この記事をかいた人

- シモヤマヨウ
- 関西出身のライター。アニメやゲーム、漫画、小説、映画、ドラマ、音楽、VTuber(ホロライブ)などが好き。

2026年4月より連続2クールで放送中のTVアニメ『本好きの下剋上 領主の養女』。
本作は、原作・香月美夜先生、イラスト・椎名優先生による、シリーズ累計1,400万部を突破(2026年7月1日時点)する人気ライトノベル『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』(TOブックス)のアニメ化作品です。
TVアニメは2019年10月〜12月放送の第1期を皮切りに、第3期まで制作。第4期にあたる今作は、原作ライトノベルの第三部「領主の養女」をもとにしています。
物語の舞台は、魔力を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が敷かれた異世界。本が貴重でほとんど手に入らないこの世界で、本好きの貧しい少女マインが、本作りに励む姿が描かれてきました。
第4期では、強大な魔力を持つ彼女が領主の養女・ローゼマインとして、貴族社会に身を置きながら奮闘していくことになります。
本稿では、9月5日に放送された第二十章(第20話)「ゲオルギーネの来訪」の内容を振り返っていきます。
前回は、ダームエルとブリギッテの可愛らしい恋模様にスポットが当たる一方、ローゼマインが夏の素材採集に挑み、無事に目的のリーズファルケの卵を手に入れるに至りました。
第二十章(第20話)では、ジルヴェスターの一番上の姉でアーレンスバッハ領主の第一夫人・ゲオルギーネがついに登場。油断ならない相手の来訪により、物語はどういった展開を見せるのでしょうか?
※以下、第二十章(第20話)のネタバレを含みます。
夏の終わりに、叔父である前神殿長の墓参りのため、ゲオルギーネがやってくることに。彼女は過去にエーレンフェストの次期領主として期待された人物で、リヒャルダいわく大変な努力家。その反面、敵意や悪意を持つ相手には容赦せず、もし機嫌を損ねようものなら領地間の問題に発展する恐れもありました。
歓迎の宴では、挨拶ひとつとっても見ているこちらまで手に汗握る緊張感に包まれます。ゲオルギーネの笑顔に怖さを感じるローゼマインに対し、何も気づいていない様子のヴィルフリート。彼の口から不用意な発言が飛び出し、周囲が肝を冷やす一幕も見られました。
一方、ゲオルギーネは叔父の死を知らせたローゼマインに感謝すると同時に、知らせていなかったジルヴェスターに嫌味をぶつけることを忘れません。ローゼマインがジルヴェスターをフォローしようとした言葉さえも、彼への攻撃に利用してしまいます。
その後、他の貴族との接触を避けるため、神殿に戻って日常業務に取り組むことになったローゼマイン。彼女が前神殿長とゲオルギーネの関係に思いをはせる中、フェルディナンドはゲオルギーネが来訪した目的について自身の推測を話し始めます。
それは、エーレンフェスト最大派閥の一つである旧ヴェローニカ派との交流を深めること。実際、ゲオルギーネは旧ヴェローニカ派のお茶会に積極的に顔を出していました。
あるお茶会には、青色巫女見習い時代のローゼマインを傷つけたシキコーザの母親・ダールドルフ子爵夫人の姿が。彼女はローゼマインやフェルディナンドの悪意ある情報をいくつも話しており、それを聞いたゲオルギーネが見せる笑みには底知れぬ恐ろしさを感じさせます。
ゲオルギーネの出席していたお茶会について話し合うエルヴィーラとフロレンツィア。エルヴィーラが母親として娘のローゼマインを心配し、フロレンツィアはジルヴェスターが実の姉を警戒する理由が、我が子に同じ思いをさせたくないからであったことを思い出します。
そして、ここではエルヴィーラの口からゲオルギーネの過去の一端が明かされました。ゲオルギーネは次期領主の座を弟に奪われたことが原因で婚約を解消され、さらにはアーレンスバッハに第三夫人として嫁がされるという屈辱を味わっていたのです。しかし、今や彼女は第一夫人として権力を振るうことが可能な立場にあり、エルヴィーラは警戒の必要性を説きます。
一方、ゲオルギーネについて言葉を交わすローゼマインとフェルディナンド。
期せずして、フェルディナンドが父親である先代領主の葬儀に親族として出席できなかった過去が判明します。当然のことのように語るフェルディナンドに対し、彼のために怒って泣き出すローゼマイン。実の家族であろうと、契約魔術により家族として接することができない彼女にとっても、他人事ではありません。
外聞を気にするフェルディナンドは、ローゼマインを抱きかかえてなぐさめようとしますが、それが逆に彼女の気持ちを逆なでしてしまうことに。価値観の違いもあってか、なかなかローゼマインの思いは伝わりません。話は脱線したものの、フェルディナンドはゲオルギーネに気を付けるよう、ローゼマインに注意を促すのでした。
領主夫妻から前神殿長の遺品を受け取るゲオルギーネ。愛おしそうに遺品に触れる様子からは、彼女にとって前神殿長がいかに大事な存在であったかが伝わってきます。そして、母親のヴェローニカが幽閉されていると知ったゲオルギーネは、シュタープを封じる枷をはめ、言葉を交わさないことを条件に「白の塔」へ。
久しぶりの対面を果たすも、涙を浮かべて助けを求めるヴェローニカに対し、顔色一つ変えず立ち去ろうとするゲオルギーネ。すがるように娘の名前を呼び続ける母親の声に一度だけ振り返りますが、その瞬間に見せたゲオルギーネの不敵な笑みには思わず鳥肌が立ちます。
場面は変わって、ゲオルギーネの見送りの日。城にはイルクナー滞在中のルッツから新しい紙が届いており、それを使ってローゼマインはハリセンを作ります。ハリセンをめぐるフェルディナンドとの楽しげな攻防は、微笑ましさを感じさせます。
その後、ゲオルギーネに各々が定番の別れの挨拶を行い、無事にすべてが終わりを迎えようとしていたところ、ヴィルフリートの思いがけない行動で状況は一変。彼の余計な一言がきっかけで、一年後に再びゲオルギーネが来訪することになってしまいます。これには、その場にいた面々があきれた表情を見せていました。
最後は「やってしまえ、ローゼマイン」とフェルディナンドからハリセンを渡され、ローゼマイン渾身の一撃と説教がヴィルフリートに炸裂することとなるのでした。
第二十章(第20話)について、Xには多くの感想が寄せられ、今回も大きな盛り上がりを見せました。
歓迎の宴で姿を現したゲオルギーネの笑顔には、ローゼマインと同じように「笑顔が怖いゲオルギーネ様w」「怖い怖い怖い怖い」といった感想が集まります。そんなゲオルギーネ役を務める田村ゆかりさんの芝居には「これはゆかりんだとわからん!!」「ゲオルギーネの声いいなぁ」など、驚きや絶賛の声が多く見られました。
挨拶の場面では、フェルディナンドのキラキラした笑顔も話題に。視聴者からは「なに、この笑顔www」「感情を隠すキラキラ笑顔来たw」「もう別人レベルのキラキラ笑顔」といった反応が続出しました。
そして、フェルディナンドが父親の葬儀に出られなかったことを知り、ローゼマインが怒って泣く場面。ここでは彼女を落ち着かせようとするフェルディナンドとのやり取りに「赤ちゃんをあやしてるw」「抱っこきたーー」「なんかドキドキする」など、心を動かされる方が多かったようです。
また、ハリセンの誕生と、それを使ったローゼマインとフェルディナンドの攻防には「ハリセンやり返す大人げない神官長w」「今日はフェルディナンド様が楽しそうだなw」といった好意的な反応が寄せられました。
さらに、ハリセンはヴィルフリートを注意する場面でも大活躍。ローゼマインがフェルディナンドから渡されたハリセンを使う様子には「なんでハリセン持ち歩いてんだw」「早速ハリセンの使い所が」などの声が見られました。
ここからは、第二十章(第20話)の放送にあわせて、スタッフやキャストがXに投稿したポストの一部をご紹介します。
本好きの下剋上第20章📚️
— 柚璃波🌼9/22そうさくマーケットin大阪🌼ウッドバーニング (@yuzuyuzuriha) September 5, 2026
ご視聴いただいた皆さまありがとうございました!✨
ついにゲオルギーネ様が登場されました!… https://t.co/FXFuFWNtfM
TVアニメ『本好きの下剋上 領主の養女』
— 駒田ハチ (@komadahachi) September 5, 2026
本日放送の第20話にて
エンドカードイラストを担当させていただきました
素敵な機会をありがとうございました!
しっかりテレビの前に正座してリアルタイム視聴📺️✨️#本好きの下剋上 pic.twitter.com/o0MlsbltXx
本好き#20話に数カット原画&作監で参加しております〜(※自分のパートのみの作監です)
— ひらおか えみ (@subayaimo) September 5, 2026
前回に引き続き本好きに参加できてとても嬉しかったです!
ローゼマイン可愛く描けたのでハッピーでした✨ https://t.co/mXVprm5cmy
『#本好きの下剋上 領主の養女』
— 福原かつみ (@AxlFukuhara) September 5, 2026
本日第20話が放送です‼️
よろしくお願いいたします‼️🙇♂️✨ https://t.co/ECv3yImiqG
#本好きの下剋上 第二十章!!!
— 狩野翔 (@Sho_karino) September 5, 2026
ご視聴ありがとうございました!!! https://t.co/Ni7uqkW7C8
TVアニメ
— 大久保藍子 (@aiko_okb) September 7, 2026
『本好きの下剋上 領主の養女』
【第二十章 ゲオルギーネの来訪】にて貴族女性役で声の出演をいたしました。
ゲオルギーネ様とお茶をいただけて光栄です…!☕️✨
どうぞよろしくお願いいたします。#本好きの下剋上 https://t.co/1ieFImmicz
第二十章(第20話)では、ゲオルギーネが姿を見せ、物語が新たな局面を迎えました。
今回はゲオルギーネが妖しげな魅力と抜群の存在感を発揮。一瞬たりとも気が抜けない、背筋がピンと伸びるような緊張感がありました。フェルディナンドでさえも動向が読めない相手だけに、今後の物語にどのように関わってくるのか気になるところです。
第二十一章(第21話)「リュエルに再挑戦 」では、ローゼマインが秋の素材・リュエルの実の採集に再び挑みます。1年前は惜しくも失敗に終わりましたが、今度はフェルディナンドとカルステッドも同行して準備万端です。素材採集の成功を祈りつつ、次回の展開にも期待しましょう。
