『薫る花は凛と咲く』保科昴の情報まとめ

講談社のウェブコミック配信サイト・アプリ「マガポケ」で連載中の漫画『薫る花は凛と咲く』（著・三香見サカ先生）。底辺男子校と呼ばれる千鳥高校に通う紬凛太郎と、隣接するお嬢様校・桔梗女子に通う和栗薫子が、凛太郎の実家のケーキ屋で出会い、互いを知りながら少しずつ距離を縮めていく学園青春物語です。

凛太郎と薫子のピュアな恋や、その友人たちの心の成長が描かれるストーリーは多くの読者の心を掴み、累計発行部数は500万部（2025年6月時点）を突破。そんな本作のアニメがいよいよ7月から放送されます。

本稿では薫子の幼馴染・保科昴（ほしなすばる）の情報をまとめてお届け！基本プロフィールに加えて、性格・人柄、薫子との関係、凛太郎との関係、名言などをまとめて解説していきます。

保科昴（ほしなすばる）

学校・学年：桔梗学園女子高等学校2年A組
年齢：16歳
誕生日：11月19日
身長：172cm
血液型：A型
星座：蠍座
家族：父、母、姉
好物：コーヒー、お煎餅
趣味：コーヒー、専門店巡り
Q1.こだわりは何？：必ずアラーム1回で起きる
Q2.1つだけ秘密を教えて！：薫子が着るような可愛い服を着てみたい

男性が苦手…だけど繊細で優しい

綺麗な銀髪と高身長で大人っぽく気が強そうに見える昴。男性が苦手で、嫌悪する千鳥の生徒に対してはかなり厳しい態度を取るものの、実際は繊細で優しい人柄の持ち主です。

大好きな薫子のことを心配して、凛太郎と関わることも始めは良しとしませんでしたが、凛太郎の人柄や薫子の気持ちを知ると、むしろ2人を応援するように。

次第に凛太郎の友達ともいっしょに過ごすようになるのですが、今まで抱いていた千鳥の悪いイメージが崩れていくことを受け止められる強さも持っています。また、自分の落ち度や相手への非礼をきちんと謝罪できる素直さも彼女の長所です。

勉強ができる聡明な女の子ですが、実は機械音痴で運動音痴。そして、それを隠そうとしたり恥ずかしがったりする可愛らしい一面も持っています。

大人びた印象の昴ですが、笑うと年相応の女の子の表情に。そのギャップにキュンとしているファンもきっと多い事でしょう。

男性恐怖症の原因は虐められたこと

　
昴が男性恐怖症になったのは、幼い頃に地毛の銀髪のせいで男子に虐められていたためです。言い返すことができずただ泣くことしかできなかった昴は、それ以降男性恐怖症になり、次第に心も閉ざし気味になってしまいます。

それからというもの、男性と深く関わらないようにして生きてきました。女子校に進学したのも男性を避けてのことでしょう。そういった背景もあって、凛太郎たちの通う千鳥の生徒も悪い人ばかりだと思い込んでおり、誰よりも嫌悪していました。

しかし、凛太郎をはじめ、千鳥の生徒個人と関わるようになってから、その価値観が大きく崩れ、「男性」や「千鳥高校」という全体ではなく、個人を見る大切さを知ります。

とはいえ、長年苦手としてきたため、仲良くなってもつい緊張したり遠慮したりしてしまう昴。彼女はそんな自分自身とも向き合いながら、苦手を克服しようとしているのです。

薫子のことが何よりも大切

　
幼馴染である薫子は、昴にとって何よりも誰よりも大切な存在です。それは、男子から虐められていた時に唯一助けてくれたのが薫子だったから。コンプレックスを感じていた銀髪のことも「わたしはすっごくきれいだと思うよ」と褒めてくれました。

それ以来、昴にとって薫子はヒーローで、大切な友人であると同時に憧れの存在。あまりに強く憧れるあまり、薫子の長所が自分にない事を卑下し、自分のことをなかなか好きになれません。

そんな昴のことを薫子はよく理解しており、その優しい人柄が大好きだということを昴に伝え続けています。昴と薫子は強い信頼関係で結ばれた唯一無二の親友なのです。

凛太郎との関係

当初は千鳥高校に通っているうえ、柄が悪そうに見える凛太郎のことを嫌悪していた昴ですが、その優しく誠実な人柄を知り、自分の不躾な態度を謝罪し和解。また、薫子からも凛太郎への気持ちを聞いたため、2人の関係を応援してくれるようになります。

薫子が自分からは言わないだろうからと彼女の誕生日をこっそり教えたり、薫子の誕生日当日の予定が空くように仕向けたりと、2人の恋路をアシスト。昴は、好きな人の話をする幸せそうな薫子をたくさん見ていたいのです。

凛太郎にとっても昴は信頼できる友人で、薫子のことで相談することもしばしば。男性が苦手だった昴にとって、凛太郎は男性の友達第一号となったようです。

注目は夏沢朔との関係!? ※ネタバレ注意

凛太郎と友達になったことをきっかけに、凛太郎の友達である宇佐美翔平、依田絢斗、夏沢朔とも友達になった昴。中でも注目したいのが夏沢との関係です。

初対面の時には酷い言葉を投げつけ合った2人ですが、誤解が解けてからは成績優秀なところやドーナツが好きなところなど共通点が多く見つかります。また、物語上でも2人が関わっているシーンが何度も描かれており、そうなるとどうしても2人の関係が発展していくことを期待してしまうのがファン心理ではないでしょうか……！

大人びているようで年相応の可愛さもあるという点も似ている2人は、正直言ってとてもお似合い！昴と夏沢の関係の変化に注目＆期待です！

保科昴の名言

「私と友達になってくれる？」

和解した凛太郎に昴がかけた一言です。男性が苦手な昴は、偏見だけで嫌悪していた凛太郎の本当の人柄を知って、自分の目で確かめないまま相手に酷い言葉を浴びせていた己の過ちを深く反省。

こちらの一言は、そんな彼女が自分を変える一歩を踏み出したことを象徴しており、苦手なことに向き合い、嫌いな自分を変えようとする昴の強さが感じられる言葉です。
　

「好きな人の話をするあなたをもっと見たいなって思ったから」

凛太郎に薫子の誕生日を本人に内緒で教えた昴。そのことを知った薫子は、驚きと嬉しさで昴に電話をかけます。「何で…私の誕生日教えたの…？」と尋ねる薫子に対し、昴はこちらの一言を返します。

好きな人の話をする薫子はそれはそれは幸せそう。親友のそんな姿を見ていたいという昴は本当にいい友達ですね。
　

声優は山根綺さん

保科昴を演じるのは山根綺さんです。2月4日生まれ、神奈川県出身。『アイドルマスターシャイニーカラーズ』の緋田美琴役をはじめ、『SHOW BY ROCK!!』のルフユ役など、数々の人気作品に出演されています。

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作品情報

作品名	薫る花は凛と咲く
スケジュール	2025年7月5日（土）～2025年9月27日（土） TOKYO MX・BS11ほか
あらすじ	─カーテンの向こう側。　俺には一生関係ない世界だ─ バカが集まる底辺男子校・千鳥は、由緒正しきお嬢様校・桔梗女子に嫌われている。常にカーテンが閉まり、隣り合う校舎の教室は一度も見たことがない。千鳥に通う紬凛太郎はいつも見かけで怖い人だと判断され、敬遠されることからいつしか人と距離を取るようになっていた。ある日、実家のケーキ屋を手伝い中にお客として来ていた薫子と出会う「凛太郎くんを怖いって思ったこと、一回もなかったですよ？」凛太郎に偏見を持たず接する薫子との時間を戸惑いつつも心地よく感じ始める凛太郎だったが、彼女は桔梗の生徒で……。 “近くて遠い”二人が織りなす、鮮やかな青春彩る学園物語。
話数	全13話
キャスト	紬凛太郎：中山祥徳和栗薫子：井上ほの花宇佐美翔平：戸谷菊之介夏沢朔：内山昂輝依田絢斗：石橋陽彩保科昴：山根綺
スタッフ	原作：三香見サカ『薫る花は凛と咲く』（講談社「マガジンポケット」連載）監督：黒木美幸准監督：山口智シリーズ構成：山崎莉乃シリーズ演出：都築遥キャラクターデザイン・総作画監督：徳岡紘平サブキャラクターデザイン・衣装デザイン：梅下麻奈未ケーキデザイン：田村恭穂プロップデザイン：吉田優子美術監督：幸喜あすか美術設定：塩澤良憲色彩設計：横田明日香撮影監督：長瀬由起子 3D監督：渡邉啓太（サブリメイション）編集：新居和弘音楽：原田萌喜音響監督：濱野高年音響制作：マジックカプセル制作：CloverWorks
主題歌	OP：「まなざしは光」キタニタツヤ ED：「ハレの日に」汐れいら
電子書籍	『薫る花は凛と咲く』電子書籍（コミック）