アニメ
『名探偵コナン』安室 透/バーボン/降谷 零の情報まとめ|登場回一覧&重要エピソードも解説

目的に応じて3つの顔を使い分ける男──『名探偵コナン』安室 透/バーボン/降谷 零の情報まとめ|プロフィールや能力、過去、登場回一覧、重要エピソードも解説

登場回一覧

コミック初登場巻:第75巻
※安室 透のコミック初登場巻は第75巻。安室=バーボンであることが判明したのは第78巻。その正体が公安警察・降谷 零であると明かされたのは第85巻です。

〈TVアニメ〉
登場回一覧
※安室 透/バーボン/降谷 零の登場回=「〇」、“赤井に似た男”として登場した回=「似」で表記

話数 アニメタイトル 原作
似 563話 「探偵団VS強盗団」(騒然) 65巻
似 564話 「探偵団VS強盗団」(沈黙) 65巻
似 579話 「黒き13の暗示」 67巻
似 580話 「迫る黒の刻限」 67巻
似 581話 「赤く揺れる照準」 67巻
〇 667話 「ウェディングイブ」(前編) 75巻
〇 668話 「ウェディングイブ」(後編) 75巻
〇 671話 「探偵たちの夜想曲」(事件) 76巻
〇 672話 「探偵たちの夜想曲」(誘拐) 76巻
〇 673話 「探偵たちの夜想曲」(推理) 76巻
〇 674話 「探偵たちの夜想曲」(バーボン) 76巻
似 675話 「1ミリも許さない」(前編) 76巻
676話 「1ミリも許さない」(後編) 76巻
〇 681話 「命を賭けた恋愛中継」(中継開始) 76、77巻
682話 「命を賭けた恋愛中継」(絶体絶命) 76、77巻
〇 683話 「命を賭けた恋愛中継」(現場突入) 76、77巻
〇 699話 「灰原の秘密に迫る影」(前編) 77巻
〇 700話 「灰原の秘密に迫る影」(後編) 77巻
701話 「漆黒の特急」(発車) 78巻
〇 702話 「漆黒の特急」(隧道) 78巻
〇 703話 「漆黒の特急」(交差) 78巻
〇 704話 「漆黒の特急」(終点) 78巻
〇 705話 「密室にいるコナン」 78巻
〇 706話 「謎解きするバーボン」 78巻
722話 「甘く冷たい宅配便」(前編) 80巻
〇 723話 「甘く冷たい宅配便」(後編) 80巻
〇 734話 「ジョディの追憶とお花見の罠」 80、81巻
〇 740話 「蘭も倒れたバスルーム」(前編) 81巻
741話 「蘭も倒れたバスルーム」(後編) 81巻
〇 751話 「招き三毛猫の事件」(前編) 82巻
752話 「招き三毛猫の事件」(後編) 82巻
〇 770話 「ギスギスしたお茶会」(前編) 84巻
〇 771話 「ギスギスしたお茶会」(後編) 84巻
〇 779話 「緋色の序章」 84、85巻
〇 780話 「緋色の追求」 84、85巻
〇 781話 「緋色の交錯」 84、85巻
〇 782話 「緋色の帰還」 84、85巻
〇 783話 「緋色の真相」 84、85巻
〇 813話 「安室に忍びよる影」 アニメオリジナル
〇 836話 「仲の悪いガールズバンド」(前編) 88、89巻
〇 837話 「仲の悪いガールズバンド」(後編) 88、89巻
〇 866話 「裏切りのステージ」(前編) 90巻
〇 867話 「裏切りのステージ」(後編) 90巻
〇 872話 「コナンと平次の鵺伝説」(鳴声編) 90、91巻
873話 「コナンと平次の鵺伝説」(爪跡編) 90、91巻
874話 「コナンと平次の鵺伝説」(解決編) 90、91巻
〇 885話 「謎解きは喫茶ポアロで」(前編) 92、93巻
〇 886話 「謎解きは喫茶ポアロで」(後編) 92、93巻
〇 898話 「ケーキが溶けた!」 アニメオリジナル
〇 925話 「心のこもったストラップ」(前編) 94巻
〇 926話 「心のこもったストラップ」(後編) 94巻
941話 「マリアちゃんをさがせ!」(前編) 95巻
〇 942話 「マリアちゃんをさがせ!」(後編) 95巻
〇 952話 「迷宮カクテル」(前編) 95巻
〇 953話 「迷宮カクテル」(中編) 95巻
〇 954話 「迷宮カクテル」(後編) 95巻
971話 「標的は警視庁交通部」(一) 95、96巻
〇 972話 「標的は警視庁交通部」(二) 95、96巻
973話 「標的は警視庁交通部」(三) 95、96巻
〇 974話 「標的は警視庁交通部」(四) 95、96巻
983話 「キッドVS高明 狙われた唇」(前編) 96巻
〇 984話 「キッドVS高明 狙われた唇」(後編) 96巻
〇 1003話 「36マスの完全犯罪」(前編) 97巻
〇 1004話 「36マスの完全犯罪」(中編) 97巻
〇 1005話 「36マスの完全犯罪」(後編) 97巻
〇 1053話 「牧場に墜ちた火種」(前編) 99巻
〇 1054話 「牧場に墜ちた火種」(後編) 99巻
1059話 「沖野ヨーコと屋根裏の密室」(前編) 99巻
〇 1060話 「沖野ヨーコと屋根裏の密室」(後編) 99巻
〇 1085話 「不吉な縁結び」(前編) 100巻
1086話 「不吉な縁結び」(後編) 100巻
〇 1105話 「キッドVS安室 王妃の前髪」(前編) 101巻
〇 1106話 「キッドVS安室 王妃の前髪」(後編) 101巻
〇 1109話 「高木と伊達と手帳の約束」(前編) 101、102巻
〇 1110話 「高木と伊達と手帳の約束」(後編) 101、102巻
1135話 「大岡紅葉の甘い罠」(前編) 102巻
〇 1136話 「大岡紅葉の甘い罠」(後編) 102巻
〇 1150話 「怪盗キッドと王冠マジック」(前編) 103巻
〇 1151話 「怪盗キッドと王冠マジック」(後編) 103巻
1171話 「執事になった理由」(前編) 104、105巻
〇 1172話 「執事になった理由」(後編) 104、105巻
1184話 「赤レンガ倉庫 消えた誘拐犯」(前編) 106巻
〇 1185話 「赤レンガ倉庫 消えた誘拐犯」(後編) 106巻

〈未TVアニメ化〉
・「榎本梓誘拐事件」106巻
・「出会っていた5人組」107巻
・「大金と3人のウソつき」107巻

<劇場版>
・『純黒の悪夢』
・『ゼロの執行人』
・『ハロウィンの花嫁』
・『黒鉄の魚影』
・『隻眼の残像』

<スピンオフ>
・『警察学校編 Wild Police Story』
・『ゼロの日常』
・『犯人の犯沢さん』

 

重要エピソードを解説

第667~668話「ウェディングイブ」(コミック75巻)

“安室 透”の初登場回

コナン、蘭と共に小五郎は旧友の結婚前夜祭に3人で参加。すると婚約者が電話で「サヨナラ」と告げ、駐車場の車が爆発して焼死。警察の捜査が始まり、探偵の安室 透だと名乗るウェイターが推理を披露します。

しかし眠りの小五郎に覆され、その名推理に感銘を受けたらしい安室は小五郎に弟子入りし、喫茶ポアロで働き始めます。

実はこれより前に“バーボン”の名前や“赤井に似た男”の姿としては登場していましたが、“安室 透”としての登場は本エピソードから。

 

第671~674話「探偵たちの夜想曲(ノクターン)」(事件/誘拐/推理/バーボン)(コミック76巻)

バーボンの候補が示される

コナンが開設した毛利探偵事務所のホームページに、コインロッカーの鍵を探す依頼が舞い込みます。その後、毛利探偵事務所内で殺人事件が起き、その犯人にコナンが連れ去られる予想外の事態に。

小五郎と蘭は安室の車に乗り込み、コナン誘拐の知らせを受けた灰原と阿笠博士も沖矢の車でコナンを連れた犯人を追跡。さらに、コナンや蘭を心配した世良も合流すべくバイクを走らせます。

本エピソードでは沖矢、安室、世良が一堂に会し、灰原を追う黒ずくめの組織の一員・バーボンの候補として暗示。3人は、ほぼ同時にコナンの乗る車に辿り着きます。何か仕掛けようと車から身を乗り出した沖矢は、猛スピードで走り過ぎた安室に任せて静観することに。安室と沖矢が車ですれ違った一瞬、2人が視線を交わしたような描写も。

ほどなくして、安室は犯人の車の前に自身の車を滑り込ませて強引に停車させるという驚異的なドライビングテクニックを見せました。

 

第699~700話「灰原の秘密に迫る影」(コミック77巻)

安室が灰原の情報を収集

第701~704話「漆黒の特急」の前日譚とも言えるエピソード。コナンたち少年探偵団と阿笠博士は、ベルツリー急行の話をしながら群馬のキャンプ場へ。阿笠博士とコナンが近くの店に買い出しに向かうと、偶然を装って世良も合流します。

一方で薪拾いをしていた少年探偵団の4人は、森で死体を埋めている人物を目撃。すると逃げ込んだ山小屋に閉じ込められて火を放たれてしまい、灰原は少年探偵団を救うため一時的に元の姿に。

光彦は自分たちを助けてくれた女性を撮影して小五郎に送信。探偵事務所に侵入した安室は小五郎のパソコンでその動画を閲覧し、灰原がつけていた指輪から彼女がベルツリー急行に乗車することを知ります。同時に何者かがハッキングしており、その頃、沖矢はバーボンを飲みながらモニターを眺めていました。
 

第701~704話「漆黒の特急(ミステリートレイン)」(発車/隧道/交差/終点)(コミック78巻)

バーボンの正体が明らかに

本エピソードでは、ついに安室 透=バーボンであることが明らかに。シェリーを狙うバーボンとベルモットに、コナンは頼もしい協力者たちと共に灰原を守るべく立ち向かいます。

1年に1度しか運行しないミステリートレイン「ベルツリー急行」。コナンたち一行は鈴木財閥の招待で乗車し、複数の怪しげな人物を乗せて列車は東京駅を出発します。すると車内で密室殺人事件が発生し、さらにその裏ではシェリー(灰原)に組織の黒い影が迫っていました。

これまで目撃されてきた赤井に似た男の正体がバーボンであり、今回乗車している赤井に似た男はベルモットの変装であることも判明。バーボンは赤井の姿で関係者の周りをうろつき、彼らの反応から赤井の死を断定したようですが、別の赤井らしき男を列車内で目にし、再び赤井の死に疑念を抱いて調査を一からやり直すことに。バーボンとベルモットが列車から離れていく様子を、沖矢は笑みを浮かべながら眺めていました。

今回は仕事の下見のために怪盗キッドも乗車しており、キッドの変装を見抜いたコナンは、見逃す交換条件として協力を依頼。キッドはある人物に変装してバーボンと対峙し、最後は間一髪で列車を脱出してベルモットの仕掛けた爆弾の爆発から逃れます。

 

第734話「ジョディの追憶とお花見の罠」(コミック80、81巻)

バーボンが変装してジョディに接近

少年探偵団や阿笠博士と神社に来ていたコナンは、黒ずくめの組織を捜査するFBIのジョディと情報共有するために会っていました。

そこへ以前ジョディたちが巻き込まれた銀行強盗事件の時に一緒に人質になっていたという男が現れます。その時に居合わせた火傷の男(赤井に似た男)を2、3日前に見たという彼は、神社で起きた殺人事件の容疑者の一人に。

男は事件解決後に妻と共に去りますが、その夫婦の正体はバーボンとベルモットであったことが明かされます。赤井の生死について再び探りを入れ始めていたバーボンは、ジョディの隙をついて仕掛けた盗聴器から有力な情報を得たことをベルモットに伝えました。

 

第770~771話「ギスギスしたお茶会」(コミック84巻)

 

「ゼロ」のあだ名と安室の過去

蘭の母親・妃 英理が杯戸中央病院へ入院し、そこでコナンと小五郎は安室に遭遇。彼は入院しているはずの楠田陸道を探しているといいます。楠田は黒ずくめの組織の一員で、FBIに追われて拳銃自殺した男でした。

それを知るコナンが焦るなか、安室が「ゼロ―!!」という声に反応し、子供の頃のあだ名が「ゼロ」だったと説明。そんな彼の言動を見てコナンが何やら思案している様子も。

また、蘭がコナンに向けた「ダメだって言ったでしょ」という言葉にも反応した安室は、幼少期によく喧嘩で怪我をして宮野エレーナに手当してもらっていた過去を回想していました。
 

第779~783話「緋色の序章」「緋色の追求」「緋色の交錯」「緋色の帰還」「緋色の真相」(コミック84、85巻)

 

赤井の生還と真相を描く「緋色」シリーズ! 安室 透/バーボン=公安警察の降谷 零であることが判明

FBIと黒ずくめの組織が死んだと断定していた赤井秀一の重要な真相を描く「緋色」シリーズ。赤井と安室の緊迫した直接対決が展開し、来葉峠の赤井をめぐる謎、さらにバーボンの正体も判明。ラストには、組織の幹部メンバーについて新たな情報が提示されます。

ジョディの友人が殺されかける事件が発生。調査に加わった安室がFBIへの対抗心を示す姿を見たコナンは、「ゼロ」という言葉に反応していたことからも安室の正体が公安警察ではないかと考察していました。

事件解決後、FBI捜査官のキャメルはバーボンとベルモットの罠にはまり、楠田陸道が車内で拳銃自殺したことを喋ってしまいます。この事実から、安室は赤井が生きていると推理し、沖矢 昴が赤井の変装であると確信して工藤邸を訪問。同じ頃、ジョディとキャメルは、赤井の事件の手掛かりを求めて来葉峠へ車で向かっており、謎の追っ手に追い詰められていました。

安室が「沖矢=赤井」であるとして死の偽装トリックを推理しながら沖矢に強引に詰め寄っていたその時、絶体絶命のジョディたちの後部座席から突如として赤井の声が。赤井の生還にジョディとキャメルが歓喜するなか、彼は拳銃で後続車のタイヤを撃って安室の仲間の追撃を阻止。赤井は彼らの携帯を通じて、安室が公安警察の降谷 零であることを看破します。

2人はFBIと公安という本来の立場で会話し、赤井は「狩るべき相手を見誤るな」と降谷に忠告。最後に「彼のことは今でも悪かったと思っている」と意味深な言葉を残しました。

 

第836~837話「仲の悪いガールズバンド」(88、89巻)

 

警視庁公安部の潜入捜査官スコッチの存在

蘭、園子、世良がガールズバンドを結成すると喫茶ポアロで盛り上がり、安室の提案で貸しスタジオへ。世良は4年前に安室と似た人物に会ったことがあると主張しています。

当時中学生だった世良は、駅のプラットフォームの向こう側でギターケースを背負った兄の秀一とその友人らしき人物を発見。追いかけるも兄に見つかり、帰るようにと怒られてしまいます。

切符を買うためここで待つよう言われた世良が泣きそうになっていると、兄の連れの男が「音楽好きか」と優しく声をかけてくれました。「スコッチ」と呼ばれていたその人物は、持っていたベースで世良に基本的な弾き方を教えてくれたといいます。

その時にもう一人いた連れの男が安室に似ていたと言及する世良に対して、安室は人違いだとして一蹴。

本エピソードでは、スコッチが警視庁公安部の潜入捜査官であったことが明かされ、世良の実兄である赤井秀一に殺された男だとして、安室が憎しみを抱いている様子も描かれています。

 

第866~867話「裏切りのステージ」(コミック90巻)

 

赤井と安室の因縁に関わる真相が明らかに

赤井と安室の因縁に大きく関わるスコッチの死の真相が明かされる重要エピソード。

コナンや沖矢らはロックミュージシャンの波土禄道のリハーサル見学へ。そこに安室と、榎本 梓に扮したベルモットが姿を現します。波土が首を吊った状態で発見されて捜査が行われるなか、安室の脳裏にスコッチの最期の姿が蘇ると同時に、赤井もまた当時を思い起こしていました。

自分の正体が組織に知られたとして死を覚悟したスコッチに、ライは自身がFBI捜査官の赤井秀一であることを明かし、彼を逃がそうとします。しかし、スコッチは何者かが階段を駆け上がってくる足音を聞き、ライの隙を突いて自決。バーボンが駆けつけた時にはすでに息絶えていました。

そばには拳銃を持ったライの姿があり、彼は真実を語らず自分がスコッチを撃ったように装います。安室は自殺であったと見抜いていますが、この時から赤井を激しく憎むようになります。

 

第885~886話「謎解きは喫茶ポアロで」(コミック92、93巻)

 

安室が伊織無我と対面

2017年4月公開の劇場版第21作『から紅の恋歌』に登場した伊織無我が、TVアニメシリーズとしては同年12月放送の本エピソードで初登場。

平次と和葉からイルミネーションを見に行こうとお誘いがあり、蘭と和葉が夕飯の仕度をするあいだコナンと平次は喫茶ポアロへ。すると予約していた米花大学の大学生らが来店し、そのうちの一人が長い刺身包丁で背中を刺されるという事件が発生します。

コナン、平次、安室が事件の推理をしていると、その場に居合わせていた「和田進一」と名乗る謎の客が百人一首を詠み始め、これが事件解決のヒントに。その謎めいた人物の正体は大岡紅葉の執事・伊織無我であり、紅葉が慕う平次の調査中でした。彼は平次に関して、顔立ちも性格も推理力も申し分ないと紅葉に報告しています。

ちなみに「和田進一」は明治時代に和訳されたシャーロック・ホームズシリーズのワトソンの和名。よってコナンは最初から違和感を抱いており、蘭もまた偽名であろうと気づいていました。

 

第925~926話「心のこもったストラップ」(コミック94巻)

 

風見裕也の原作&TVアニメ初登場回

降谷の部下である風見裕也は劇場版第20作・2016年4月公開の『純黒の悪夢』のオリジナルキャラクターで、その後逆輸入。原作とTVアニメシリーズでは本エピソードが初登場です。

コナンたち少年探偵団はサッカー観戦を楽しんで帰宅しますが、灰原はスタジアムで入手した大ファンの比護選手のぬいぐるみストラップを紛失したことで激しく落胆。コナンたちは阿笠邸の前にいた安室を巻き込んでストラップ捜査に乗り出し、光彦が撮った帰りの電車の中の映像と会話から推理していきます。

そんななか、安室から連絡を受けた風見は指定された時刻の電車に乗り込み、指示された車両の扉の前に移動。すると、しゃがんでその扉の窓に息を吹きかけろと言われ、戸惑いながらも従う風見は、浮かび上がってきた文字を報告。これはいったい何の捜査なのか、風見はわけがわからずともやり遂げました。

 

第941~942話「マリアちゃんをさがせ!」(コミック95巻)

 

ラムからバーボンへ、工藤新一の情報を要求

APTX4869の解毒薬を飲み、新一の姿で帝丹高校の修学旅行に参加したコナンは、そこで起きた連続殺人事件を見事に解決。その後、「工藤新一が生きている」と聞きつけたマスコミが新一の家に押し寄せて騒動になります。

コナンは阿笠博士の家に隠れながら工藤新一騒動のネタ元になったブログを見つけ、「紅の修羅天狗殺人事件」のニュース映像に新一が平次と共に映り込んでしまっていたことも知ります。

新一の両親や平次らのおかげでこの騒動は鎮火していきますが、黒ずくめの組織に目をつけられた可能性は極めて高いと工藤優作は危惧。実際に、ラム候補の黒田、若狭、脇田がこの騒動の情報を目にしており、不穏のなかでラムからバーボンのもとへ工藤新一の情報を要求するメールが届きます。

また、本エピソードで“あの方”の正体が判明。羽田浩司のダイイングメッセージは、ASACAとRUMに分けず「CARASUMA」になると優作は推理。この推理が正しければ、この日本で最も強大な人物、この世にいないはずの大富豪・烏丸蓮耶を敵にまわそうとしているのだとコナンに忠告します。

 

第952~954話「迷宮カクテル」(コミック95巻)

 

工藤邸で赤井と安室が激突

脅迫状を受け取った資産家からの依頼で、コナン、小五郎、蘭、安室は、「黒ウサギ亭」へ。事件の捜査をするなかで、安室は宮野エレーナに怪我の手当をしてもらった幼少期を回想していました。当時のエレーナは妊娠しており、夫の宮野厚司や幼い宮野明美(=灰原の姉)の姿も。

ラムに命じられて工藤新一を探る安室は工藤邸に侵入。すると、そこで待っていたのは赤井でした。お互いに銃口を突きつけて真っ暗な玄関で対峙する赤井と安室。沖矢の正体を見破って勝利を確信する安室に対し、新一を探るよう指令を受けていることや、工藤邸に侵入することも読んでいたと返す赤井。一触即発かと思いきや次の瞬間、家の奥から2人の前に工藤夫妻が姿を現し、お茶会へと誘います。

 

 

第971~974話「標的(ターゲット)は警視庁交通部」(コミック95、96巻)

 

黒田が降谷を「バーボン」と呼ぶ

警視庁交通部の女性警察官が続けて殺害される「女性警察官連続殺人事件」の4話連続エピソード。警視庁捜査一課管理官の黒田兵衛がコナンの名推理に「眠りの小五郎の知恵袋」と称し、さすがというべきかと唸る場面も。降谷と連絡を取り合う黒田は報告を怠らないよう忠告し、降谷を組織のコードネームの「バーボン」の名で呼びました。

 

第983、984話「キッドVS高明 狙われた唇」(原作96巻)

 

諸伏高明が「0」からの封筒を受け取る

自分宛ての「封筒」を受け取るために東京を訪れた長野県警の諸伏高明が、怪盗キッドとの対決に参戦するエピソード。

弟・諸伏景光が警察を辞めて別の仕事に就いたと聞いてから音沙汰がないと、同じ長野県警の大和敢助との電話で話す高明。その後、弾痕が残るスマートフォンが入った封筒を警視庁で受け取り、弟の死を悟ります。その差出人の名前は見当たらず、あったのは「0」の一文字のみでした。

 

第1003~1005話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)」(コミック97巻)

 

安室と高明の対面

小五郎のもとに依頼の手紙が届き、コナン、安室 、脇田の4人で長野の山奥にある廃教会を訪れます。

しかし到着後、駐車場のデッキが崩れて車はすべて谷底へ転落。長野県警に連絡すると、大雪で迎えが来るのは翌日の天気次第とのこと。そんななか、教会では続けて殺人事件が発生し、長野県警の3人と連絡を取り合いながら事件の謎を解いていくことに。

高明は小五郎から送られてきた動画に映り込んでいた安室の姿に気づき、大学時代に弟・景光が親友として紹介してくれた「降谷 零」のことを思い出していました。そして「零(れい)=ゼロ」という名前から弟の遺品を届けた人物「0」に思い至ります。

また、黒田が大和のスマホに電話をかけ、高明に代わるよう指示している描写も。事件解決後、高明は安室と顔を合わせても見知らぬふりをし、コナン、小五郎、安室、脇田の前で意味深な言葉を残して去りました。

 

第1105~1106話「キッドVS安室 王妃の前髪(クイーンズ・バング)」(コミック101巻)

 

キッドVS安室

コナン、蘭、園子の3人は、鈴木大博物館で開催する「ロバノフ王朝の秘宝展」へ。そこで展示されているティアラ「王妃の前髪(クイーンズ・バング)」を怪盗キッドが盗むと予告したことで、会場には長い行列ができていました。

コナンたちが並ぶ列には安室と梓も並んでおり、待ち時間に安室が蘭たちにカードマジックを披露していると、謎の男がマジックの種明かしをして挑発。その男の正体が怪盗キッドだと知った安室は非番の風見を呼び出し、キッドVS安室の譲れない対決が始まります。安室はキッドを目の前にして、どこかで会ったような気がすると口にしました。

 

第1109~1110話「高木と伊達と手帳の約束」(コミック101、102巻)

 

伊達の手帳と爪楊枝

警視庁の高木刑事は、伊達の形見の手帳に書かれた「日曜高木と」という文字、数字や記号の羅列を見つけ、それを見たコナンが解読して皆で喫茶ポアロへ。店内の痕跡や梓の話から、1年前の未解決誘拐事件に辿り着きます。伊達は事件の手柄を高木に挙げさせようとしていたのではと安室は推測。

警察学校時代の同期である伊達のことを知らないふうに装っていた安室ですが、事件解決後、かつて伊達がしていたように安室が爪楊枝を咥える姿も描かれました。また、安室は過去に佐藤刑事と遭遇したことがありますが、記憶にないとして佐藤の追究をかわしています。

 

第1135~1136話「大岡紅葉の甘い罠」 (コミック102巻)

 

黒田と伊織で降谷の話題に&謎の老人

毛利小五郎と平次がモデルの舞台が上演されることになり、コナン、小五郎、蘭は京都へ。コナン、小五郎、平次が舞台の打ち合わせに参加するあいだ、蘭と和葉はスポンサーの厚意でスイーツ巡りをすることに。

スポンサーとは大岡コンチェルンであり、打ち合わせには紅葉もやって来て、さらに“スペシャルなゲスト”として警視庁捜査一課の管理官である黒田が登場。黒田が大岡家に挨拶に行ったところ舞台の話になり、紅葉に「打ち合わせに顔を出してほしい」と頼まれたのだといいます。

蘭と和葉を乗せて車を運転していた伊織は、その後黒田と対面。車を降りたあと尾行がいないか確認していると、「点検するその癖…まだ抜けてないのか?」と黒田から指摘。今でも尾行がいないか確認することを「点検」する、尾行をまくことを「消毒」するというのだとか。黒田は伊織の昔の潜入先での偽名である「榊原」と呼んでしまい、伊織はその名前で呼ばれると当時を思い出して気が滅入るといいます。

さらに、「奴と会ったらしいな」と降谷の話題を持ち出した黒田に、「過去の柵を引きずっているようだが悪くない」と伊織は返答。本エピソードのラストには、謎の老人の乗った黒い車が彼らのそばを通り抜けました。

 

第1150~1151話「怪盗キッドと王冠マジック」(コミック103巻)

 

杖を持つ謎の老人が登場

今回怪盗キッドが狙うのは、銀座・鈴木ビルの最上階展示フロアにある、世界最大級のトルマリンが埋め込まれた王冠「海の魔女の水飛沫」。展示フロアには、対キッド用特殊通路「風神の路」が設置されています。

そこへ予告時間に姿を現したキッド。コナンたちの目の前で、警報ベルを鳴らさずに王冠を消滅させた上に、キッド自身が姿を消しました。警備員によると、展示場の唯一の出入口である風神の路を通過した者はいないとのこと。コナンは、王冠消失の謎とキッドの変装を見破るべく推理を開始し、安室にも相談。

ラストには、キッドキラーとして活躍したコナンの情報を見ていた謎の老人が、杖で端末の画面を叩き割る姿が映し出されました。

 

第1171~1172話「執事になった理由」(コミック104、105巻)

 

安室が杖を持つ謎の老人と接触

新幹線の中で事件に巻き込まれた伊織が、公安警察官時代の出来事を思い出す注目エピソード。公安を辞めて執事になった理由に関して、伊織の回想とモノローグにより判明します。

3年前、伊織がまだ公安だった頃。大岡元総理の別荘の警備の下見で訪れた際、大岡元総理の孫である紅葉と出会い、紅葉の言葉をきっかけに公安を辞めて大岡家の執事になりました。

また、警視庁公安部の風見が伊織を見かけ、警察学校時代の同期がいたような…と降谷に話す場面も。とても優秀な伊織は降谷と同じ部署に配属されたけどもう辞めたらしいとも説明。本エピソードでは安室が杖を持つ謎の老人と接触し、「江戸川コナンを調べ上げろ…骨の髄までな…」と指令を受けています。

 

劇場版第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』

 

赤井vs安室の対峙と連携

黒ずくめの組織、FBI、公安警察が集結する記念すべき第20作目。バーボンこと公安の降谷 零、キールことCIAの水無怜奈、今作のオリジナルキャラクターである風見裕也が劇場版初登場。

黒ずくめの組織の工作員・キュラソーが警察庁に侵入し、機密情報であるNOCリストを閲覧。キュラソーは降谷と赤井とのカーチェイスで逃げ切るも、記憶を失ってしまいます。キュラソーの情報により組織からNOCの疑いをかけられたバーボンとキールは窮地に陥りますが、赤井が救出に向かい、バーボンを無事逃がすことに成功。

その後、東都水族館で赤井と降谷が対峙するなか、組織によって観覧車に爆弾が仕掛けられていることが判明して休戦。松田に爆弾の解除方法を教わった降谷は、「アイツの技術は完璧だった。それを僕が証明してみせる」と爆弾の解体に臨むことに。そしてジンたちの襲来に、探偵のコナン、FBIの赤井、公安の降谷の連携で迎え撃ちます。
 

劇場版第22作『名探偵コナン ゼロの執行人』

 

公安警察の降谷 零

警察庁の公安・降谷 零がメインキャラクターとして登場し、正義を貫くことでコナンと対立。降谷と接触できる立場にある風見も活躍し、黒田管理官が劇場版初登場。本作では、公安警察と公安検察の力関係や、公安刑事の「協力者」についても切り込んでいます。

東京サミットを予定していたリゾート施設で大規模な爆発が発生。現場を警備していた警察官が死傷し、降谷と風見も負傷してしまいます。最初は事故として処理されるはずでしたが、風見が持ち込んだ情報により警視庁の捜査会議は一転。

現場に残った指紋などから毛利小五郎が容疑者として浮上し、風見の手を振り払ったことを理由に小五郎が公務執行妨害で逮捕されます。強引な捜査を目の当たりにし、コナンは公安の捏造を疑っていました。

命に代えても守らなければならないものがある──降谷はその信念に従って調査を進め、公安として自ら行った違法な作業に自らカタをつけるとも話します。

 

劇場版第25作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』

 

警察学校同期組5人の絆

卒業後も繋がる警察学校同期組の深い絆を描き、彼らが関わった過去の事件とも絡む物語。

警視庁の目暮警部の元同期・村中に脅迫状が届くなか、かつて萩原と松田を殉職に追いやった連続爆弾犯が脱走し、その手引きをする人物から風見を助けようとした降谷は首輪爆弾を付けられてしまいます。

降谷が閉じこもる地下シェルターを訪れたコナンは、今は亡き警察学校時代の同期メンバーたちと会ったという3年前の話を聞き、正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」と渋谷で遭遇した事件の詳細を知ります。

3年前の11月6日──松田の死の前日。萩原の命日の前日に仕事の合間を縫って一緒に墓参りをした降谷、松田、伊達、諸伏は、その帰りに渋谷の廃ビルで謎の仮装爆弾犯による事件に遭遇していました。彼ら4人の活躍で爆発を防げたものの犯人は逃走。

現在身動きできない降谷は、頭を下げてコナンに捜査一課との協力を依頼。風見も降谷の指示でコナンや捜査一課と協力して事件の捜査を行い、爆弾を分析して中和剤をつくるなど死力を尽くして任務にあたります。

本作では、降谷が共に青春を過ごした大切な友人たちに想いを馳せる姿も描かれました。かつての松田、伊達、萩原、諸伏の行動が、降谷と街の人々を守ってくれたのです。

 

劇場版第26作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』

 

降谷と赤井が「ライ」「バーボン」と呼び合う

世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設パシフィック・ブイを舞台に、老若認証システムにより「灰原=シェリー」の秘密が黒ずくめの組織にバレてしまう絶体絶命のストーリーが展開。劇場版オリジナルキャラクターとして、ジンと確執のある組織のメンバー・ピンガが登場します。

コナンのもとへ沖矢から、ユーロポールの職員がドイツでジンに殺害されたという電話が入り、 不穏に思ったコナンはパシフィック・ブイの警備に向かっていた黒田たち警視庁関係者が乗る警備艇に忍び込み、施設内に潜入。

そこへバーボンとベルモットが侵入し、老若認証システムを開発したエンジニア・直美を連れ去ります。さらに、組織に灰原が拉致されるという危機的状況に。

一方で組織の内情を知る降谷がコナンに情報を提供するといった場面も。赤井と降谷がコナンのスマホを通じて会話し、降谷が“組織随一のスナイパー”と認めて「ライ」と呼び、赤井が「バーボン」と返す貴重なシーンも描かれました。

 

劇場版第28作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』

 

コナンと情報を共有しながら捜査

長野県警や小五郎、公安も動く重厚なストーリーで、隠れ公安や司法取引などのキーワードも登場。

長野県・八ヶ岳連峰未宝岳。長野県警の大和敢助が雪山である男を追っていたとき、不意に何者かの影が敢助の視界に入ります。気をとられた瞬間、ライフル弾が敢助の左眼をかすめ、大きな地響きとともに雪崩が発生。そのまま敢助を飲み込んでしまいました。

10ヶ月後、長野の国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報があり、さらに小五郎が警視庁で刑事をしていた頃の相棒・鮫谷が何者かに殺害されてしまいます。事件の鍵は長野で起きた雪崩事故にあるとして捜査へ。

この件に関して密かに公安も動いており、コナンは降谷や風見と情報を共有。ちなみに、風見は隠れ公安に依頼してコナンに盗聴器を付けるもコナンはあっさりと気づき、あえてそのままにして風見を翻弄しています。また、本作で風見は警視庁公安部に所属していた諸伏景光のことを「降谷さんの同期」と口にしました。

 

【※原作のネタバレあり】「出会っていた5人組」原作コミック107巻

※『名探偵コナン』コミック107巻「邂逅相遇」「快刀乱麻」「一期一会」の一部ネタバレが含まれます。原作未読の方はご注意ください。

 

 

警察学校組との邂逅

毛利探偵事務所にいた蘭は、小五郎が「てロチチモモ」と書かれたお土産をもらったことと事務所の蛇口が壊れたことで、小さい頃の出来事を思い出します。

それは、警察学校の生徒だった降谷 零、松田陣平、伊達 航、萩原研二、諸伏景光との出会いでした。新一がサッカーボールをぶつけたことで公園の蛇口が壊れて水が勢いよく吹き出し、そこに居合わせた萩原が応急処置をして助けてくれたのです。

その後、新一と蘭から怪しい紙と化け物屋敷の話を聞き、降谷たち5人は詳しく調べることに。本エピソードでは、ついに降谷がコナンの正体に確信を得たような描写もあります。

 

 

安室 透/バーボン/降谷 零の声優は草尾 毅さん

安室 透/バーボン/降谷 零を演じているのは声優の草尾 毅(くさおたけし)さん。11月20日生まれ、埼玉県出身。『SLAM DUNK』の桜木花道役をはじめ『ドラゴンボールZ』のトランクス役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。

 

 

これまでの解説記事

画像をクリックすると、関連記事にとびます。
|記事:01
黒ずくめの組織とは?
黒ずくめの組織とは?
|記事:02
警察官を解説
警察官を解説

|記事:03
警察学校同期組解説
警察学校同期組解説
|記事:04
長野県警解説
長野県警解説

|記事:05
神奈川県警解説
神奈川県警解説
|記事:06
歴代主題歌
歴代主題歌

|記事:07
怪盗キッド解説
怪盗キッド解説
|記事:08
工藤新一回まとめ
工藤新一回まとめ

|記事:09
蘭と園子の友情回まとめ
蘭と園子の友情回まとめ
|記事:10
阿笠博士の発明品まとめ
阿笠博士の発明品まとめ

|記事:11
ベルモット変装まとめ
ベルモット変装まとめ
|記事:12
映画ランキング
映画ランキング

|記事:13
服部平次の登場回
服部平次の登場回
|記事:06
ビッグジュエル登場回
ビッグジュエル登場回


 

この記事をかいた人

藤崎萌恵
大阪府在住のライター。小説、漫画、アニメ、映画など“好き”を追い続ける。

 

関連商品

 

おすすめタグ
あわせて読みたい

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2026年秋アニメ一覧 10月放送開始
2026年夏アニメ一覧 7月放送開始
2027年冬アニメ一覧 1月放送開始
2027年春アニメ一覧 4月放送開始
2026秋アニメ何観る
2026秋アニメ最速放送日
2026秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
放送・放送予定ドラマ作品一覧
周年アニメまとめ
目次
目次

目次