のファンの方に見てもらえるように作って欲しい」と言われました。原作の持つテイストを損なうような作り方はしないで欲しいという意味だと、自分は受け取りました。

——監督はキャラクターデザインも担当されていますが、こだわった点や工夫した点などはありますか?

安田:様々なスタッフが参加するTVアニメーションですので、なるべくすっきりした絵柄でやりたいと思っていました。設計上は、どの角度からも描けるようにはしてあるつもりです。

ナチュラルに表情を付けられるバランスを取りながら、横顔の目の位置や大きさ等、ヤマシタ先生の絵の印象もいくつか盛り込みました。

ヤマシタ先生の手や足の描写がリアル寄りなので、顔の骨格もややリアル側に寄せましたが、陰影の描写はライトな通常時と重めなシチュエーション時とで影の付け方を変えました。

(C)ヤマシタトモコ/リブレ・さんかく窓プロジェクト
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