
力の強さや怖さ、そして優しさのバランス。演じる中で意識したという“優しさのグラデーション”──TVアニメ『鬼の花嫁』連載インタビュー第3回 鬼龍院玲夜役 梅原裕一郎さん
梅原さんが日常で大事にしている直感は?
──ここからは、作品にちなんだ質問です。あやかしは本能で花嫁を選びますが、梅原さんご自身は直感を日常の中でどれくらい大事にされていますか?
梅原:割と頼っているかもしれないですね。ファーストインプレッションは大事にしていると思います。たとえば初対面の方に会った時に、最初に抱いた印象が最後まであまり変わらないことも多いんです。
もちろん場合によりますけど、「この人とはあまり合わないかもしれない」と思った時は、やっぱり深く知っても、そう感じる部分が出てくることが多い気がします。意外と直感は当たるな、という感じはありますね。
日常的な買い物とか関しては、もともとあまりこだわりがないので、そんなに悩まないです。同じようなものばかり買ってしまいますし、食べ物も含めて、そこまで迷うことはあまりないですね(笑)。
人生の選択みたいな大きな場面でも、最初に直感で「こっちかな」と思って、そのあとにいろいろ調べたり考えたりはするんですけど……。結局、最初の選択に戻ることが多いです。最初に抱いた感覚を覆すことは、あまりないかもしれません。
──本作は、柚子と玲夜の出会いから始まるロマンスが大きな軸になっています。ご自身のこれまでを振り返って、「この出会いが自分を変えた」と感じるような大切な出会いがあれば教えてください。
梅原:僕は三国志が好きなんです。今でも読み返したり、いろんな本を買って読んだりしているんですけど、そのきっかけは小学生の時に図書室で借りた横山光輝先生の『三国志』。
もしあの時借りていなかったら、三国志にここまでハマることもなかったでしょうし、今みたいにいろいろ調べたりすることもなかったんじゃないかなと思うと、あれは確かに大きな出会いだったのかもしれないですね。
『三国志』って、本当にたくさんの人間が出てきて、それぞれの人生が描かれるんです。いろんな人の成功や失敗も含めて、「このタイプの人間はこうなるんだな」と見えてくるところがある。生まれてから死ぬまでが詳細に描かれているので、その人がどう生きて、どう失敗して、どういう末路をたどるのかまで見えてくるんですよ。人間のパターンがたくさん詰まっている感じがして、そこが面白さでもあると思います。
──最後に、第3話までご覧になっている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
梅原:第3話まででも描かれている通り、この作品は柚子がつらい状況から脱却して、新しい人生を歩んでいく物語です。ここから先、どういうふうに彼女が前を向いて生きていくのか。ぜひ、そこに注目していただきたいですね。
そして、その中でやっぱり重要になるのが柚子を支える玲夜の存在だと思います。ヒーローとしての力の強さもそうですし、柚子に対する愛情も変わらずしっかり描かれていきます。ここから様々なことが起こるので、2人ならではのロマンスを楽しんでいただけたらうれしいです。
あとは、あやかしが出てくる世界観でありながら、お父さんやお母さんの描写がものすごくリアルなので、そこはドラマとしても楽しめる部分じゃないかなと思います。ぜひ最後まで、見ていただけたらと思います。
『鬼の花嫁』作品情報
2026年7月4日(土)24:30~よりTOKYO MX/BS11ほか全国12局にて順次放送中!
dアニメストア・ABEMA・U-NEXT・アニメ放題にて地上波同時・最速配信!
その他プラットフォームでも順次配信開始
あらすじ
優れた能力と容姿を持つ“あやかし”は日本の中核を担っていた。
そんな絶大な権力を持つ“あやかし”は本能で運命の「花嫁」を見つけることができ、その「花嫁」に選ばれることは女性の憧れであり、名誉なことだった。
平凡な高校生・東雲柚子は、妖狐の花嫁である妹・花梨と比較され、家族にないがしろにされながら育ってきた。
ついに心が破れた日、柚子は偶然、類まれなる美貌を持つひとりの男性と出会う。
「見つけた、俺の花嫁」
彼の名は鬼龍院玲夜、“あやかし”の頂点に立つ鬼だった。
──この出会いから、柚子の運命が大きく動きだす。
キャスト
(C)クレハ・富樫じゅん・スターツ出版/「鬼の花嫁」製作委員会
































