映画
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』フィナーレ舞台挨拶レポ

保志総一朗さんら声優陣が語る、それぞれにとっての『ガンダムSEED』シリーズ――『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』フィナーレ舞台挨拶レポート

2024年1月26日(金)から公開されたアニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の全国規模での上映が、ついに5月23日(金)をもって終了となります。

そのフィナーレを飾るべく5月18日(土)に丸の内ピカデリー1にて、出演声優陣からキラ・ヤマト役の保志総一朗さん、ラクス・クライン役の田中理恵さん、アスラン・ザラ役の石田彰さん、アルバート・ハインライン役の福山潤さん、オルフェ・ラム・タオ役の下野紘さん、福田己津央監督登壇の舞台挨拶が実施。

本稿では、声優陣が改めて現在の心境や自身にとっての『ガンダムSEED』シリーズがどんな存在なのかを語ったイベントの模様をお届けします。

登壇した声優陣はこちら

まだフィナーレとは言わせない

まずはMCから本イベント時点で興行収入が47億円、観客動員数が280万人を突破していると発表。続いて声優陣が会場に現れ自己紹介と一言挨拶があったのですが、保志さんからの「フィナーレとは言わせない!」とのコメントは会場を大いに沸かせていました。

それぞれが挨拶を済ませたところで、まずはガンダムシリーズの映画において本作が最高の興行収入となったことや、50億円の大台にあともう少しで乗ることが話題に。福田監督が「でももう充分だよ。みんなここまで応援してくれて本当にありがとうございます。夢のような数字です」と述べると会場から温かな拍手が。

続いて声優陣が考える『ガンダムSEED』シリーズの魅力を伺っていくと、保志さんは制作側にいると客観的に見られないところがあるとコメント。今回の劇場版で人によって期待しているポイントが違うことを実感できたそうです。

田中さんからは、髪を染めにいくヘアサロンのスタッフさんとのエピソードが飛び出しました。そのスタッフさんはお父さんが好きで見ていたのを覚えており、ご自身も物心が付き始めた頃に『ガンダムSEED』シリーズを見るようになったそう。田中さんは親から子へと作品が受け継がれていることを感じて感慨深くなったのだとか。

石田さんはコズミック・イラという架空の時代を描いていながら、現実に即した部分がある点に言及しました。現実が架空の世界に似通うことに抵抗感はあるそうですが、それが人間の業であり、だからこそ無意識に受け入れられやすい理由なのではないかと分析。そんな生真面目なコメントを聴いた福田監督が「君はアスランだねぇ……」としみじみ語ると会場から拍手や笑い声がおき、温かな雰囲気に包まれました。

下野さんは能力の高低はあれど、どのキャラクターにも人間臭さがあると私見を語りました。そして、MCからキャラクターに共感できる部分や似ている部分はありますかと問われると、他の誰が嫌おうとも自分だけは愛すると話して自身の演じたオルフェへの思い入れを露わに。

福山さんは、『ガンダムSEED』シリーズのエンターテインメントとしての懐の深さを早口で語りました。するとこの早口が劇中のハインライン大尉を思わせたのか、福田監督から「早口でしたね」との言葉が。福田監督は福山さんとのお仕事は今回が初めてだったようですが、10年~20年一緒にやっているような感覚があったそうです。

その後はロングラン公開にあたって配布された数々の入場者プレゼントや、ご当地47都道府県のイラストなどが話題に。

最終週の入場者特典となったアフターカットポストカード全3種は当初、それぞれのキャラクターのポストカードの予定だったそう。しかし、福田監督がラフと文章を用意したことでオーダーよりも豪華なものに仕上がったとのこと。

(C)創通・サンライズ
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