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『先輩がうざい後輩の話』最終回直前 楠木ともり・武内駿輔・早見沙織インタビュー

秋アニメ『先輩がうざい後輩の話』五十嵐双葉役・楠木ともりさん、武田晴海役・武内駿輔さん、桜井桃子役・早見沙織さん最終回直前インタビュー|桜井&風間のターンを経て再び描かれる先輩&後輩2人の絆に注目!

一迅社「comic POOL」にて連載中の、しろまんた先生の漫画を原作としたTVアニメ『先輩がうざい後輩の話』が、2021年10月より放送中です。

本作は、小柄で強気な入社2年目の“後輩”五十嵐双葉と、面倒見がいいけれど双葉からうざがられている“先輩”武田晴海のふたりを中心に、仕事に奮闘する社会人の日常を描いたラブコメディ作品となっており、毎週、視聴者をキュンとさせたり、もどかしい気持ちにさせ、魅了しています。

そんな本作がついに最終回を迎えるということで、放送前インタビューに続き、五十嵐双葉役の楠木ともりさん、武田晴海役の武内駿輔さん、桜井桃子役の早見沙織さんに、ここまでのお気に入りシーンや最終回の見どころを語ってもらいました。

武田先輩&双葉と、桃子さん&風間くんで尺の取り合いが勃発!?

――TVアニメ『先輩がうざい後輩の話』は、全体的に双葉の成長が見られるような構成になっていたと思います。双葉の変化などを感じたシーンはどこでしたか?

五十嵐双葉役・楠木ともりさん(以下、楠木):成長といいますか、双葉にとってキーになったと思うのは、第4話の風邪をひいた先輩を看病するところです。

アニメでは描かれていないところでも変化のきっかけはあったのかもしれないですが、ここで先輩との距離感が変わったと思います。会社での先輩と後輩の関係だけど、プライベートでも頼れる先輩なんだな、ということが分かったというか。

――桜井&風間(CV:土田玲央)サイドからすると、実はかなり進展している2人なんですよね。お互いの家に行っているわけですから。

桜井桃子役・早見沙織さん(以下、早見):そうなんですよ! 

武田晴海役・武内駿輔さん(以下、武内):行動は早いんだけどね……(笑)。

楠木:そこから一歩が踏み出せないっていう。

武内:(武田先輩が)カラッとしすぎている、純粋過ぎるゆえにね!

楠木:一方で仕事の面では、きっと日々先輩から吸収して成長していると思います!

――武田先輩はどんな変化がありましたか?

武内:まず、みんなと仲良くなっていきましたよね。

あとは、双葉とはご飯をよく食べに行くのですが、自分の馴染みのお店にも連れて行ったりしていて、彼の日常の中に双葉という存在が入ってきたり消えたりすることで、かえって彼女の存在が大きくなっていく様子が描かれているなぁ、と思いました。しかもそれがすごく自然で、気がついたら……みたいな感じなんですよね。

なので、武田はきっかけみたいなものを感じづらいんです。純粋な人間だから、「気がついたら双葉がそばにいたな」というのを終盤で気付く、みたいなエピソードの散りばめ方になっています。そこが素敵なところでした。

――確かに、武田自体はあまり変化していないというか、最初から器が大きく優しい人でしたよね。

武内:そうですね。誰に対しても優しいので、武田自身が大きく変わった、ということはないのかもしれないです。

楠木:第6話の先輩とおじいちゃんとのやり取りがいいですよね。双葉がいないところで争えるくらい、双葉のことを大事に思ってくれているんだなぁ、と感じられたのが新鮮で、いいお話だと思いました。

武内:身内まで攻略していくっていうね(笑)。

――おじいちゃんに対しても、双葉に対するような言葉使いで話せる武田ってすごい! と思ってしまいました。大塚明夫さんのお芝居も相まって印象的でした。

武内:明夫さんは誰よりも早く収録に来て、あのパワーを出して帰っていきましたから(笑)。

楠木:大変なシーンだったのにすごいなぁ、と思いました。

――武田とおじいちゃんが話しているのを聞いていると、良い低音ボイスの殴り合いみたいな感じもして……。

楠木:確かに(笑)。

武内:似た者同士な感じにできたらいいな、というのは意識して演じていました。なので少し近いトーンにしているんです。

早見:武内さんのモノマネがとても似ているんですよ(笑)。

楠木:現場でやられていましたよね? (大塚さんと)一緒にアフレコをすることができなかったときに、おじいちゃんのシーンを代わりにやってくださったので、想像しやすかったです(笑)。

武内:そうそう、やっていましたね(笑)。

――早見さんはいかがですか? 桜井さんで何かキーになったエピソードなどはありましたか?

早見:桜井さんは成長とか変化というよりも、風間くんとの関係値の中で、ちょっとずついろんな表情が見えてくることが多かったです。

第8話「それぞれの休日」でのイルカショーのあたりから、風間くんとの距離がどんどん近づいていきましたし、(桜井さんが)絡まれたときに風間くんが「その子、俺のなんで」とグイッと言ってくれるシーンでちょっと動揺する、みたいなところもあって。

それまでは桜井さんがちょっかいを出すことが多かったのですが、あのあたりから少し雰囲気が変わっていったと思います。

――桜井さんが絡まれるシーンは、原作では水族館デート回とは違う回でのお話でしたが、原作とはまた違ったうまいまとめ方がされていましたよね。

早見:優しいマテ茶お兄さんが登場しましたね。

武内:あいつらはあいつらで、悪い奴ではないんじゃないかな? という(笑)。

――信号無視もしないですからね。マテ茶が美味しいのは伝わってきました(笑)。第8話での桜井・風間コンビは、武田先輩と双葉を食ってしまうくらいの勢いがありましたよね。

武内:その話はやめましょう(笑)!

楠木:ホントにすごかった(笑)。

武内:途中あたり僕らずっと出てこないんですから。しゃべったっけ? と思うくらい存在感がなくて。

楠木:最後のほうは双葉が消えてたな~と。

武内:そのあとも、第11話くらいまで桜井・風間コンビはずっと楽しそうにやっていたからなぁ。

早見:(フォローしながら)でも最終話といえば、武田さんと双葉ちゃんのコンビですから!

武内:最後だけですよ。僕らに時間が与えられたのは(笑)。

早見:いやいや、それまでもちゃんと看病したり、おうちに行ったりしてましたよ(笑)。

(C)しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会
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