
アニメ『うちの弟どもがすみません』第10話放送後:谷江玲音(こむぎ役)インタビュー|自分の持ち得るかわいさを総動員したと語るコスプレシーン
母親の再婚で、成田家に引っ越してきた糸が、いきなり4人兄弟の姉に! 無愛想だけど家族想いの長男・源。冷静沈着で爽やかな次男・洛。引きこもりでなかなか姿を見せない三男・柊。いつも元気で甘え上手な末っ子・類。新米長女と個性豊かな弟4人とのにぎやかな毎日が織りなす、スイートホームラブコメ、TVアニメ『うちの弟どもがすみません』。
アニメイトタイムズでは、毎話放送後にインタビュー連載を掲載中です。第10話後となる今回は、こむぎ役の谷江玲音さんに本作やこむぎの魅力とあわせて、どのように芝居を作り上げたのかなどを語ってもらった。
プレッシャーの中で感じ取った、こむぎの人間性
──原作を読まれた印象はいかがでしたか?
遠藤真治/こむぎ役 谷江玲音さん(以下、谷江):原作を読んで、すごく「家族っていいな」と思いました。
親の再婚でイケメンの弟が4人も!という、エンタメらしい衝撃的な導入ではありますが、読み進めていくうちに、それぞれの抱える気持ちやお互いを思いやる家族の絆が丁寧に描かれていてグッときます。
そして何より、糸ちゃんをはじめとして、みんないい子たちばかりで……。
家族を支えてきた似た者同士の糸ちゃんと源くん、そして成田家のみんなが、ずっとずっと賑やかな家族に囲まれて幸せになってほしい、と悶えながら楽しませていただきました。
──こむぎの印象はいかがでしょうか。
谷江:原作を読んだとき、初登場のコスプレ姿を見て、あまりのかわいさに驚きました!
その分、自分が演じるというプレッシャーも大きかったのですが……過去の傷や繊細な優しさ、臆病さと、それを乗り越える勇気。そして何より柊くんとの友情。
そういう人間性の部分を愛おしく感じて、見た目や趣味のインパクトにとらわれず、こむぎさん/遠藤くんの魅力を表現したいと思いました。
素敵なこむぎさんとご縁をいただけて本当に嬉しいです!
──こむぎの役作りでは、どのようなことを意識しましたか? 印象的なディレクションなどがありましたら、あわせて教えてください。
谷江:物語の展開上、こむぎさんを女の子だとミスリードさせるような構成になっていたので、やはりアニメになっても、ちゃんとそう聞こえるように最大限の努力をしたいと考えて準備しました。
こむぎさんの性格を考えても、ノリノリでかわいいコスプレをしているのと、クオリティ面でも自分に高いハードルを課している気がしたので、きっと声に関しても男の子っぽく喋ってはいないんじゃないかな……と、コスプレ中は自分の持ち得るかわいさを総動員しました。
逆に、遠藤くんとしての姿でいるときは、テストでは低めの音で演じていたのですが、ディレクションをいただきながらいくつか試して調整し、最終的にはギャップを出しすぎないところになりました。
素顔からしてかわいいですし、頑張ってコスプレしている!というよりは、自然体で似合っているイメージかなと思います。
──第10話のエピソードの感想をお聞かせください。
谷江:ずっとインドアだった柊くんが、趣味をきっかけに外の世界と繋がっていく。心配しながらも背中を押して見守る糸ちゃんや弟たち。素敵なエピソードで、自分も家族の一員になったような気持ちで見ている瞬間もあれば、思わず柊くんに共感してしまう場面もたくさんありました。
家や学校では出せない自分や、出会えなかった友達。世界が広がるワクワク、ドキドキ。認めてもらえる喜び、一緒に何かをつくりあげる楽しさ……。
僕もいちオタクとして、学生時代は投稿サイトへ自作の小説を公開していた経験もあるので、当時のいろんなことを思い出して、熱い気持ちになれました。
こむぎさんも小説を書くということで、共通点があるようで嬉しかったです!
──10話の中で好きな(印象に残っている)シーンはどこですか? その理由もお願いします。
谷江:もちろんアバンで流れる『おとなりの宇藤さん』!……ではなく、終盤で柊くんが遠藤くんを見て「こむぎさん」だと気付いてくれるところ。打ち明けられずに逃げたことなんか気にせずに心から心配してくれるシーンですね。
柊くんの優しい人柄と、ふたりの友情が感じられる大好きなやりとりです!
あとは、柊くんのイメージの中に登場するドン引きこむぎさんも印象的でした。台本のト書きも「軽蔑した表情のこむぎ」と書かれていて、演じていて楽しかったシーンです!
──柊役の小野賢章さんとの掛け合いはいかがでしたか? また、お芝居を含めて現場での成田家の雰囲気はどう見えていましたか?
谷江:小野賢章さんは僕にとって尊敬する先輩ですが、こむぎさんとしては柊くんよりも歳上で、尊敬の目を向けてもらう側でもあります。
実際とは逆転した関係性の中でしたが、スタッフ・キャストの皆さんが10話まで丁寧に積み上げてきた『アニメうち弟』の世界があまりに完成されていて、柊くんはもちろん、成田家全員がキャラクターそのものとしてそこに居たので、アフレコの瞬間は驚くほど自然にその輪の中に入り込むことができました。
雰囲気や関係性が出来上がった現場にお邪魔するのは緊張感があるものですが、成田家そのままの楽しくあたたかい空間に優しく迎えていただけて、幸せな収録でした!
──今後の見どころ、楽しみにしていることを教えてください。
谷江:こむぎさんを演じる身としては、(色んな意味で)やはり柊くんの成長が一番の楽しみです。
詳しくは言えませんが、まさか柊くんがあんなことになるなんて……!
皆さんにも早く見ていただきたいです。僕は原作を初めて読ませていただいたときから柊くん推しなので、この先の柊くんの活躍と、それをこむぎさんとして近くで見守れることが、とても楽しみです!
作品情報
〇放送情報
2026年7月3日(金)より毎週金曜24:00~TOKYO MX、群馬テレビ、とちぎテレビ、BS11にて、
ABCテレビは7月8日(水)より 毎週金曜26:45~順次放送!
〇配信情報
7月3日(金)24:00よりdアニメストア・ABEMAにて地上波同時最速配信
7月7日(火)12:00よりその他配信プラットフォームにて順次配信予定
あらすじ
キャスト
(C)オザキアキラ/集英社・「うちの弟どもがすみません」製作委員会































