
『天幕のジャードゥーガル』の世界をリアル体験! 現代のモンゴル遊牧民と過ごしたアニメイト社員に話を聞いてみた!
行ったからこそ分かる! アニメ『天幕のジャードゥーガル』との深いリンク
ーーアニメでもキーパーソンとして圧倒的な存在感を放つチンギス・ハーン(チンギス・カン)ですが、現代のモンゴルでもそうした歴史や信仰を重んじる文化は残っているのでしょうか。
ウロウロ:未だにチンギス・ハーンへの敬意が深く根付いており、家や役場に写真が飾ってありました。
また、チベット仏教の影響からか、うつ伏せになるような独自の祈りの作法も見られ、現地ならではの信仰心を肌で感じました。また、ウランバートルの近くにある巨大なチンギス・ハーンの像にも行きましたよ。
ーー帰国後、アニメ『天幕のジャードゥーガル』をご覧になったそうですが、ほかにも実体験と重なる部分はありましたか?
ウロウロ:アニメのモンゴル側(トルイなど)が「家族の血のつながりをすごく大事にしている」ところは、今も同じだなと思いました。
それと、天気が急変する厳しい気候の中で生きる知恵ですね。ゲルの天井に開いた穴から入る日で時間がわかる「日時計」の仕組みも、アニメの通りでした。
ーー生活の知恵がそのままアニメに描かれているんですね。
ウロウロ:はい。実は現地で、おもてなしとして羊をさばいていただいたのですが、そのやり方がアニメでも描かれていましたが、お腹を少し切り、血を大地に流さずにさばくモンゴル特有の方法でした。
現地の知恵が詰まったお肉は、日本で食べる羊肉より臭みがありませんでした。
ーーアニメではオッチギン(末っ子相続)の文化が描かれ、トルイやオゴタイの間で様々な展開がありますが、現代はどうなのでしょうか?
ウロウロ:私がお世話になった家族では、長男のお兄さんが引き継いでいました。特に末っ子が、ということは感じなかったので、時代と共に変わっているのかもしれません。
ーーリアルな現代モンゴルとアニメの世界、両方を知る貴重なお話をありがとうございました! お話を伺って、過酷な自然環境の中で家畜を何よりも大切にしながら、温かい「おもてなしの心」で迎えてくれる遊牧民の方々の暮らしぶりに、なんだか「モンゴルって良いな」と強く惹きつけられました。
ウロウロ:本当にそうですね。近代化の波は来ていますが、広大な草原の美しさや家族の強い絆、そして『天幕のジャードゥーガル』に描かれているような生きるための知恵は、今も脈々と受け継がれているかなと思います。
自分も、アニメを通して、旅行した時の空気感やモンゴルの魅力を思い出せて嬉しいですね。
※本記事の内容は、社員個人の体験と感想をお届けするものです。モンゴルの広大な文化や歴史の「一端に触れた記録」として、『天幕のジャードゥーガル』の世界をより深く楽しむための「ひとつの旅行体験談」として、現地の写真とあわせてお楽しみください。
作品情報
あらすじ
復讐の絆で結ばれた二人が、地上最強の帝国に嵐を起こす――。
母を亡くし、故郷からも遠く引き離された幼い少女・シタラは、
学者一家の心優しい奥方・ファーティマに拾われる。
「勉強して賢くなれば、どんなに困ったことが起きたって何をすれば一番いいのかわかるんだ」――
ファーティマの息子・ムハンマドの言葉に心を揺さぶられたシタラは、
"知"の可能性と大切さを知り、教養を深めていく。
いつの日にか、ムハンマドに追いつくことを夢見て……。
その頃、皇帝チンギス・カンによる地上最強の「モンゴル帝国」が日に日に勢力を拡大していた。
その歴史のうねりは、ついにシタラの住む街をも巻き込んでいく。
帝国の第四皇子トルイによってすべてを奪われ捕虜となったシタラは、
ただ一つ残った“知恵”を駆使して王族に取り入り、帝国を内側から崩壊させようと決意する。
奥方から受け継いだ"ファーティマ"を名乗って。
心に復讐の炎を宿しつつ、表向きは帝国に仕える身となったシタラはある日、第三皇子オゴタイの第六妃ドレゲネと運命的な出逢いを果たす。彼女もまた壮絶な過去を抱え、心の内に帝国への深い恨みを秘めていた。
シタラとドレゲネ。
出逢うはずのなかった二人が手を取り合うとき、運命が大きく動き始める
キャスト
(C)トマトスープ(秋田書店)/天幕のジャードゥーガル製作委員会









































