
『怪盗クイーンの優雅な休暇』スタッフトーク付き上映会の公式レポート到着|第3弾入場者プレゼントが公開!
劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)』が、2025年5月23日(金)より全国公開中!
このたび、6月2日(月)に開催された本作のスタッフトーク付き上映会の公式レポートが到着しました。
また、6月6日(金)より配布される第3弾入場者プレゼントが、「フィルム風しおり」に決定しています。
スタッフトーク付き上映会の公式レポートが到着
6月2日(月)に行われた劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)』のスタッフトーク付き上映会には、池田重隆監督(以下、監督)とプロデューサーの山本京佳(以下、山本 P)が登壇。観客はすでに本編を鑑賞済みということもあり、ネタバレを含むディープな制作裏話が飛び交う濃密な内容となった。
今回が初めてのトークイベント登壇となった池田監督は、冒頭こそ緊張を見せたが、話し始めると次々に作品への想いや舞台裏を披露。本作の監督就任は、前作の監督が別件でスケジュールが埋まっていたことから、制作会社を通じて依頼が届いたことがきっかけ。原作には当初触れたことがなかったが、読んでみると文章が非常に映像的で、「これはぜひアニメでやりたい」と一気に惹き込まれたという。
一方、山本Pは1作目の公開時からすでに次回作の制作を想定し、半年以上にわたって上司に「クイーンをやりたい」と直訴し続けたエピソードを披露。シリーズへの熱量を覗かせた。
映像面では、絵コンテ全1264カットを監督ひとりで描いたというエピソードにどよめきが起こった。舞台が豪華客船であることから、実際に船を見学した中で発見した“可動式の天井”は、脚本に書かれていなかったにもかかわらず、演出アイデアとして採用。さらに、劇場アニメとして顔のアップは避け、スケール感を意識した構図にこだわった。
船体を3Dで制作したことで、特にロシとロクとの戦闘シーンでは、海上という広大な背景を活かしたカメラワークが可能になったと振り返る。話題はキャラクター制作にも及んだ。「原作がしっかりしているから忠実に作れば魅力的に仕上がる」としつつも、監督が本線のストーリー以外の部分で頑張ったのが“ハト”だったと語る。「自分を世界一美しいと思い込んでいるハト=ハト界のクイーン」をイメー
ジして制作。
声にもこだわり、アフレコ現場で急きょオーディションを実施。4人の声優の中から選ばれた“3番のハト”が見事役を射止め、エンドロールにも「ハト:紗倉 のり子」として明記された。監督自身、「今日いちばん言いたかったのがこの話」と強調するほどのこだわりぶりだった。
アフレコはキャストを一堂に会して行う全録りスタイル。2日間、計12時間にわたる収録にもかかわらず、現場には熱量が満ちていたという。テレビアニメ 4 話分相当のボリュームを一気に録り切った異例のスケジュールにもかかわらず、現場はスムーズに進行。
Cocomiも絶賛のシスター役の七緒はるひは、喉を腫らすほどの熱演を見せ、監督も「指名でお願いした」と明かした。
後半は観客からの質問コーナー。「映画化するにあたり、アニメで描きたかったシーンは?」という問いに対し、監督は「やはりクイーンの活躍をしっかり見せたい」という結論に至り、初楼とのバトルを軸に構成を組み立てたと説明。
続けて「今後アニメで見たいキャラクターは?」との問いには、山本Pが「ヴォルフ(・ミブ)」、監督が「探偵卿全員集合は見たいな」と回答。ジオットがすでに引退している設定もあるが、「全員そろった姿は圧巻になるだろう」と夢を膨らませた。
締めの挨拶では、監督が「月曜日の夜に皆さんと時間を共有できて嬉しかった」と感謝を伝えた。6月5日の応援上映(新宿バルト9/T・ジョイ梅田)と、6月7日のドレスコード上映(新宿バルト9)の開催が改めて告知され、ドレスコード上映では前回のイベントとは色違いのリボンを配布予定で、制作スタッフどころか全社総出で内職中との裏話も。様々な裏話が飛び出す中、イベントは温かい拍手の中、幕を閉じた。
6月6日(金)より第3週目入場者特典フィルム風しおりの配布が決定!
この度、大ヒット上映を記念して6月6日(金)より、フィルム風しおりの配布が決定いたしました!クイーン、ジョーカー、RD、初楼…あの名シーンがお手元に!どの絵柄がもらえるかはお楽しみ!数量限定のためお早めに映画館へお越しください!
画像はイメージです。
※映画本編の内容を含みますので、映画ご鑑賞後にお楽しみください
※ランダムでの配布となります
※お一人様一回のご鑑賞につき、入場者プレゼントを1つお渡しします。
※先着・数量限定のためなくなり次第配布終了となります。
『怪盗クイーンの優雅な休暇』作品概要

あらすじ
性別・年齢・国籍不明。
パートナーのジョーカー、RDとともに飛行船トルバドゥールで世界中を自由に駆け巡る。
ある日、クイーンはサッチモ社の社長サッチモ・ウィルソンから挑戦状を叩きつけられる。サッチモ所有の宝石『インペリアル・サファイア』を盗むとクイーンから予告状が届いたと。
しかしそれは、過去の因縁からクイーンへの恨みを晴らすためにサッチモが仕掛けた罠。
そんなことは百も承知でクイーンはサッチモの誘いに乗り、ジョーカーと共に変装して豪華客船ロイヤルサッチモ号に乗り込む。『優雅な休暇』を過ごすため……
ところが、クイーンたちより先に宝石を盗み出そうとするものが現れた!
さらにサッチモの放った刺客たちも次々と現れて……?!
前途多難なカリブ海クルーズがはじまる。
それでも、怪盗クイーンに不可能はない!
キャスト
(C)はやみねかおる・K2商会・講談社/「怪盗クイーン」製作委員会