
『魔法使いの約束』ラスティカのプロフィールまとめ! 誰でも小鳥に変えてしまうとんでもない紳士? クロエやムルとの関係や、花嫁探しの真相についてもネタバレありで解説
2019年にスマートフォン向けゲームアプリとしてリリースされ、2025年1月からTVアニメが放送中の『魔法使いの約束(まほやく)』。
“賢者”として別世界に召喚された主人公(=プレイヤー)が21人の“賢者の魔法使い”と協力し、年に一度の「大いなる厄災」に備えて様々なトラブルを乗り越えていく物語です。
本記事では『まほやく』に登場する西の魔法使い、ラスティカのプロフィールについてご紹介。誰でも小鳥に変えてしまうラスティカのとんでもない癖や、花嫁探しの真相について解説しています。
※本記事には『魔法使いの約束』のネタバレが含まれます。
ラスティカのプロフィール
●所属:西の国
●身長:178㎝
●誕生日:3月19日
●魔道具:鳥籠
●特技:楽器の演奏、歌唱
●呪文:《アモレスト・ヴィエッセ》
性格・人柄
本名はラスティカ・フェルチ。400年以上生きている西の国の魔法使いです。貴族出身のラスティカは紳士的で穏やかな性格をしており、立ち居振る舞いも優雅で上品。時間を楽しむことが好きで、よくお茶会を開いて紅茶を楽しんでいます。
特技であるチェンバロ演奏の腕前は非常に高く、ラスティカが演奏を始めると魔法使いたちが聴きにやって来ることも。趣味は美術品収集で、ラスティカの自室にはたくさんの美しい食器や絵画が飾られています。
ラスティカは生活能力が低く、掃除する前より掃除した後の方が散らかってしまうほど、家事が苦手。寝癖が付いていたり、ボタンを掛け違えたりするたびに、弟子のクロエ(西の魔法使い)に世話を焼いてもらっています。
紳士的で誰に対しても優しい反面、少し天然でとぼけた一面もあるラスティカ。金銭感覚に疎く、物乞いの子どもに大金をあげてしまうなど、人に与えることに躊躇のない人物です。
旅の目的は花嫁探し! ラスティカのとんでもない癖とは
ラスティカは“賢者の魔法使い”になる前、行方不明になった花嫁を探すために、クロエと共に世界中を旅していました。しかし、ラスティカは花嫁のことを名前や特徴まで忘れてしまっており、フィーリングの合う人がいれば老若男女問わず誰でも花嫁認定してしまいます。
花嫁らしき人物を見つけると、ラスティカはその人を魔法で小鳥に変え、魔道具の鳥籠に閉じ込めてしまうというとんでもない癖が。クロエとの出会いも、最初はクロエを花嫁と勘違いして攫ってしまったことがきっかけでした。
今でも花嫁探しは続いており、たびたび街の人や魔法使いが小鳥にされています。花嫁像は毎回ブレブレで、編み物が上手なおばあさんや、カブトムシを持って来てくれたシノ(東の魔法使い)など、その対象は様々。
ちなみに、ラスティカが小鳥に変えられるのは、ラスティカが魔力で勝てる相手です。小鳥に変えられたシノ曰く、ラスティカは結構強いとのこと。いつものほほんとしているラスティカですが、実はかなり強い魔法使いなのかもしれません。
花嫁の正体とは?(※メインストーリー第2部のネタバレが含まれます)
ラスティカが生まれたフェルチ家は、当時西の国の王家よりも力を持っていた大貴族でした。当時は西の国の“豊かの街”に大きな城を構えていたと言います。その一人息子だったラスティカは、人々に祝福され、愛されて育ったのだとか。
そんなラスティカの婚約者は、西の国の王女だったアリアです。アリアには双子の姉のザラがいましたが、魔法使いということもあり、ほぼ軟禁状態にありました。そんな姉を気遣い、また姉の眼識を信頼していたアリアは、ラスティカとザラを会わせることに。
一方ザラは、いつもアリアとラスティカのデートをこっそり見ており、ラスティカに密かに想いを寄せていました。想いを断ち切ろうと思っていたようですが、アリアとの間に不和が生まれ、二人の恋を引き裂くことを決意。ひいては西の国を奪おうと考えます。
ザラの魔法で小鳥にされてしまったアリア。ザラはラスティカに、アリアを取り戻すためには小鳥になったアリアを鳥籠に入れる必要があると伝えます。しかし、その時アリアに人を憎む気持ちが少しでもあれば、怪物に変化してしまうという呪いもザラは掛けていました。
小鳥になったアリアを見つけ、ラスティカが鳥籠に入れると、アリアは怪物に変化。周囲の人々を襲い始めた怪物のアリアと交戦する中で、ラスティカはアリアを殺してしまいます。
失意の底に沈んだラスティカの前に現れたのは、ムル(西の魔法使い)でした。ムルはラスティカに、「記憶がある限り生きていけないのなら、忘れてしまえ」と言ったそう。現在ラスティカは過去に何があったのかを忘れてしまっていますが、花嫁がいたことだけは覚えており、今でも花嫁を探し続けています。
厄災の傷“なし”
「大いなる厄災」と戦った時に受けた傷が、魔法使いごとに異なる形で現れる“厄災の奇妙な傷”。ラスティカは今回初めて“賢者の魔法使い”になったため、まだ傷を負っていません。
他の魔法使いとの関係
クロエ(西の魔法使い)
クロエは20歳の若い西の魔法使い。かつて家族に虐げられ、家に監禁されていた過去がありますが、それを救ったのがラスティカでした。以来、ラスティカはクロエと一緒に旅をするように。クロエにとってラスティカは、恩人であり魔法の師匠でもあります。
ムル(西の魔法使い)
400年ほど前、当時天才学者として有名人だったムルは、パトロンを求めてラスティカに会ったことがあります。また、婚約者を失って絶望していたラスティカの前にも現れていました。
しかしムルは“大いなる厄災(=月)”に近づきすぎて魂が砕けてしまい、ラスティカに出会ったことを含めて過去の記憶はあやふやになっているようです。
ラスティカの声優は三浦勝之さん
ゲーム・アニメ共通でラスティカの声優を務めているのは、三浦勝之さんです。
三浦勝之さんは8月26日生まれ、石川県出身です。主な出演作品には、『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』ヴァルアス役、『SDガンダムワールド ヒーローズ』佐助デルタガンダム役、『古見さんは、コミュ症です。』成瀬詩守斗役などがあります。
[文/柴田ゆり]
『魔法使いの約束』作品情報
あらすじ
風が強くて、猫が騒ぐ満月の夜。平凡な日常を送っていた真木晶が迷い込んだのは、
魔法使いと人間が共存する世界。
五つの国で形成されたその世界では、〈大いなる厄災〉と呼ばれる巨大な月が、年に一度、襲来する。
その月と戦い、押し返す使命を持つ『賢者の魔法使いたち』——彼らを束ねる『異世界からの賢者』として、晶はこの世界に召喚されたのだ。
月と戦い、世界を救うため。そしてそれ以上に、人間と魔法使いの架け橋となるために。
悠久の時を生き、自分の心に従い魔法を使う魔法使いたちに、寄り添い、心を繋ぐ努力をする晶。
「いつか、あなたと友人になれたなら」。
美しく恐ろしい壊れかけの世界で、魔法使いたちとの忘れがたい不思議な日々が始まる——。
キャスト
(C)coly/アニメまほやく製作委員会


























