
夏アニメ『ハイガクラ』連載:藍采和役・下野 紘さん|「剛央と一緒に『ハイガクラ』に参加できたのは、嬉しかったですね。藍采和の気持ちは分かる気がします!」
シリーズ累計発行部数130万部を突破(電子書籍含む)する人気コミック『ハイガクラ』がTVアニメ化。2025年7月3日よりTOKYO MX、サンテレビ、BS朝日にて放送中です。本作は、神仙と人間が暮らす仙界を舞台とするアクションファンタジー。仙界崩壊の鍵を握る凶神・四凶を探し求める歌士の一葉と、一葉の従神である滇紅が、囚われた家族と失った過去を取り戻すため、世界中を駆け巡ります。
アニメイトタイムズでは、本作の魅力に迫るインタビュー連載を実施! 第8回は、藍采和役・下野 紘さんにお話を聞きました。
剛央と一緒に『ハイガクラ』に参加できたのは、嬉しかったですね
──原作や台本を読んで感じた作品の印象をお聞かせください。
藍采和役・下野 紘さん(以下、下野):すごい世界観ですよね!! 四凶や龍王、神仙といった、昔の中国のような仙界だけでなく、現代の日本のような都会も国外に存在していたりと、色々な側面をみせてくれるのが面白いですし、そこに絡んでくる個性豊かなキャラクターたちの複雑な関係性も魅力な気がします!
──演じた藍采和の印象をお聞かせください。
下野:藍采和は、一葉の師匠として、優しくも時に厳しく、でもやっぱり甘い……。正直、師匠というより父親や親戚のおじさんのような思いを持っていたりするのかなと思うときがありますね! まぁ、見た目が幼く見えても、さまざまな経験と実力を持ってる大人ですからね……。いや、それ以上なのかもしれない?
──演じる際に意識された点や、ディレクションで印象的だったことをお聞かせください。
下野:見た目は幼いですが、国を支える八仙の1人ということで、驚いたり激昂したりするシーンでも、見た目の雰囲気よりも威厳や落ち着きを重視して、冷静さはどこかに残してほしいとディレクションされたのが印象的でした。
── 一葉を演じているのは、下野さんの事務所の後輩でもある大塚剛央さん。藍采和と一葉の関係と、下野さんと大塚さんの関係に通じるものはありましたか?
下野:剛央がほぼほぼデビューくらいの頃から一緒に番組をやったりもしていたので、今回『ハイガクラ』に一緒に参加できたのは、嬉しかったですね! 師匠ではないですし、特にアドバイスをしたりはしていませんが、藍采和の気持ちは分かる気がします!
界人くんがよく深呼吸をしているのが印象的でした!
──お話できる範囲で、収録時の様子や休憩時も含めた裏話などを教えてください。
下野:常に全員一緒に収録できたわけではないのですが、いちばん印象に残っているのは(石川)界人くんですね! 収録中、とにかくキャラクターのテンションの上がり下がりが激しいからなのか、よく深呼吸をしているのが印象的でした!
──下野さんがお気に入りのキャラクターを教えてください。
下野:一葉も気になりますが、やっぱり滇紅かな……。とにかくハイテンションだったかと思えば、戦いやシリアス場面では、クールだったり高圧的だったりと謎多き存在で。そんな滇紅を演じている界人くんのがんばりも含めて、お気に入りというか気になります!!
──歌士は舞い、歌うことで神や精霊を捕獲しますが、下野さんが好きな歌やカラオケなどでよく歌う曲はありますか?
下野:難しい質問ですね……! 最近は、サブスクで色々な曲を聴いていて、どれとなると難しいです!! カラオケも最近はあまり行っていませんが、槇原さんや嵐など昔から歌っている歌や、自分の持ち歌をよく歌ったり、歌わされたりします(笑)!!
──下野さんが、神と崇めたいほどに憧れている先輩を教えてください。
下野:神と崇めたいというとかなり大袈裟な気がしますし、誰というのも難しいですが、ベテランのみなさんや大ベテランのみなさんが、演じてきたキャラクターをいつでも演じられるよう準備や鍛錬を怠らない姿勢は見習わなければ……と思っています!!
──最後に、TVアニメ『ハイガクラ』の見どころや、アニメで初めて本作に触れる方へメッセージをお願いします。
下野:ドタバタしながらも、自身の出生などを解き明かすべく世界を旅する一葉たち。それぞれの思惑が渦巻く対話を続ける八仙。さまざまな形で一葉を中心とした世界の謎を解き明かしていく『ハイガクラ』の世界観を、個性豊かなキャラクターたちとともに楽しんでいただけたら嬉しいです!
(編集 M.TOKU)


































