
「だからこそ私は『【推しの子】』から、ルビーちゃんから目が離せないんだと思います」──TVアニメ『【推しの子】第3期』ルビー役・伊駒ゆりえさん【連載インタビュー第5回】
「私にとってとても大切で大好きな作品です」
──『【推しの子】』における伊駒さんの“推しの子”を教えてください!
伊駒:斉藤ミヤコさんです! ミヤコさんの働きや姿を見ていたら、そりゃあもう推したくもなっちゃいます!
ルビーちゃんとアクアくんのお母さんとして、家族として、そして今は社長として、ルビーちゃんと苺プロの面々と、取引先や色々なところに丁寧に向き合ってくれて。そんなミヤコさんの温かさを感じながら『【推しの子】』の物語は進んでいると思います。
特に第3期の最終話では、ミヤコさんと壱護さんに焦点が当たるシーンがありましたが、プロダクションの社長としてどのように向き合ってくれていたのか、ミヤコさんが抱えていたものがどれほどのものだったのかが見えてきます。よりミヤコさんのことを大好きになりました。ミヤコさんグッズ、もっといっぱい欲しいです!(笑)
──(笑)。そもそもミヤコさんがアクアとルビーを育てるという決断をしなければ『【推しの子】』という物語はそこで終わっていたかもしれないと考えると……。
伊駒:そうなんですよね。だからいつもありがとうございますという気持ちでいっぱいです。
自分のことをあれだけ考えてくれている存在がルビーちゃんとアクアくんのそばにいてくれているのは、2人にとってきっと救いになっていると思いますし、本当にすごいなって思います。……だって元社長、どこかに行っちゃってたんですよ!(笑) 壱護さんは壱護さんなりに色々ありますが、ミヤコさんからしたらそれは見えていないですから。
──現在の苺プロの業界評判を表すために壱護が言う「俺がやってたらこうはなってねぇ」というセリフが本当に大好きで。
伊駒:人との向き合い方や仕事の向き合い方は人それぞれですし、ミヤコさんにはミヤコさんにしかできないやり方でお仕事をしてくれているのだと思うんです。
考えれば考えるほどミヤコさんには休暇を取ってほしいなと(笑)。3か月ぐらい好きな場所に行って、好きなことをして休んでいただきたいという思いがあります。でも今の苺プロが成り立っているのは彼女の力が大きいので……これからもよろしくお願いします!
──ありがとうございます。最後に、TVアニメ『【推しの子】』の魅力を今一度お聞かせください。
伊駒:決してキラキラしているだけではないと思うんです。見ていて苦しい瞬間もあると思うし、目をそらしたくなることもあると思います。そんなシーンを見せてくれる『【推しの子】』は、改めて凄まじい存在だなと思っています。
誰しも、全てが上手くいくわけじゃない。そして大体のことは、人からは見えないことや目を伏せていたいことで形作られています。そんな一端を見せてくれる存在だからこそ輝かしい瞬間がより心を打ちますし、だからこそ私は『【推しの子】』から、ルビーちゃんから目が離せないんだと思います。それは、きっと物語を見ているみなさんも同じなのではないでしょうか。
キャラクターが好き、ストーリーが好き、演出、お芝居、そのほかにも色々なところから『【推しの子】』に出会ってくださっていると思いますが、『【推しの子】』が見せてくれるもの、見てくださってる方に残していくものって、他では味わえない後味や影、光だと思うんです。この作品から、色々なものを感じて、楽しんでいただけていたら嬉しいです。
改めて『【推しの子】』は、私にとってとても大切で大好きな作品です。ぜひみなさんも、『【推しの子】』すべてから何かを受け取っていただけたらと思います。今後も、楽しいだけではない部分もあるかもしれませんが、そこも含めて味わっていただけたら幸いです。
【インタビュー:西澤駿太郎 撮影:胃の上心臓】






























