この記事をかいた人

- 藤崎萌恵
- 大阪府在住のライター。小説、漫画、アニメ、映画など“好き”を追い続ける。

〈TVアニメシリーズ&原作〉
| 話数 | アニメタイトル | 原作巻数 |
|---|---|---|
| 第129話 | 「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」 灰原の両親が組織の一員であり事故死したと明かされる |
18、19巻 |
| 第176~178話 | 「黒の組織との再会」 ピスコが宮野夫妻に言及 |
24巻 |
| 第312~313話 | 「夕陽に染まった雛人形」 灰原は父親が宮野厚司であることを明かし、両親から引き継いで開発していた薬について言及 |
38巻 |
| 第329~330話 | 「お金で買えない友情」 阿笠博士による宮野夫妻の話 |
39巻 |
| 第340~341話 | 「トイレに隠した秘密」 明美が残したエレーナから志保へのメッセージ |
41、42巻 |
| 第345話 | 「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」 ベルモットが灰原に「恨むのならこんな愚かな研究を引き継いだ貴方の両親を…」と告げる |
42巻 |
| 第702話 | 「漆黒の特急(隧道)」 エレーナから志保へのメッセージで開発中の薬の話 |
78巻 |
| 第704話 | 「漆黒の特急(終点)」 バーボンがシェリーの家族と会ったことがあると発言 |
78巻 |
| 第770~771話 | 「ギスギスしたお茶会」 安室 透が怪我をしてエレーナに手当してもらった過去を回想 |
84巻 |
| 第861~862話 | 「17年前と同じ現場」 宮野夫妻が作らされていたAPTX4869について灰原が言及 |
89、90巻 |
| 第952~954話 | 「迷宮カクテル」 安室によるエレーナの回想、厚司の研究をバックアップする誘いの話 |
95巻 |
| 第993~995話 | 「代役・京極真」 灰原が「白鳩製薬」について発言 |
96、97巻 |
| 第1045~1046話 | 「天罰くだる誕生パーティー」 ベルモットがAPTX4869をメアリーに飲ませて、メアリーの妹が作った薬であることに言及 |
98、99巻 |
| 第1093~1094話 | 「宮野明美のタイムカプセル」 若狭留美が「ヘルエンジェルの娘なのか」と思案 |
101巻 |
| 第1148~1149話 | 「探偵団と二人の引率者」 灰原を探る若狭の発言「私の人生を掻き乱した…ある女性の娘さんのような気がして…」 |
103巻 |
『警察学校編 Wild Police Story』
安室が警察官を目指した理由を明かす
コナンと灰原は下校途中にジンの車を発見し、車に仕掛けた盗聴器から黒ずくめの組織の暗殺計画を察知。その計画を阻止すべく、コナンは灰原とともに現場の杯戸シティホテルへと急行します。
一方、車の中で見つけた盗聴器と1本の髪の毛からシェリーが近くにいると確信したジンは、暗殺実行者であるピスコにシェリーを捕らえるよう指示していました。
コナンと灰原は各界の著名人が集まる会場へ潜入。しかし、ピスコによる暗殺は実行され、その混乱に紛れて灰原が連れ去られてしまいます。
ピスコに攫われて酒蔵で目覚めた灰原。死を覚悟して薬の情報をコナンに残そうとしていましたが、風邪気味の彼女はコナンの指示で白乾児を飲み、一時的に元の姿に戻ります。
灰原は煙突からなんとか脱出しますが、その先にはジンが待ち伏せていました。彼女は銃で数カ所撃ち抜かれて窮地に陥るも、コナンの機転で切り抜けると、その直後に白乾児の効果が切れて再び体が幼児化します。
ピスコはその瞬間を目撃し、「まさかここまで君が進めていたとは…事故死した御両親もさぞかしお喜びだろう…」と称賛。
灰原はピスコというコードネームを聞いたことがあるという程度の認識でしたが、ピスコは灰原の両親・宮野夫妻と過去に親交があり、開発中の薬についてよく聞いていたといいます。
ピスコは灰原を射殺しようとしますが、コナンが間一髪でこれを阻止。シェリーの秘密を握ったピスコでしたが、暗殺時に致命的なミスをしたためジンにより始末されます。
古い雛人形を譲ってくれるというので、歩美の知り合いの観野家を訪れたところ、盗難事件が発生。コナンは事件の意外な真相に辿り着きます。
本エピソードでは雛人形を触るのは初めてだという灰原が両親について発言。父親が学界から追放されたマッドサイエンティスト・宮野厚司であることを明かし、両親から引き継いで開発していた薬について言及。
自分の研究の目的は「死者を蘇らせる秘薬」などという夢のような薬ではなく、「この地球のほとんどの人間には価値を見いだせない愚かしい代物…そう…この小さな国の女の子にしか必要とされない…雛人形のような物だもの…」と語りました。
少年探偵団と阿笠博士がキャンプ場へ行くと、アウトドア同好会のメンバー内で殺人事件が発生。コナンはお嬢様だという一人の女性にたかっていた彼らの嘘っぽい友情を見て違和感を覚え、歩美もまた「そんなの友達じゃない」といい、灰原は「お金なんかじゃ人の心を買えやしない」と告げています。
本エピソードでは、板倉の日記には続きがあったと博士が明かしました。さらに、宮野厚司と2、3度会ったことがあり、気さくで感じのいい男だったと発言。逆に妻のエレーナは、無口で何を考えているのか分からなかったといいます。
コナン、灰原、阿笠博士は、厚司の幼馴染であるデザイナー・出島壮平に話を聞くため出島デザイン事務所へ。そこは厚司が親から受け継いだ家を出島が借り受けて、以降30年間借りっぱなしだといいます。
話によると20年ぐらい前、厚司は妻のエレーナと娘の明美と3人で訪れたのだとか。明美は彼らの使う道具をいたるところに隠し、エレーナは無口な様子で、厚司は絶えず窓の外を気にしており、家の前には監視のためか黒い車が停まっていたようです。
後に明美は、再びデザイン事務所を訪ねており、何かをトイレに隠したらしいことが判明。コナンが見つけ出したカセットテープには、エレーナから成人するまでの志保へ贈ったバースデーメッセージが。
灰原は自身の母が「ヘルエンジェル」と呼称されていたと明かしていますが、彼女は正真正銘の「エンジェル」だとコナンは心の中で評します。
シェリーがベルツリー急行に乗り込むとの情報を得たジンたちは、この機に乗じてシェリーの暗殺を計画。どうしてもシェリーを抹殺したいベルモットはコナンとの約束を反故にし、バーボンとともに列車に乗り込みます。
本エピソードでは、ついに「安室 透=バーボン」であることが明らかに。シェリーを狙うバーボンとベルモットに、コナンは頼もしい協力者たちの力を借りて灰原を守るべく立ち向かいます。
これまで目撃されてきた顔に火傷の痕がある「赤井に似た男」の正体が、バーボンの変装であったと明かされますが、今回の「赤井に似た男」はベルモットの変装。灰原はそのただならぬ気配に怯えていました。さらにベルモットは、灰原の仲間を想う気持ちを利用して追い詰めていきます。
親友のシャロン・ヴィンヤード(=ベルモット)と再会した工藤有希子は、板倉 卓のソフトやAPTX4869など核心をつく話題を持ち出しており、今回自分たちがベルモットを出し抜いたら今度こそ灰原から手を引くようにと要求しています。
このベルツリー急行には仕事の下見のために怪盗キッドも乗車しており、彼の変装を見抜いたコナンは、見逃す交換条件として協力を依頼。キッドはシェリーに変装してバーボンと対面。シェリーの家族に会ったことがあるというバーボンは、「さすがヘルエンジェルの娘さんだ…よく似てらっしゃる…」と発言しています。
キッドは間一髪で列車を脱出してベルモットの仕掛けた爆弾の爆発から逃れ、コナンは組織に“シェリーは死んだ”と信じ込ませました。なお、ベルモットはシェリーが生き延びたことを知っています。
蘭の母親・妃 英理が杯戸中央病院へ入院し、そこでコナンと小五郎は安室に遭遇。彼は入院しているはずの楠田陸道を探しているといいます。
それを聞いたコナンが焦るなか、安室が「ゼロ」という声に反応し、子供の頃のあだ名が「ゼロ」だったと説明。そんな彼の言動を見てコナンが何やら思案している様子も。
また、蘭がコナンに向けた「ダメだって言ったでしょ」という言葉にも反応した安室は、喧嘩で怪我をしてエレーナに手当してもらっていた幼少期を回想しています。エレーナは彼を「零君」と呼んでいました。
第850話「婚姻届のパスワード」後編で、プロ棋士・羽田秀𠮷の義兄である羽田浩司について言及。APTX4869の被験者リストには工藤新一の2つ下に羽田浩司の名前があったと灰原が明かしました。
おそらく17年前に羽田浩司に投与したAPTX4869は、灰原の両親が作らされていたもの。しかし、研究所は火事になって、薬の資料とともに両親は死亡。灰原は焼け残った資料をかき集めて復活させたと語っています。心の中では「まあ、私が本当に作らされていたのは…別の薬なんだけどね…」と意味深な言葉を呟いていました。
阿笠博士の発明品を被害者が握り締めていた殺人事件の現場状況が、17年前の羽田浩司殺害事件と酷似していることから、沖矢 昴(=赤井)は博士とコナンとともに現場へ。
今回の事件がヒントとなり、コナンと赤井は17年前に残されていた手鏡の破片からダイイングメッセージを導き出し、組織のNo.2であるラムが関与しているらしいことを突き止めました。
脅迫状を受け取った資産家からの依頼で、コナン、小五郎、蘭、安室は、「黒ウサギ亭」へ。事件の捜査をするなかで、安室はエレーナに怪我の手当をしてもらった幼少期を回想していました。当時のエレーナは妊娠しており、夫の厚司や幼い明美の姿も。
髪の色が変だとからかわれて喧嘩になったという幼い頃の安室に、エレーナはその喧嘩した友達に言ってやりなさいと言い聞かせます。「人間なんて見た目は違っても切り裂いて一皮剥けばみんな同じ血と肉の塊」と。
当時、研究をバックアップする話を持ちかけられていた厚司ですが、彼はその話を断ろうとしていました。スポンサーの烏丸グループについて、エレーナの姉は胡散臭いと言っていたらしく、厚司は悪い噂を聞くとも話しています。しかし、エレーナに後押しされて前向きに考えるように。
黒ウサギ亭での事件解決後、工藤新一を探る安室が工藤邸に侵入すると、そこには赤井の姿が。お互いに銃口を突きつけて真っ暗な玄関で対峙していました。
沖矢の正体を見破って勝利を確信する安室に対し、新一を探るよう指令を受けていることや、工藤邸に侵入することも読んでいたと返す赤井。一触即発かと思いきや次の瞬間、家の奥から2人の前に工藤夫妻が姿を現し、お茶会へと誘います。
スタントマンの代役として京極 真を起用する撮影現場で殺人事件が発生。そこで「コナン=新一」と推察する世良が蘭と園子に探りを入れており、子供なのに大人びた子として灰原の情報も聞き出していました。
一方、少年探偵団は阿笠邸に。歩美は灰原と世良が似ていることを指摘。そして、灰原が姉の明美から聞いた話として「白鳩製薬」について説明。白鳩製薬は大きな会社だったにも関わらず、25年前に急に倒産。その原因はもっと大きな会社が買収しようとして上手くいかなかったからだといいます。
30年前に厚司は白鳩製薬の薬の開発チームに入りましたが、倒産したため妻のエレーナとともに町医者を開業。宮野医院を経営する傍ら研究を続けていた厚司は、誘いを受けて烏丸グループがスポンサーを務める研究所に入りました。
夫の赤井務武から連絡が途絶えて十数年。ある時から彼が目撃されるようになり、メアリーは娘の真純を連れてイギリスに滞在。待ち合わせ場所で待つメアリーのもとに姿を現した務武は、“千の顔を持つ魔女”ベルモットによる変装でした。
3年前から務武の姿で定期的にうろついていたというベルモット。変装してメアリーをおびきだしたのは、MI6に赤井務武として潜入するのに、突然姿を消した妻の存在がネックだったから。
敵に囲まれたメアリーは、ベルモットに口移しでAPTX4869を飲まされてしまいます。ベルモットはこの薬の開発者であるメアリーの妹について言及。苦しみながらそのまま川に落下したメアリーは、なんとか命は助かったものの薬の効果で体が縮んでしまい、ホテルで待つ真純のもとへと戻り事情を説明します。
同窓会のために集まっていた帝丹小学校の第19期生が、「宮野明美の妹の志保ちゃん」と灰原に声をかけます。同じく第19期生の明美に見せてもらった写真の妹・志保とそっくりな灰原に声をかけたのだとか。灰原の本名を耳にしたコナンのクラスの副担任・若狭留美は、「ヘルエンジェルの娘」なのかと思案していました。
明美が卒業式の前日に埋めたタイムカプセルに志保へのメッセージもあると知り、コナンたちは第19期生と一緒に暗号を解読してタイムカプセルを探すことに。
タイムカプセルには明美と志保の写真が入っており、明美から志保へのメッセージが記されていました。明美も両親も志保が大好きであること。母が「銀色の弾丸は正義の弾」だと言っていたこと。そして「志保もその弾のようにどこまでも真っ直ぐ飛んで自分が正しいと思った事を貫いて」という明美の想いは、時を経て志保へと届きました。
コナンと灰原、少年探偵団は、若狭と沖矢の引率で仮面ヤイバーとコラボをやっている静岡の海水浴場へ。沖矢が一緒に来たのは、コナンの依頼で灰原を若狭からガードするためでした。
砂浜では沖矢と若狭が腹の探り合い。若狭は灰原について「私の人生を掻き乱した…ある女性の娘さんのような気がして…」と発言。さらに沖矢に対して「どこかでお逢いしたような気がしてるんですけど…」と告げます。
また、薬の知識を持つ灰原に「まるでどこかの科学者みたい」と詰め寄る若狭。その後、截拳道で詐欺グループを制圧する沖矢の言葉と気迫に、赤井務武の姿がフラッシュバックする場面もありました。
宮野エレーナを演じているのは声優の林原めぐみ(はやしばら めぐみ)さん。3月30日生まれ、東京都出身。『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ役をはじめ、『ポケットモンスター』のムサシ役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。
宮野厚司を演じているのは声優の中村悠一(なかむら ゆういち)さん。2月20日生まれ、香川県出身。『おそ松さん』の松野カラ松役をはじめ、『呪術廻戦』の五条悟役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。