
アニメ『レッツゴー怪奇組』畠中 祐さん(主人公役)×青木瑠璃子さん(メチャ子役)インタビュー|"怖い"より"笑える"!? カオスすぎるアフレコ現場を振り返る
豪華共演者や久しぶりの共演となったお互いの印象は?
──先ほど、檜山修之さんの名前も出ましたが、ナレーションを千葉 繁さんが務めているのをはじめ共演者は豪華です。共演者のすごかったエピソードなどあれば教えてください。
青木:とにかくすごかったですね。
畠中:それこそ檜山さんは、アニメは尺とか別にいいんだと思わせてくれるお芝居でしたからね。尺やボールドといった基本的なルールはあるはずなんですけど、それを凌駕していくお芝居は必ず存在していて。檜山さんはまさにそれでした。
青木:それが良かったですよね。
畠中:僕は今どこを演じているのか、何をやっているのかわからなくなっていく極限状態をアフレコで味わうことができて。
青木:カット数と台本が合っていなかったですし。
畠中:そうそう。何カットか遅れて僕らは言っていましたから。とても新鮮でした。
青木:でも、檜山さんの演技をまさか生で聴けるなんて……!となりましたね。
畠中:檜山さんは僕らも幼少期から聴いていた馴染みの声ですからね。金田朋子さんとかもすごかったです。
──ちなみに、おふたりは意外にもこれまであまり共演がなく、アニメに限ればかなり昔に1作品あっただけのようで。
青木:大昔だよね。
畠中:大昔。14〜5年前かな。確か16歳か17歳ぐらいの時にお会いしています。
青木:私も20歳そこそこの時だったかな。
──今回、久しぶりの共演となりましたが、お互いの印象はいかがですか?
畠中:なんか不思議な空気感を持っていらっしゃる方だなと思いました。独特の世界観といいますか、1クールぐらい一緒にアフレコをしていてもいまだに掴みどころを捉えきれなくて。すべてを捉えきれる人ではないんだろうなと。
青木:私は周囲から畠中さんの噂が耳に入ってきていたんですよ。
畠中:悪い噂ですか?
青木:逆です。畠中さんはすごくいい人だと聞いていて。私は声優業界に友達が多いタイプではなく偏った知識ではありますが、畠中さんはいい人だと聞いたから大丈夫だと思って今日まで来ましたが、いま悪口を言われたのでちょっと嫌いになりました(笑)。
畠中:なんでだよ! いまのは悪口じゃないでしょ!
青木:「不思議だ」は悪口だと聞きました。不味い料理の時に「不思議な味がする」と言うらしいので、それの一貫だろうなって。
畠中:違うって。人を疑いすぎだよ。でも、青木さんは天然というか、メチャ子らしいところもありますよね。
青木:ほんとですか? 天然と言われることはないですね。でも、褒めの方向になったので良かったです。
畠中:あとは、現場で話していたんですが、部屋がすごく綺麗みたいですごいなと思いました。
青木:「部屋めっちゃ綺麗な青木瑠璃子」の略で、「メチャ子」です。
畠中:えーー!? そうなんだ(笑)。
青木:私の場合はそうです。
──2人のやり取りを聞いていると、現場の雰囲気の良さが伝わってきます。
畠中:アフレコが始まってから、結構経ちましたからね。
青木:そうですね。あと……そうだ、畠中さんは取材がある日に台本を忘れてきて、ちゃんとエピソードを作っているのがズルいなと思いました(笑)。
畠中:あれはわざとじゃないわ! ガチでマネージャーさんに取りに行ってもらったから。そしたら家のセキュリティが反応しちゃって、大変なことになりましたけど……。
青木:畠中さんも天然というか、ちょっと抜けたところがあるというか。
畠中:バカだと言いたいんだ。いま絶対にバカと言いたい顔をしていた。
青木:違いますよ(笑)。
対照的な2人の怖さ耐性は、常人の◯倍!?
──最後に、作品にちなんだこともお聞きします。主人公は常人の6倍は恐怖に弱いですが、おふたりは何倍くらい弱いですか?
畠中:そこまで怖がりではないと思っていたんですけど……この前、心霊配信者みたいな役をやったんですね。その時にYouTubeで肝試しに行く映像とかを見てみたら、普通に眠れなくなったので結構苦手なのかもしれないです。怖がりなのかも。
青木:私は逆にそういうのは全くで、人と比べて0.01倍くらいですね。
畠中:怖くないんですね。
青木:全然怖くないです。
──対照的ですね。では、怪談などの怖い話自体は好きですか?
畠中:好きですね。怖がりだけど聞きたくなっちゃいます。
青木:そういう時って怖がらないといけないじゃないですか。その緊張感がありますね(笑)。
畠中:それはもう、強者のセリフなんですよ。
青木:ホラーゲームとかもそうで。驚きはしますけど、怖いとは違うんですよね。それって求められるリアクションじゃないから、ちゃんと怖がるリアクションができるかな?って不安の方が勝っちゃいます。
畠中:本当に怖くないんだ。すごいですね。
──ゲームに関してはわかります。例えば急に上から何か落ちてきて驚く、とかはあるけど、化物などは怖さよりも表現のリアルさの方を見てしまって、技術がすごいなと感心してしまうんですよね。
青木:そうそう、そっちを見ちゃいます。これを怖がりな人がみたら、きっと怖いだろうな、とか。
畠中:そうなんですね。僕はめっちゃビビっちゃうからすごいなと思います。
青木:私は、怖がっている人を見る方が楽しいです(笑)。
──素晴らしい強者のセリフが出ましたね。
畠中:高みの見物をする勢いですよね。
──そんな話になりましたが、『レッツゴー怪奇組』は怖いものが苦手な人も楽しめるギャグ作品ですからね。
畠中:そうですね。よろしくお願いします!
[文&撮影・千葉研一]
作品情報
あらすじ
そんな俺の周りで、恐ろしいような恐ろしくないような怪奇が次々と巻き起こる!
【ハーーーッ‼】
ギャグギャグホラー、ギャグホラー。
独特過ぎる怪奇ギャグドラマが今、始まる――!
キャスト
(C) ビュー・バーグハンバーグバーグ・小学館クリエイティブ/関東怪奇組

































