
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケ―の魔女』小野賢章さん&上田麗奈さんが登壇した公開御礼舞台挨拶レポート|おふたりが描いた猫の「四春:フォーチュン」……その可愛さの程やいかに!?
全国の映画館で上映中の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』について、大ヒット御礼舞台挨拶が2026年4月4日(土)にTOHOシネマズ池袋で開催。
登壇者はハサウェイ・ノア役の小野賢章さん&ギギ・アンダルシア役の上田麗奈さん。今回は公開から2ヵ月が経った今だからこそな話題が満載となっており、本作で描かれたハサウェイやギギの物語をより深く楽しめるようなトークが繰り広げられました。
また、正面だけでなく側面の壁にも映像が投影される「SCREENX」での上映が4月3日(金)よりスタートしていることを受けて、「SCREENX」だからこその映像体験についても話していきました。本稿ではこのイベントの模様をレポートします。
公開から2ヵ月が経過しているので大丈夫かと思いますが、ネタバレ満載のためまだ作品をご覧になっていない方はご注意を。
既に何度もご覧になった方は、「SCREENX」で疑似ニュータイプ体験が可能!?
MCを務めた奥浜レイラさんのご紹介で小野さん&上田さんが会場入りすると、まずは小野さんから順番に集まったファンのみなさんへご挨拶。小野さん上映開始からかなり時間が経ったことから、色々な話ができると考えてこのイベントを楽しみにしていたと明かしてくれました。
上田さんも今回のイベントは何でも話して構わないということで、『キルケ―の魔女』作中終盤にギギが身に着けていた黄色いスカートにあわせて用意した衣装で会場へ訪れており、かなり気合の入った様相。
本作は前作の興行収入を抜いて大ヒットを記録しており、まずはおふたりにもその反響が届いているかという話題に。その中で、小野さんは別の現場でも「『ハサウェイ』を見ました」とかなり熱量を込めて報告してもらえることがあるとコメント。上田さんも同じように現場でかなりの熱量を感じることがあったそうです。
小野さんと上田さんが共演している別作品の現場では、「ハサウェイとギギがいる……!!」と興奮した様子を見せてくれた方もいたのだとか。上田さんいわく、普段はお話する機会のない方から話しかけてくださる機会もあったそうで、嬉しい期間だったのだとか。
そして、新たに上映が始まった「SCREENX」上映に関する話題が展開。小野さんは本当にアトラクションのような感覚になると感じられたそう。そんな「SCREENX」をはじめとするラージフォーマットを制覇された方はいるのかという話題から、集まったファンに本作を何度鑑賞したのか伺ってみると、既に20回もご覧になられた方も……!!
上田さんは戦闘シーンも「SCREENX」の画面なら、ハサウェイたちと同じような戦闘を体験できるのではないかと一言。小野さんはこの上田さんの言葉を受けて、何回も見ている人は戦闘シーンでどこから攻撃が来るか把握されているので、作中の“ニュータイプ”のように予測がつくのではないかと冗談交じりに語って会場の笑いを取っていました。
公開後の今だからこそ話したいおふたりが印象に残ったシーンとは
続いて、公開から2ヵ月が経ったからこそ話せるシーンについて。小野さんは、冒頭のマフティ―の組織内で広がったハサウェイの女性関係の噂が印象に残ったと言及。きっとハサウェイ自身も耳に入って居心地が悪かっただろうし、自分自身も噂話をされるような話題はあまり作らないほうがいいなと身をもって感じられたと話していました。
また、キャラクターたちの生々しい関係性の描き方も魅力だとの話題へ広がると、小野さんがキャラクターデザインのPablo Uchidaさんから「ケリアとの気まずいシーン、最高でした」とメッセージがあったことを暴露。そして、人生経験を重ねるほどにこういうことがあったなと共感できる面白さになっていると述べていました。
上田さんがピックアップしたのは、「アデュー! わたしのパトロン」とカーディアス・バウンデンウッデン伯爵の下を去ったシーン。上田さん自身だと経済的な安心感や自分の生死が関わっているのに、そこを捨ててまでひとりの人に会いに行くなんてできないと思ったのだとか。
ギギはそれをやってしまうし、それが若い時にしかできないことだとその時から感覚的にわかっていたのではないかと考えていたそうです。そうやって感覚で決断して行動するのがギギの凄いところでもあり、らしいところでもあると改めて思ったとも語っていました。
その話の流れの中で、小野さんはラストシーンでギギの髪がほどけてハサウェイとのキスシーンに繋がる場面が印象に残っていたことを明かし、あの場でギギの心が解放されたのではないかと分析していました。村瀬修功監督の気に入った解釈は採用される場合があるそうなので、もしかしたら小野さんのこの解釈も採用……されるかもしれません。
その後は、先日発表された北米での上映開始の話題を受けて、日本語圏以外ではどのキャラクターが人気を得るのかを考えていくことに。小野さんはハーラをピックアップしており、ツインテールや特徴的な声から日本のアニメ的なエッセンスを感じられるので、海外の方からすると印象に残るのではないかと考察しました。
上田さんは全世界的に“猫”は人気を誇るということで、猫の「四春:フォーチュン」とその飼い主であり支掩船ヴァリアントの艦長であるブリンクス・ウェッジのコンビが好きだとコメント。その話から先日YouTubeのガンダムチャンネルで公開された動画の中で明かされた、「絵コンテ段階ではウェッジ艦長は全裸だった」という衝撃の事実が再び明らかに。
小野さんと上田さん……どっちの描いた「四春:フォーチュン」が選ばれたのか
そんな賑やかなトークパートがひと段落したところで、「特別企画 幸運を呼ぶのは誰だ!? フォーチュンイラスト選手権 」のコーナーを実施。
こちらは、この場でおふたりに「四春:フォーチュン」の絵を描いていただき、どちらが似ているか会場に判断してもらおうという趣向。おふたりが「四春:フォーチュン」を描いている間に告知を挟み、その後に描き上げた絵を公開することになりました。
小野さんは先ほどのウェッジ艦長のトークが強烈に印象に残ったのか、でっぷりとした男性のお腹の前に抱かれる猫の姿を描いており会場から笑いがおきました。上田さんはこの短時間ながら忠実に「四春:フォーチュン」描いており、会場から「凄い!」という声が上がる程でした。
もちろん勝利したのは上田さんとなりましたが、小野さんも幻の初期設定“全裸”のウェッジ艦長との共演ということで、かなり強い個性を放ったイラストでした。きっと実際にご覧になった方は、しばらく忘れられないくらいのインパクトがあったに違いありません。
マスコミ向けのフォトセッションを挟んだところで、そろそろイベント終了の時間。上田さん、小野さんの順番にファンのみなさんへのメッセージがありました。
上田さんは集まったファンのみなさんへの感謝と今日この場に立てた喜びを語りました。作品の細かいところまでご覧になってくださっている方が多く、そのひとつひとつを伺う度に熱量や気づくポイントを伺う度に、それらがその人の体験や性格、環境と繋がっていて物語の重厚さやひとりひとりに正解がある余白を感じたと話してくれました。
小野さんもファンのみなさんへの感謝を述べると、映像の中に情報が散りばめられている作品だと感じたと一言。自分で考える時間をくれる、色々なことを考えさせられるので、これこそがエンターテインメントであり映画の醍醐味だとも語ってくれました。そして、まだまだ色々な方にご覧になっていただけるよう、これからも宣伝に協力していくと改めて決意表明していました。
公開から2ヵ月を経てなお、いまだに大きな支持を受ける本作。「SCREENX」という新たな形式での公開もスタートしていますので、一度ご覧になった方も再度映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか!
作品情報
あらすじ
キャスト
(C)創通・サンライズ

































