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鬼滅の刃、ぼざろ、リコリコなど人気作が集結!アニプレックス20周年記念イベントレポ

『鬼滅の刃』や『ぼっち・ざ・ろっく!』『リコリス・リコイル』などアニプレックスの関わった作品たちが大集結|「ANIPLEX 20th Anniversary Event -THANX-」レポート

ソニー・ミュージックエンターテインメントの子会社として、アニメ・ゲーム作品やそれに関連する様々なグッズなどを展開してきた株式会社アニプレックス。その20周年を記念した大規模イベント「ANIPLEX 20th Anniversary Event -THANX-」が、2024年1月7日(日)に東京ガーデンシアターで開催。

当日は『鬼滅の刃』や『ぼっち・ざ・ろっく!』『リコリス・リコイル』といった近年の作品に加え、『Fate/stay night』の[Unlimited Blade Works]&[Heaven's Feel]や『ソードアート・オンライン』『〈物語〉シリーズ』などアニプレックスの歴史を語る上で外せない作品たちから出演声優陣や主題歌アーティストたちが登壇して会場に集まったファンを楽しませてくれました。

本稿では、このイベントの模様をレポートします。

 

『Fate/stay night』パートでは[UBW]と[HF]の楽曲や朗読も見られた

アニプレックスのロゴがスクリーンに映し出されると会場から歓声が轟き、まずはピアニストの角野隼斗(かてぃん)さんが「紅蓮華」や「My Soul,Your Beats!」「君の知らない物語」などのフレーズをメドレー形式で演奏する「20th Anniv. Piano」を披露。

続いてオープニングムービーが上映された後、トップバッターとしてLiSAさんがアニメ『魔法科高校の劣等生』のオープニングを飾った「Rising Hope」で会場の熱気を開幕からブチ上げてくれました。

その歌い終わりでキリト(松岡禎丞さん)の「リンク・スタート!」の掛け声があり、お次はアニメ『ソードアート・オンライン』の主題歌「crossing field」。スクリーンにアインクラッド編の山場であるヒースクリフとの戦いの場面が映し出されると、「必ず勝つ……勝ってこの世界を終わらせる」とキリトが決意する名場面の朗読も行われました。

「crossing field」を歌い終わったところで、LiSAさんが次は私がアニメと出会った最初の曲だと話しました。その瞬間に客席から歓声が巻き起こり、アニメ『Angel Beats!』の作中ガールズバンド「Girls Dead Monster」の楽曲「Crow Song」を熱唱。客席とのやまびこのような掛け合いも実施され、会場の一体感をさらに高めていました。

“あの花”ことアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』パートでは、エンディング主題歌「secret base ~君がくれたもの~(10 years after Ver.)」にのせて、めんま(本間芽衣子)がじんたん(宿海仁太)たち超平和バスターズに宛てた手紙を茅野愛衣さんが朗読。

この朗読で切ない雰囲気に包まれる会場に登場したGalileo Galileiは、オープニング主題歌「青い栞」で会場を切なさと爽やかさが同居するあの夏の雰囲気で包んでくれました。

神谷浩史さんがステージに現れると、作中で何度か聴くことになる夏目貴志が友人帳を手にする事となった経緯が説明されるナレーションを生朗読。そしてAimerさんが「茜さす」をしっとりと歌い上げていき、歌い終わりでは神谷さんによる夏目の台詞「帰ろう、先生」が入る一幕が。

お次は杉山紀彰さん演じる衛宮士郎と下屋則子さん演じる間桐桜による日常の一コマが朗読され、『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』パートへ。その映像にのせてAimerさんが「Brave Shine」を歌い上げていき、間奏では杉山さん演じる士郎と川澄さん演じるセイバーの掛け合いも。

映像がギルガメッシュとの戦闘シーンに差し掛かると杉山さんによる士郎の啖呵「いくぞ英雄王――――武器の貯蔵は十分か」があり、会場のファンを大いに沸かせてくれました。

続いて『Fate/stay night [Heaven's Feel]』パートでは、杉山さんと下屋さんの掛け合いから「俺は、桜だけの正義の味方になる」と士郎が決意する雨のシーンの朗読がありました。

スクリーンで上映された映像は第三章『spring song』を主題歌「春はゆく」と共に物語を回想していくような構成。合間にセイバーオルタと対峙した際の「桜を助けるために、お前は邪魔だ!」や、「おしおきだ。きついのいくから、歯を食いしばれ」といったシーンの朗読もあり、さらに作品世界へと誘っていく。そして最後にスクリーンで「ねえ、桜、幸せ?」との問いが映し出され、桜(※下屋さん)が「はい!」と返答して次の作品へ。

ここで登場したのは『うる星やつら』からラム役の上坂すみれさんと、諸星あたる役の神谷さん。この会場でもガールハントに勤しもうとしたあたるに、電撃をお見舞いするラムといったお決まりの掛け合いで会場を楽しませてくれました。その後はMAISONdes feat.花譜, ツミキが「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」を歌って『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』パートに。

演奏前には高坂桐乃(CV:竹達彩奈)と黒猫こと五更瑠璃(CV:花澤香菜)からのビデオメッセージが流され、ClariSの1曲目は彼女たちのデビュー曲にして同作のオープニング主題歌「irony」。

2曲目は『リコリス・リコイル』から「ALIVE」となりました。途中、綿木千束役の安済知佳さんと井ノ上たきな役の若山詩音さんが登場して、「心臓が逃げる!」のシーンを朗読。「ヨシさん(※吉松シンジ)を殺して生きてもそれはもう私じゃない」と千束が自らの在り方をたきなに語って諭す場面からは、歌詞とのリンクを感じられたのではないでしょうか。

前半最後の楽曲はポルノグラフィティの「メリッサ」。2003年から2004年にかけて放送されたTVアニメ『鋼の錬金術師』の主題歌ということは、20周年を迎えたアニプレックスに並ぶほどの歳月が経過した作品となります。きっと、その歴史の長さに想いを馳せる方も多かったことでしょう。

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