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『地獄楽』亜左弔兵衛役・木村良平×山田浅ェ門桐馬役・小野賢章インタビュー

TVアニメ『地獄楽』亜左弔兵衛役・木村良平さん×山田浅ェ門桐馬役・小野賢章さんインタビュー|「弔兵衛と桐馬はお互いの存在でバランスを取っている」

弔兵衛と桐馬はほぼ対等

ーー関係性を語る上では、弔兵衛と桐馬は外せないキャラクターですが、改めてお二人が感じる弔兵衛と桐馬の魅力をお聞かせいただけますか。

木村:弔兵衛はブレないところがカッコいいですよね。桐馬以外は味方なのか分からないやつらと特異な環境に放り込まれて不安要素しかない上に、率先して前に出る立場。それなのに全く揺らがない。しかも、立ち向かうのではなく適応していく、自分を貫いてぶち破っていくのに相手・環境に合わせて行動するというギャップがすごい。「矛盾している」と言われ兼ねないけど、それを成立させているキャラクターなのがめちゃくちゃカッコいいなと思います。

小野:桐馬にとって弔兵衛の魅力は小さい頃から頼りになるところ、助けてくれるところだと思うのですが、その弔兵衛の強さの原点は臨機応変に環境に順応していく能力なんですよね。しかも強くあるための目的が「桐馬と2人で生きていくため」だと思っていて、そのためなら変化に何の躊躇もない。そこが弔兵衛の強さとカッコよさに繋がっているし、魅力に感じる部分なのかなと思います。

そして、桐馬の魅力は……サポート……?

木村:ゲームキャラじゃないんだから(笑)。

小野:あはは、ゲームの話に繋げちゃう(笑)。弔兵衛がゴリゴリのオフェンスだとしたら、桐馬は司令塔のようなイメージがあって、1歩引いて分析しながらサポートするタイプだけど、実は普通に強い。入門から1ヶ月で山田浅ェ門として認められるとか。その行動のすべてに弔兵衛がいて、「兄さんのために強くあらねば」とするところが桐馬の魅力だと思います。

木村:桐馬はめちゃくちゃ優秀なんですよ。知性も実力も兼ね備えているのに、100%兄に委ねてしまっている。だから、あまり我の強さを出すことはないですが、自分が意見できることはちゃんと言う。それはすごいですよね。

弔兵衛も桐馬がいないと困ることがいっぱいあるんですよ。すぐに打ち首執行にならなかったのも桐馬のおかげだし。お互いがいなかったら終わるよなと思うところをお互いに任せていて、兄が率いて弟がついていく関係性ではあるものの、バランスが取れているのは面白いですよね。桐馬は「兄さんすごい!」と言っているけど、ほぼ対等じゃないかと(笑)。それが桐馬の強さでありカッコよさだと思います。

初の兄弟役は、“楽しく無駄がない”

ーーお二人が『地獄楽』で兄弟役としてキャスティングされた時の心境はいかがでしたか?

小野:良平さんとは何度も共演させていただいていますけど、兄弟役はないかな……?

木村:そうだね、チームメイトとかはあったけど。

小野:そうそう。なので、すごく楽しいです。

木村:マネージャーから「弔兵衛役で」と連絡があった時に、最初に聞いたのが「弟、誰?」だと思うんですよね。そこで賢章だということを聞いて、「あー、よかったよかった!」って(笑)。相手が賢章なら気楽ではありますから。何でもかんでも分かっているわけではないけど、ある程度は「賢章だったらこうかな?」というのはあるので。それがベースにあって収録に臨めるのはなんというか……無駄がない(笑)。

小野:(笑)。

木村:俺らと同じように音響監督さんもキャラクターを理解してディレクションしてくれているのもあるけど、おかげで収録自体はすごくスムーズだったよね?

小野:うん。本当にいいのかな?って思うくらい1話からあっという間に収録が終わりましたね。弔兵衛と桐馬はキャラクター的にあまり兄弟っぽい感じにはならないんですけど、強い信頼関係があるので、「この兄弟はすごく固い絆で結ばれているんだろうな」と見ている人たちに感じていただけたらいいな、と思いながら演じました。

ーーアフレコではどのようなディレクションがありましたか?

木村:最初に弔兵衛が登場するシーンはかなり振り切って演じていたんですよ。最初だということもあり、50%のパンチで余裕で倒せる相手でも、とりあえず100%出すイメージがあったから、出せるだけ出しちゃおうと振り切ってみて。そしたら「もっと余裕でいいよ」と言われましたね。そういう見せ方もあるのかと、そこからはちょっと力を抜いたくらいで演じたのを覚えています。ディレクションを受けての大きな方向転換はそこくらいかな。

小野:僕は「もっと兄をリスペクトして」と言われたかもしれません。

木村:そうだ、そうだ。「心配している感じになるのではなく」みたいなことを言われていたよね。

小野:そんな感じのことを言われました。「兄さん、大丈夫かな……?」ではなく「兄さんが言うなら大丈夫か」という気持ちで演じてほしい的なニュアンスのディレクションを受けましたね。

ーーディレクションを受けたこと以外で、ご自身の中で意識したことはありましたか?

木村:基本的に芝居をする時に意識することってないんですよ。例えば、お堅いサラリーマンを演じる時に堅く聞こえるように演じようとすると、“その人を演じている”のではなく、“その音を聞かせている”ように感じてしまって。それが嫌なんです。もちろん意識して演じることが間違っているわけでもないし、そういう風に演じている人もいるから、それはそれで正しいとも思いますけど。なので、今作に関しても“弔兵衛を演じる”ことと、“誰と掛け合うか”を意識するくらいでした。

弔兵衛が登場するシーンでは桐馬がいなかったから、周りの死罪人の声を聞きながら「こんな人たちがいるのは怖いな」と思って演じた感じです(笑)。声のバランスは音響監督さんが把握していると思っていたから、とにかく振り切って好きに演じました。

小野:桐馬は原作を読んでいる時から常に「兄さんすごい!」という感じがあったし、最初の収録の時にも言われたことだったので、兄さんへの全肯定があることをベースに置いて演じていました。

あとは、良平さんと同じで掛け合いながら作れたらいいかなと。掛け合いの中で出てきたものを大切にしていましたね。

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