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- まりも
- ゾロとONE PIECEを偏愛するフリーライター。アニメ、推し活、恋愛、結婚、睡眠など、幅広く執筆しています。

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。
未知の島での心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章へ突入した連載28年目の現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。
7月27日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1189話“世界の王”では、空白の100年やイムの強さの理由に迫る、重要な情報が明かされました。さらに、ラストシーンでルフィの元に駆けつけたのは……! 本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1189話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方など、ジャンプ未読の方はご注意ください。
「魔神」姿での攻撃も虚しく、イムの剣で深く貫かれ、今にも命を落としかねないルフィ。バトルは緊迫した局面を迎えます。危機の気配を感じたのか、離れた場所にいるウソップがいち早くルフィの異変に気づくのでした。
ウソップ本人は無自覚なようですが、その反応は明らかに見聞色の覇気によるもの。実際に、共にいたジンベエもルフィの覇気が弱まったことに言及しています。
過去のドレスローザ編では、自分は覇気が使えるとハッタリの嘘をついたことがあるウソップ。もともとは嘘でしたが、その後はシュガーとのバトルで実際に見聞色の片鱗を見せました。映画『ONE PIECE FILM RED』の父ヤソップとの共闘シーンでは、見聞色を使う様子が描かれたことも。
そういった背景もあり、ウソップ自身が見聞色の覇気を自覚するタイミングを待ち続ける読者は少なくありません。
久しぶりにウソップの見聞色を示唆する今回のシーンに、読者からは「そのまま見聞色の覇気を完全覚醒させて、イムに遠距離狙撃だ!」「そろそろ覚醒したその先を見せてくれ…!」「待ち望んだウソップの見聞色パワーアップが来るか」「何気にドレスローザのときより見聞色レベルアップしてるよね?」「ウソップの見聞色、ジンベエ以上か?」「一緒に武装色も覚醒しないかな」と期待の声が多数挙がっています。
ウソップの憧れの地であるエルバフということも相まって、見聞色の覇気が本格的に覚醒する兆しが見えてきたといえるでしょう。どんどんたくましくなっていくウソップが頼もしいですね。
これまでにイムが放った「天罰剣(ネメシス)」や「虚無剣(ボーフー)」。これらは技名ではなく、武器の名前であると明らかになりました。これらは、世界政府が樹立された800年前、現在の天竜人たちの祖先にあたる19人の王が平等を誓い“虚の玉座”の周りに突き立てた武器の名だったのです。
イムにとってこれらは、世界を創造した特別な武器。その19の武器を「魔気(オーメン)」の力でレプリカ的に復活させ、自身が使用するほか、神の騎士団にも各家に伝わる武器を1本ずつ与えているようです。
これまでに実際にイムが使ったのは、以下の6本。
・ロキを貫いた「天罰剣(ネメシス)」
・ロキ(ニーズホッグ)と対峙した際の「憤怒剣(グラム)」
・ルフィに放った「怨魔剣(スティグマ)」
・森を枯らし、ルフィを突き刺した1本目「虚無剣(ボーフー)」
・息も絶え絶えのルフィに突き刺した2本目「海神剣(フラガラッハ)」
・ルフィに突き刺そうとした3本目「刑天の斧」
さらに、ソマーズにより新たに以下3本の名前も判明します。
・「聖命槍(ロンギヌス)」
・「混沌剣(トーフー)」
・「村正(むらまさ)」
また、上記のうち「憤怒剣(グラム)」はシェパード家、「聖命槍(ロンギヌス)」はリモシフ家に伝わる武器だそうで、それぞれ「魔気(オーメン)」により復活したものをソマーズとキリンガムが実戦で使用しています。
そのほか、まだ明かされていない10本の武器と、ネロナ家・トップマン家・イーザンバロン家・マーカス家・ジェイガルシア家・フィガーランド家・マンマイヤー家・チャルロス家・ドンキホーテ家・バベット家・ロズワード家・サッチェルズ家に受け継がれる武器がどれなのかも後々明かされることになるでしょうか。今回までに判明した武器はどれも現実の世界に伝わる神話や歴史に深く関わる名前なのも興味深いですね。
そして、世界を創造したとされる19人の王ですが、本来はマリージョアに住むことを拒否したネフェルタリ家を含む20人でした。つまり、現在はネフェルタリ家にも代々伝わる重要な武器が存在する可能性があるといえます。これがイムがビビを求める理由にも繋がってくるのかもしれません。この第1189話内でシャンクスが指摘した戦争が起きたとき、世界政府を倒すカギとなる武器になる可能性もありそうです。
「虚無剣(ボーフー)」「海神剣(フラガラッハ)」の2本で身体の中心を貫かれてしまったルフィ。さらに「刑天の斧」を振りかぶられ、これまでのストーリーで最大といっても過言ではない絶体絶命の危機に瀕します。
そんな絶望的な状況に、多くの読者が最悪の展開を覚悟した刹那、ギャバンが助けにやってきます。見事に「刑天の斧」を受け止めるその頼もしさと力強さは、さすが海賊王の左腕。
SNSでは「ギャバン強すぎる」「未来の海賊王を助けにきてくれた元海賊王のクルー、かっこいいな!」「現役のころはこれ以上強かったってこと?」「斧に斧をぶつけてきたのアツい!」という歓声の一方で、「これギャバンやられちゃわない?」「死亡フラグじゃないよね…」「死ぬのもだけど、ドミ・リバーシされちゃう可能性もあって怖い」といった不安の声も。
いくら海賊王の左腕だったギャバンとはいえ、すでに現役を退いて長く、ただでさえ息子のコロンを守るために大きなダメージを負ったばかりなので、心配になるのも当然ですね。
どうにかここからルフィが復活し、ギャバン、ロキと共闘することでイムを止めることができれば良いのですが、これだけの傷を負ったルフィの状態も心配です。現状だけ見れば、全力を出してもイムに歯が立たないルフィは、老いたギャバンより弱いようにも見えてしまうのが正直なところ。ルフィ自身がさらなる進化を遂げなければ、ギャバンの助太刀があったとて戦況を好転させるのは難しそうにも感じられます。
このあとルフィがどう復活するのか、ギャバンに危機が及ばないか、イムとのバトルはどこが着地点になるのか。先が読めないハラハラの展開ですが、加速し続けるストーリーから目が離せません。
[文/まりも]