
四季の代行者と護衛官、“八者八様”の想いを抱えた“人”の物語をじっくり噛みしめて、見守ってほしい──『春夏秋冬代行者 春の舞』花葉雛菊役・貫井柚佳さん×姫鷹さくら役・青山吉能さんインタビュー
四季の代行者と護衛官、“八者八様”の想いを抱えた“人”の物語を見守ってほしい
──作品にちなみ、お二人の好きな季節を教えてください。また、作品を通して印象が変わった季節はありますか?
貫井:それぞれの季節に良さがあると思うんですが、やっぱり春が好きです。寒いのが苦手なのと、あまり厚着をしたくなくて「いつもTシャツ短パンで出かけたいのにー!」と思っているので(笑)。春の温かい風が入ってくる感じや、色合いなどが好きです。
印象が変わったのは秋で、秋の代行者の(祝月)撫子ちゃんの能力が「生命腐敗」というちょっと響きが怖いものだったので驚きました。でも確かに、新しい命のために土壌を整える必要があるんだなと。一度朽ちて、冬を越えてまた春になるんだ、と秋の大切さが改めて実感できました。
青山:私はスキーが大好きなのもあって、冬です。特に年末の「やり残したことはないか!?」みたいな焦りを越えて、元日を迎えた瞬間に諦めて怠惰の限りを尽くす時間が好きです(笑)。
夏は逆に苦手だったんですが、改めて、やっぱりそれぞれの季節にしかない良さがあるなと思いましたし、「夏も愛してやるか」という気持ちに今はなりつつあります(笑)。
──最後に、本作の見どころと、演じるキャラクターの注目ポイントを教えてください。
青山:放送が始まる前からすでに期待なさっている方が多いと思いますが、その期待に応えられる作品になっていると思います。
この作品はフィクションですが、その中でもさくらは共感できる方が多い気がします。彼女の人生の歩み方、選択、想いのぶつけ方などが誰かに届いて、心の支えになるキャラクターだと思いますので、この二人の絆・関係性を尊く、大切に思っていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いします!
貫井:「現人神として季節を代行する役目を背負うとはどういうことなのか?」という部分はすごく重要で、その役目があるからこそ苦しめられる部分もあって。現人神と言われていても中身は本当にただの“人”で、それぞれ(四季の代行者と護衛官)が優しさ、温かさ、苦しさなど“八者八様”のいろいろな想いを背負って生きています。今回の「春の舞」は雛菊が軸のお話になっていますが、いろいろな生き方、捉え方があって、皆さんの心に刺さるものが何か一つはあるんじゃないかなと思います。
またこの作品は、「大地」というものの力をすごく感じる世界だと思うので、それをどのように映像や音楽で表現してくださるのか、私も楽しみにしています。
雛菊をはじめとしたみんながどうやって生きていくのか、その命の物語をじっくり噛みしめて、見守っていただけたら嬉しいです。観るときはバスタオルを用意することをおすすめします!
【インタビュー・文:篭法 撮影:小川遼】
『春夏秋冬代行者 春の舞』作品情報
あらすじ
彼らは四季の神々から与えられた特別な力を使い、各地に季節を巡らせている。
しかし春の代行者・花葉雛菊が行方不明になってから十年間、この国の季節は春だけが消え去ったまま。
春の護衛官・姫鷹さくらは十年間、主を必死に探し続けていたが、
ある日突然雛菊が帰ってきたことで物語は動き出す。
雛菊とさくらの、春を届ける旅が始まる。
——不条理に奪われた大切な時間を取り戻すため。
——恋い焦がれ続けたあの人に想いを伝えるため。
——命に代えても守りたい "あなた" のため。
これは四季をもたらす現人神とその護衛官の、喪失と再起の物語。
何度傷ついても、それでも生きると願うあなたへ贈る、祈りの物語。
キャスト
(C)暁佳奈・スオウ/ストレートエッジ・KADOKAWA/春夏秋冬代行社
































