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『きみ愛』石川由依×斉藤壮馬インタビュー|契約結婚から始まる

夏アニメ『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』石川由依さん×斉藤壮馬さんインタビュー|不器用な二人が少しずつ夫婦になっていく尊さ

 

エルサとユリウス以外に注目してほしいキャラクターは?

──今で言うと、交際ゼロ日婚みたいな感じですけど、2人がうまくいった理由はどこにあると思いますか?

斉藤:ユリウスが不器用だと言いましたけど、得手不得手がそれぞれ違うから、うまく噛み合うのかなと思いました。ユリウスはわかりやすく、野菜嫌い、虫怖いみたいな感じじゃないですか。でもエルサは「これ、食べられるんですよー」みたいな、精神的タフネスがあるので、そこにユリウスは惹かれちゃうんです(笑)。だから誤解を恐れずに言うと、ユリウスのほうがヒロインっぽい感じがありますよね。「なるほど」もそうですけど、エルサがふとした瞬間に見せる度量の大きさはかっこいいし、それが上手くいった理由でもあるのかなと思います。

石川:確かに。お互いないものを持っているという部分はありますね。ユリウスは仕事はすごくできるけど、生活する上では不器用なところがたくさんあって、そこに関しては、エルサが何があっても転がらない強さがあるんですよね。でも、エルサの“全てを受け止める”という心があるからこそ、ユリウスに気持ちの変化が生まれたと思うので、なんかこの2人が出会って良かったよね?

斉藤:良かったですねぇ。でも、アレクシスとかはどこまでそれを見抜いていたんだろう?とは思いますね。

石川:それは予想外だったんじゃない? 「あれ? なんか合ってる」みたいな(笑)。

──ユリウスは、女性に対する不信感まであった感じでしたからね。

斉藤:それもあって「きみを愛するつもりはない」という言い方になっちゃったんでしょうね。せめて「全然ビジネスライクでいいから」くらいな言い方だったら、ここまでこじれてなかったかもしれない(笑)。

石川:きっと悪い女性もいっぱい見てきたからこそ、距離を取りたいとなっていたんでしょうね。

──アフレコは、どんな雰囲気でしたか?

石川:みんな、どこかしらで共演したことがあるメンバーだったので、和気あいあいとしていましたし、みんな「このキャラクターだったら間違いない」みたいなキャストだったので、信頼の置ける現場でした。エピソードとしては、私が一度体調を崩して、お休みしてしまった話数があったんですけど、そのとき、どうやら石川つながりで、石川界人くんがエルサを演じてくれたみたいで、それはちょっと見たかったです。(※テストなどで流れで演じるとき、いない人の代わりを演じ、ガイドの役割をするときがあります)

斉藤:ありがたくはあったんですけど、ちょっとやりにくかったですね(笑)。なぜかヤルモを演じているときより、ロートーンで演じてたし。

石川:あれ~?(笑)。でもそのくらい、みんなで楽しく過ごしていました。

斉藤:本当に和気あいあいとしていて、僕個人としても、ご飯によく行く方々とご一緒できた作品だったんです。あと、年に一回くらい、奮発してすごく高いお店に行くとしたらどこに行く?みたいな話から、ここが良いんじゃないかと、実際に調べたりしていましたね。

──別に行くわけではないんですよね?

斉藤:はい。別に行くわけでもないのに、「ここはありだね~」みたいなことだけ言ってるみたいな(笑)。それも『きみ愛』の世界観っぽいというか。平和な雰囲気だなと思いました。

──アフレコ中、「ユリウスもっと素直になりなよ!」みたいなツッコミは入らなかったですか?

斉藤:あぁ。皆さんからその声はちらほらいただいていたかな。「ユリウスさ~」って(笑)。

石川:本当に、そうやって叱りたい部分もあれば、ピュア過ぎて、「これはちょっとどうなの?」みたいにざわつくこともあって楽しかったです。

斉藤:それに演技をする上でも、テストでは「各々が思った通りにやってみてください」と、受け止めてくださる現場だったので、すごく楽しかったです。ユリウスに関しては、話が進むにつれて、ユリウスにとってターニングポイントとなるシーンは当然あって、それ以降は溺愛に向けたアプローチになるんですけど、そこまでの行ったり来たりするところは、先程話した通り、細かくディレクションをいただきました。でも、2人の気づく気づかないみたいなところの“むずキュン”は作品の肝なので、そこは楽しんでほしいです。

──お二人が注目してほしいキャラクターはいますか?

石川:みんなかわいくて、真っ直ぐで好きだなと思うところがたくさんあったんですけど、エルサとユリウスが、自分の気持ちになかなか気づかない中で、周りのみんなは気づいていて、ちょっかいを掛けてくるのが見ていてすごく楽しいんです。それこそ、弟のハンネス(CV.榎木淳弥)やレベッカ・リーコネン(CV.山村響)は、2人の恋をすごく楽しんでくれていて、かわいらしかったので、見てほしいです。

──エルサが天然で純粋なだけに、弟のハンネスがしっかり者なのは大きかったですよね。

石川:頭が切れる子ではあるんですけど、わりと無邪気なんですよね。ユリウスが、エルサと全然違うと思うくらい、ちゃんと気づいてくれたり、助言をしてくれたりするので、頼もしい子ではあります。あと、演じている榎木くんがすごくアドリブを入れてくるので、思わず吹き出してしまうシーンもあったりしました。自由なハンネスも面白いので、楽しみにしていてください(笑)。

斉藤:彼は結構仕掛けてくるんですよね。面白いを通り越して、怖いまでありましたから。僕はユリウスとの関係値が近いというところでアレクシスがすごく好きなんです。声が木村良平さんと聞いた瞬間、良平さんしか考えられなくなってしまったんですけど、アレクシスってあの雰囲気で、ユリウスにとって大事なことを言ってくれるんですよね。そのポップな雰囲気とシリアスな雰囲気のギャップにキュンとする人はいるだろうし、上司として、ユリウスをしっかり見てくれているんだなと思いました。

あとは石川界人くんが演じているヤルモ・パルニラですね。ユリウスとは王立学校の同窓生なんですけど、そんな彼が、どんな風にユリウスたちに関わってくるのかは注目していただきたいです。榎木淳弥くんもそうだし、石川界人くんも、本当に楽しそうにお芝居をしていたんですよね。ヤルモって、ユリウスに執着しているんですけど、それはなぜかというところも紐解かれていくんです。それに関しては、僕はヤルモに共感しちゃいました(笑)。

──では最後に、お二人が今、溺愛しているものはありますか? できれば放送開始時まで溺愛しているものでお願いします。

石川:溺愛かぁ。難しいな……。

斉藤:石川界人が溺愛しているものだったら知っているんですけど、最近、植物を育てるのにハマっているみたいで、植物を超おしゃれな棚に飾っているんですよ。昔、彼が僕の家に遊びに来たとき、玄関に置いてあるディフューザーを見て、「うわっ、瓶に串が刺さってるやつがあるタイプの家だ!」とか言ってきたのに、今や彼のほうがはるか高みにいるっていう……(笑)。

──おしゃれ上級者になっていますね(笑)。

石川:私は何だろうな。よくガチャガチャのチェックはしています。あまりやり過ぎると良くないので、実際には回さないんですけど、一応、百均で100円玉だけを入れるものを買って、好きなガチャガチャが出たときに、いつでも回せる準備だけはしているんです。

──それを持ち歩いているのですか?

石川:いや、持ち歩いてはいないんですけど、ネットで調べて、欲しいものが出たときに、それを持ち出して、やりに行ったりします。

 

作品情報

「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます

あらすじ

没落貴族の令嬢、エルサのもとに舞い込んだ報せ。それは超エリート貴族、ユリウスからの求婚だった。
「そんなご立派な方がなぜ私と?」
不思議に思いつつも結婚を決めたエルサだが、挙式後、それまで優しく穏やかだったユリウスが豹変!
「今後、きみを愛するつもりは一切ない」と冷たい声で告げてきたが…
利害の一致から始まった「契約結婚」による新婚生活だったが、徐々にエルサのまっすぐな優しさに触れるうちに、ユリウスの氷のような心が溶け出し、悲しい過去も優しく癒しながら、徐々にエルサに心を開き始める…。
ゆっくりと、丁寧に日々を重ねる2人は、やがて、お互いにとってかけがえのない相手となり、「本当の夫婦」そして「家族」となっていく――

キャスト

エルサ・ユカライネン:石川由依
ユリウス・ロイアス:斉藤壮馬
ヤルモ・パルニラ:石川界人
セラフィーナ・パルニラ:安済知佳
レベッカ・リーコネン:山村響
ハンネス・ユカライネン:榎木淳弥
アレクシス・ヨーセフ・ラルト:木村良平
イエレ・エクルース:鈴木崚汰
ルーカス・ユカライネン:浪川大輔
ソフィア・ユカライネン:國府田マリ子
スティム:田村真
ターニャ:内田真礼

(C)水埜なつ・三沢ケイ・フレックスコミックス/きみ愛製作委員会

 

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