声優
READING HIGH『TAIL to TALE ~Story from 義経千本桜~』公式レポート!

歌舞伎「義経千本桜」の四年後を描いたREADING HIGH 初の5人劇、満員御礼で初日開幕! 杉田智和さん・石田彰さん・佐倉綾音さん・岡本信彦さん・諏訪部順一さんが圧巻の演技で魅了

room NB(ソニーミュージックグループ)が、劇作家・演出家の藤沢文翁氏と立ち上げた音楽朗読劇ブランド、READING HIGH。 超豪華キャストでのプレミアム上演となるREADING HIGH premium 『TAIL to TALE ~Story from 義経千本桜~』が、THEATER MILANO-Za にて5月31日(土)に開幕しました。

チケットが早々に完売し、満員御礼で初日公演を終えた劇場から、キャストの舞台写真が到着しました。

なお、6月1日(日)16:30 公演は、国内外同時生配信の実施が決定。プレミアムな体験を生配信でもお楽しみください。

READING HIGH premium 『TAIL to TALE ~Story from 義経千本桜~』公式レポート!

「義経千本桜」は、三大歌舞伎の一つとして名高い歴史的傑作。兄である源頼朝に命を狙われた義経が、弁慶らと共に奥州平泉まで亡命。その道中、源九郎狐という子狐に出会う物語だが、今作では、藤沢文翁によるオリジナル脚本で「義経千本桜」の四年後が描かれている。

藤沢作品のなかでも再演の要望が多かった本作が、READING HIGH バージョンとして満を持しての上演となった。

源義経役を杉田智和、金売り吉次役を石田彰、源九郎狐役を佐倉綾音、藤原泰衡役を岡本信彦、武蔵坊弁慶役を諏訪部順一と、豪華キャストが名を連ねる。石田・佐倉・岡本は今回がREADING HIGH シリーズ初出演。

源義経役の杉田は、名将として誰からも愛される人格者であったかつての姿から、瞳の生気は消え失せ、やがて討ち取られる日をただ待つだけの自暴自棄な男になってしまった様子を見事に表現。

佐倉は、ひとりぼっちになった義経を守り続ける源九郎狐役を、愛らしさと純粋さに満ちた演技で体現。義経のためにまっすぐな思いで奔走する姿、そして義経とのやりとりは多くの観客の胸を打った。

藤原泰衡を演じた岡本は、偉大な父や源頼朝との間で揺れる複雑な葛藤を、人間味あふれる演技で表現。歴史上“悪役”とされる人物像に新たな解釈をもたらした。

石田が演じる金売り吉次は、正義や悪にとらわれず、損得で動く商人として登場。歌舞伎を思わせる迫力ある台詞回しも披露し、観客を魅了した。

武蔵坊弁慶役の諏訪部は、頭脳明晰にして天下無双の名将の姿そのもの。源九郎狐が化けた弁慶と、回想の中での本物の弁慶を演じ分け、その存在感で舞台を牽引。

5名それぞれが存分に個性を発揮し、作品に深みを増す演技を披露していた。

さらに、READING HIGH シリーズの大きな魅力のひとつは、バンドメンバーによる生演奏。

作曲家で音楽監督も務める村中が本作のために書き下ろした楽曲を、村中俊之(バンドマスター・チェロ・ドラム・キーボード・ギター)、小畑貴裕(キーボード)、稲泉りん(ボーカル)、古田土明歌(ボーカル・フルート)の4 名が演奏。少人数での編成ながらも、それぞれが複数の楽器や声色を使い分け、幾重にも折り重なった美しい旋律は圧巻そのもの。

楽曲には村中が今作のために教えを受けたという「常磐津」のエッセンスが加わり、さらに藤沢による日本語詞・英語詞の歌が乗ることで、READING HIGH の無二の世界観を表現。観客を物語の世界へとより一層深く引き込んでいった。

舞台上は、和の趣あふれる障子風の背景に灯篭が立ち並び、幻想的な照明とスモークが奥行きのある幻想空間を生み出していた。

また、「義経千本桜」という演目ならではの演出など、美しい情景は、画面越しでも心を奪われるに違いない。

なお、千穐楽である6月1日(日)夜公演は、PIA LIVE STREAM で国内外同時生配信の実施が決定している。アーカイブなしの生配信は16:30 スタート。プレミアムな一夜を、会場と同じ空気感のリアルタイム配信でお楽しみいただきたい。

配信チケット情報

生配信日時:2025/6/1(日) 【開演】16:30
※本公演の配信はライブ配信のみです。アーカイブ配信はございません。公演と同じタイミングでしか配信映像をご視聴いただけず、公演終了後にはご視聴できませんのでご注意ください。
※本公演のBlu-ray/DVD の発売はございません。
販売期間:現在発売中~6/1(日) ライブ配信終了まで
配信チケット:4,500 円(税込)
チケット販売URL:https://pia-live.jp/perf/2516910-001
【ご購入・ご視聴に関するご注意】
※お客様のご視聴環境に起因するトラブルについては、配信者および当社では責任を負いかねます。
購入前に、必ずご自身の視聴環境と配信開始時間をご確認ください。
※視聴券は配信終了までご購入いただけますが、アーカイブ配信はございません。配信終了後は動画をご視聴いただけなくなりま
すので、予めご了承ください。
※配信時間は予定のため変更の可能性がございます。
※国内・海外ともに字幕はございません。ご了承ください。

【視聴に関するお問い合わせ先】
PIA LIVE STREAM サイト ヘルプ https://pia-live.jp/help
※本公演は動画配信プラットフォーム「ULIZA(ウリザ)」を使用した配信公演となります。ご購入前に必ず推奨環境にて視聴
が可能かご確認ください。
※開演直前はサイトが混雑する恐れがあるため、お時間に余裕を持って会員登録、ご購入をお願いいたします。

【チケットに関するお問合せ先】
https://t.pia.jp/help/index.jsp

イントロダクション

それは名作歌舞伎「義経千本桜」から四年後の物語。
古来、日本の物語には人間と動物が織りなすものが多いとは思いませんか?
少し瞳を閉じて、子供の頃に読み聞かせてもらった物語を思い出してみてください。
そこには当たり前のように動物が現れます。
彼らは当然のように言葉を話し、情を通わせ、恩返しをし、加勢をし、人間に寄り添います。
それは、おとぎ話だけでなく、能や歌舞伎においても同じなのです。
僕がインスピレーションを受けたこの「義経千本桜」という物語も、そんな大人のおとぎ話の一つです。
悲劇の名将として知られる源義経は、実の兄である頼朝から命を狙われ、絶体絶命の危機に直面します。
そんな彼を助けるのは小さな、小さな子狐だったのです。
荒唐無稽で、考えようによっては幼稚とさえ思えるこの物語が、歌舞伎として今日まで残っているのは何故でしょう?
僕は、そこに「人間は捨てたもんじゃない」という可能性を感じてしまうのです。
幼い一匹の狐の健気さが、スッと心に染み込んできた時
「人間は強がらなくていいんだよと・・・」
先人達からの贈り物のような言葉が聞こえたような気がしたのです。
皆様と美しく舞い散る桜を眺めるべく
スタッフ&キャスト一丸となって頑張ります。
劇場でお待ち申し上げております。

原作・脚本・作詞・演出
藤沢文翁

ストーリー

それは源義経が、兄・頼朝の軍に追われ、逃亡の日々を送っていた時のこと
一匹の子狐が現れ、義経の家臣に化けて「初音はつねの鼓つづみ」と呼ばれる名器を盗み出そうとしたのです。
子狐の変化へんげはあまりに力不足。
義経一同に見抜かれてしまったのでございます。
「なぜ狐ごときが、鼓など欲しがる?」と問えば
「その鼓は両親の形見。片側の皮は母狐の、片側の皮は父狐のもの」
子狐はそう答えて泣くではありませぬか・・・。
義経も家臣達もこれには涙を流し、子狐に鼓を返してやりました。
これに喜んだ子狐は、頼朝軍を妖術で退け、義経を助けたのでございます。
四年後
義経達を慕った狐は、再び奥州は藤原の一族に匿われている、義経のもとに尋ねてまいります。
その時、子狐は義経の異変に気づくのです。
多くの仲間に囲まれ、笑顔の絶えなかった義経。
しかし、その側は家臣の姿はおろか、武蔵坊弁慶さえいないのです。
咲かぬ桜の木を眺め、酒に溺れる悲しい義経の姿。
聞けば、家臣達はここへ逃げる間に義経を守って命を落とし
弁慶までも流行病で死んだという。
たった一人になってしまった義経の姿を見た子狐は、こう誓うのです。
「僕が義経様を守る!弁慶様に化けて!僕が守る!」
これが誰も知らない本当の義経の最期・・・
夜桜が降り注ぐ、藤沢文翁版「義経千本桜」が幕を開けます。

公演概要

音楽朗読劇READING HIGH premium 『TAIL to TALE ~Story from 義経千本桜~』

キャッチコピー:義経 最期の物語 それは涙のような夜桜でした

日時:
2025年5月31日(土)
<昼の部> 開場13:15/開演14:00
<夜の部>開場17:45/開演18:30
6月1日(日)
<昼の部> 開場11:15/開演12:00
<夜の部>開場15:45/開演16:30
※開場・開演時間は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

会場:THEATER MILANO-Za(東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1号 東急歌舞伎町タワー6 階)

原作・脚本・作詞・演出:藤沢文翁

作曲・音楽監督:村中俊之

出演:杉田智和(源義経 役)、石田彰(金売り吉次 役)、佐倉綾音(源九郎狐 役)、岡本信彦(藤原泰衡 役)、諏訪部順一(武蔵坊弁慶 役)

ミュージシャン:村中俊之(バンドマスター・チェロ・ドラム・キーボード・ギター)・小畑貴裕(キーボード)・稲泉りん(ボーカル)・古田土明歌(ボーカル・フルート)

制作:ライブエグザム

主催:room NB (ソニーミュージックグループ)

『TAIL to TALE ~Story from 義経千本桜~』オフィシャルサイト
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