
「演じる難しさより、楽しさが勝りました」──小次郎役の井上剛さんに“とある”お願いが!? アニメ『真•侍伝 YAIBA』柳生十兵衛三厳 役・高橋英則さんインタビュー
青山剛昌先生による漫画『YAIBA』を原作とし、2025年4月5日(土)より放送中のTVアニメ『真•侍伝 YAIBA』。青山先生によるシナリオ完全監修の元、時を現代に移し、新たな装いで描かれる本作。
アニメイトタイムズでは、本作の放送に合わせ出演キャスト陣にメールインタビューを実施。
今回は、第17話で印象的な登場を果たした柳生十兵衛三厳を演じる高橋英則さんに、本作の印象や柳生十兵衛三厳の魅力をお伺いしました!
役名を見つけた時の感動は忘れられません
──原作漫画やアフレコ台本を読まれた際の感想をお教えください。
高橋英則さん(以下、高橋):幼少時代、アニメと原作のどちらが初見だったのかは不明ですが、とても印象的でした。竹林で竹を見つければ「YAIBAごっこ」と称して竹に向かってチャンバラごっこしていたのが懐かしいです。
アフレコ台本ではまず「柳生十兵衛三厳」の役名を見つけた時の感動は忘れられません。キャスティングして下さった報告をいただいても、台本を確認するまでは信じられなかったのかもしれません。
──高橋さんから見た柳生十兵衛三厳の印象や魅力をお聞かせください。また、実際に演じたご感想もあわせて教えてください。
高橋:子供の頃とは印象が変わり、正々堂々と勝負を挑み、真剣勝負を楽しむ「武士道」の男、という印象を受けました。
その反面、お酒を飲むと狂暴な「エロ(さすらいの)ウルフ」に変身してしまうギャップはとても魅力的だと思います。演じる難しさより、楽しさが勝りました。
──第17話にて印象的な登場を果たした十兵衛ですが、高橋さんから見て特に注目してほしいポイントなどありますか?
高橋:初登場であった回なので絞るのは難しいですが、小次郎との対決場面は注目してほしいところです。この先のアニメの進行は不明でしたが、原作を辿ると小次郎と十兵衛の絡みは少し先。
そんなことを考えながらスタジオに入ったら、自然と井上剛さん(小次郎役)の隣に座っていました。劇中、小次郎には勝負を挑みましたが井上さんはとても優しかったです。井上さん、もっと仲良くして下さい。
──登場シーンからその強さを見せた十兵衛ですが17話後半では酒に弱いことが明かされます。高橋さんにはそういった“弱い物”はありますか?
高橋:怖い話です。すぐに鳥肌が立ちます。ですが怖いもの見たさで聞きたくなる時もあります。友人が霊感のある人で電車に乗ってる時に「俺は見えなくて良かった」と伝えると「ああ、そうだね」と私の後方に目線を反らした時には、発言には気を付けようと固く誓いました。
──今後の注目ポイントをネタバレにならない範囲で教えてください。また、あわせて視聴者の方にメッセージをお願いします。
高橋:初登場の17話から十兵衛は刃一行の一人となりました。今後の十兵衛の新たな一面をたくさんお伝えできるかと思いますので楽しみにしていただきたいと思います。
そして、YAIBAの収録は笑いの絶えない現場です。その雰囲気が皆様にアニメをより楽しんでいただくための相乗効果を生んでくれたら嬉しいなと思います。
幅広い世代の方々に楽しんでいただければ幸いです。宜しくお願いいたします!
作品情報
あらすじ
ひょんなことから日本に戻り、父・剣十郎と縁のある峰家に身を寄せることに。
峰家の娘・さやかは破天荒な刃に戸惑いながらも暮らし始める。
そんなある日、さやかの学校に訪れた刃は、剣道の実力者・鬼丸 猛(おにまる たけし)と運命的な出会いを果たす。
その後、刃と鬼丸は衝突を繰り返し、強さを求めた 2人に呼応するかのように古の力が目覚める。
「雷神剣」と「風神剣」ー
古来より天地を揺るがしてきた魔剣が今再び目覚め、真の物語が幕を開けるー
キャスト
(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会













































