『きんいろモザイク』クラウドファンディング企画[連載第5回]支援者からの質問をキャストに直撃インタビュー! ~種田梨沙さん、内山夕実さん、諏訪彩花さん~【前編】
クラウドファンディングの支援者から届いた質問の数々をキャストの3人にインタビュー
――ここからはクラウドファンディングで支援してくださったファンのみなさまからの質問です。大量に届いたのですべてを読みきれませんが、質問数の多かったものからお答えください。
種田・内山・諏訪:はい!
――メンバーの仲の良さが光る『きんいろモザイク』ですが、収録現場はどのような雰囲気でしたか?
種田:初期のころは、すごくちゃんとしたアフレコ現場……だった……。
内山:「ちゃんとした」って(笑)。
種田:キャストとスタッフさんが少しずつ仲がよくなってきたら、学校の授業中みたいな感じ?
諏訪:確かにそうかも!
種田:音響監督さんが先生で、我々が生徒。アフレコのときは、いかにお芝居で先生を笑わせるかに頭を使う! 特に座長の西ちゃん(西明日香さん)が!!
一同:(笑)
種田:そういう「ふざけながらも高め合える現場」かなって思いますね。
内山:うんうん。いい意味でね!(笑)
――そうですよね。ふざけてるだけじゃ収録になりませんから。
種田:でも……実はスタッフさん達のほうがふざけてる説!
内山:あたってるけどさぁ(笑)。でも『きんいろモザイク』の原作はコミカルに振り切っている作品なので、それをいかにアニメの中で表現できるかは、我々キャストにかかってるわけじゃない? なので毎回の収録が新しいチャレンジだったよね。
諏訪:うんうん!
内山:キャストもスタッフさんも仲がいいから、変な緊張をせずに思いっきり振り切れたのを考えると、とてもいい環境だったなと思うな~。
種田:「もっといい芝居をできるよね?」ってディレクションの意味が、「ここはもっと笑わせてくれるよね?」なんだよね(笑)。これは制作サイドのみなさんからの挑戦状だから、私たちも収録に挑むときは「よーし! 今日は笑わせるぞー」って気合が入ってたな。
内山:イベントが過密だったときは、それこそ週に2~3日は『きんいろモザイク』の仕事をさせていただいてたね。
――お渡し会や舞台挨拶のときは、精力的に活動していましたね。
内山:そうなんです。『きんいろモザイク』1期は、アフレコが月曜日だったんですけど、イベントは土曜日と日曜日が多かったので、収録日を合わせると土曜日から月曜日まで、3日連続で『きんいろモザイク』のスタッフさんたちと一緒でした。しかも当時は「交換ノート」の企画もやっていたから、本当に学生時代に戻ったかのような生活を送っていましたね。
種田:そうだったよね~。
内山:『きんいろモザイク』の現場で種ちゃんの誕生日をサプライズでお祝いしたのが印象に残ってるよ。あれが後に続く、Rhodanthe*誕生日サプライズ企画の始まりだった(笑)。
種田:収録現場にいるすべてのスタッフさんを巻き込んだサプライズ誕生日を企画してもらったことなんて、『きんいろモザイク』の現場しかないよ! しかもスタジオのスピーカーまで使って! あれは業務用のスピーカーだから、遊びで使うためのものじゃないのに。
一同:(笑)
種田:一般的な収録現場の誕生日は、ケーキが出てきて「おめでとう~」みたいな感じでしょ? なのに、『きんいろモザイク』はいろんなドッキリを仕掛けてくるし。
諏訪:あはははは!
種田:あんなに大掛かりな企画をしているのに、カメラもなければお客さんもいない。
内山:そうだよね~(笑)。誰に見せるわけでもない企画なのに、みんなでコソコソ集まって事前に準備をしたり、いろいろな企画をやってましたねぇ(笑)。
種田:こういうのも、学校みたいだなって思うな。
内山:スタッフさんたちもイベントでご一緒している分、なんかもう家族なんだよね。スタジオに行けば会える家族。
種田:別の現場で会ったときも、「あっ! 『きんいろモザイク』のスタッフさんだ」と思っちゃう。