
思い出を胸にそれぞれの道を歩んでいく、若き錬金術師たちの“卒業”ーーVシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』本島純政さん×藤林泰也さんインタビュー
「宝太郎を演じ切れたのは応援してくださるファンの方々のおかげです」
ーーガッチャードの“卒業”にあたって、「終わりたくない」という気持ちもあったのでは?
本島:そうですね。みんなと仲良くなれたのも嬉しいですし、何よりも一ノ瀬宝太郎というキャラクターが大好きなんです。そのキャラクターとのお別れになるので、すごく寂しい気持ちになりました。
藤林:僕もファイナルステージの時から、ずっと思っていました。Vシネクストまで観ると終わっちゃうので、「まだ観たくない!」と思っていたくらい。でも、今回の内容は今の僕に必要なものかもしれないですね。
ーーもし10年後に『仮面ライダーガッチャード』を再びやる機会があるとしたら、どんなことをやってみたいですか?
本島:新地球がどんな風に発展しているかはすごく気になるので、そこにフォーカスした作品を観たいです。10年後に再会したみんなの話とか、スパナが錬金連合で上層部を変えてどうなっているかも気になります。
藤林:僕はみんなの“恋バナ”が見たいです。個人的には、錆丸と蓮華さんにも「恋があるんじゃないの?」って思っています(笑)。それぞれのキャラクターがどう成長していったのか、どう夢に向かっていったのかも知りたいです。
ーー藤林さんから見て、座長としての本島さんの成長を感じた瞬間はありますか?
藤林:純政自身がキャストの中でも年齢が少し下なので、最初の頃は周りが純政を支える感じだったんです。でも最後には全部引っ張ってくれていて、舞台上でもすごく安定感がありました。それを最初に感じたのは、イベントで音響トラブルがあった時、宝太郎として頑張って対応しようとしていたところ。それが座長としての責任だと思うし、その責任を受け止めて、座長として動いていたあの瞬間に「すごいな」と尊敬の気持ちが生まれました。全体的に余裕が見えるので、今の純政はすごく頼もしいですね。
本島:ありがとう。宝太郎を演じ切れたのは応援してくださるファンの方々とチームみんなのおかげです。
本当に僕一人じゃできなかったというか、ガッチャードのメンバーみんなで支え合いました。みなさんの「頑張れ!」という声援があったから、ここまで頑張れました。役者だけではなく、観てくれている視聴者の方々と一緒に作れた作品なのかなって。1年間、本当にありがとうございました!
[インタビュー/田畑勇樹 撮影・編集/小川いなり]
『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS』作品情報
2025年2月21日(金)より期間限定上映!
あらすじ
学園生活や、錬金アカデミーでのかけがえのない思い出を胸に、彼らは卒業式を終え、新たなる道へと向かっていく……はずだった。
突然、同じ時間が繰り返し流れ、宝太郎たちは、そのループから抜け出せなくなってしまう。
この状況を認識しているのは、なぜか黒鋼スパナただひとり。
異常な現象が発生した理由は、いったい何か。
時間の流れを操っているのは未知のケミーなのか、それとも?
やがてスパナが、そして宝太郎たちが辿り着いた、驚愕の真相とは!?
キャスト
(C)2025 石森プロ・ADK EM・バンダイ・東映ビデオ・東映(C)2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映




































