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アニメ『しろくまカフェ』小野大輔さんのコメント到着

アニメ『しろくまカフェ』のBD&DVDが発売! 小野大輔さんからのコメントもお届け!!

 2012年7月27日(金)、アニメ『しろくまカフェ』のBD&DVDが発売された。『しろくまカフェ』は、クールなシロクマくんがマスターを務める「しろくまカフェ」を舞台に、さまざまな動物たちがのほほんとしたお話を繰り広げる癒し系アニメだ。

 今回は、ラマ役の小野大輔さんからコメントが届いたので、そちらも合わせて紹介する。ラマ役を受けたときの感想やアフレコ時のエピソードについて語られているので、ファンは逃さずにチェックしよう!

ラマ役の小野大輔さん。

ラマ役の小野大輔さん。

――最初、ラマさん役だと聞いてどのような印象をもちましたか?

小野大輔さん(以下、小野):まず最初に、ラマとは何ぞやというところから始まりました。そもそも、どのような動物なのかよく分からなくて、どのようなカテゴリーに入るだろうと調べた所ラクダの仲間だということが分かりました。でも、より迷宮に迷い込みまして、どうやって鳴くんだろ、生態はなどと思い始めるとすごい無限の回廊に迷い込んでしまって……。ただ、一般的に知られていないラマという存在が、ちゃんとここ(『しろくまカフェ』)に描かれていると言う事はすごくエッジが効いていて面白いなと思いましたね。

――人間ではなく動物を演じられていますが、実際に演じられて苦労したことは?

小野:これは僕だけじゃなくて動物を演じる方も、人間を演じられる方も恐らく意識している事だと思うんですけども、会話をしているようで実はどこか掛け違っている部分があるんです。会話劇などの台詞って「掛け合い」っていうんですけども、そこが「掛け合わない」。あえて外すということを実は意識していたり、何気なく、無意識にやっていたりしているんですけど、この作品は、その「掛け合わない」をみんな意識してやっているんじゃないかと思います。

――今までですと人間のかっこいい役や様々なジャンルで活躍されてきましたが、今回のラマとなると意識などの面で違いなどはあるのでしょうか?

小野:さっきも言っていたように、ラマってそもそも何なのだろうと思いました。とりあえず自分の中のラマ像を固めるために、動物園に見に行ったりしましたけど、より分からなくなるっていうか……そもそもいなかったですし(笑)。ラマ舎に行ったらラマがいないっていう(笑)。

 「今の時間いませんよ」と言われて理由を聞いたのですが、怒ると臭い胃液を吐くらしく、その液が臭いらしいんです。それをあびないようにするために、昼は散歩させて爪を削るようにしているんです。爪を削るために足を持つと怒って、胃液を吐くということで、そうならないために、朝だけはラマ舎に居て、後は全部の時間散歩しているんです。なんて面倒くさい動物なんだろうと(笑)。でも、その面倒くささっていいなって思いました。

 『しろくまカフェ』では、理路整然としたしゃべり口調にはなっているんですけど、どこか、こいつ面倒くさいって思われたいなって。ほかの動物と一線を隔しているというか、彼のエッジが効いた個性と言う事を意識しつつラマを演じています。

――『しろくまカフェ』って個性の強いキャラクターがいっぱいでていますが、小野さんが生まれ変わるならなってみたい動物、又は好きな動物などを教えて下さい。

小野:ラマと一緒で今までの動物モノでも描かれてなかったと思われる、ゾウガメさんは気になりますね。カメさんだったら分かるんですけど、「ゾウガメ」っていうあの非常に渋い感じの、あの重厚な感じのものを描くんだなと。『しろくまカフェ』って癒し系だとかほんわかした作品のイメージがあると思うんですよね。でも、こんなにマイナーな動物まで出てきちゃうところも、アグレッシブというか、とがっている部分のひとつかなと思います。ゾウガメさん役の近藤君が随分突拍子もない、カメっぽいしゃべり方をするんですよ。ある意味『しろくまカフェ』の攻撃的な部分が出てるというか、アグレッシブな部分になっているような気がして好きですね。

――今までのエピソードの中で一番記憶に残っているものは?

小野:2話目のカフェのお花見の話ですね。ペンギンさんがお酒を飲んで酔っ払っちゃって自分の恋愛話をぶっちゃけちゃう愛らしさであったりとか、ナマケモノさんのゆったりした感じが、どんどん暴走していったりとか。

 あと、お花見っていうこと自体が日本人にとって癒しじゃないですか。『しろくまカフェ』のエッジが効いている部分と癒しの部分が両方入ってると思うんですよね。1話目は、みんな戸惑っているんですよ(笑)。そして、みんなこのお話の辺りでキャラクターを掴み始めていると思います。2話目の、このお花見をやったあたりでみんな「あっ、この作品っていいね」って思えた瞬間があったと思うので、ぜひ見る方も『しろくまカフェ』いいねって見てほしいですね。

――記憶に残っているアフレコ時のエピソードなどはありますか?

小野:ラマ的にいうと、スマホを(ラマさんが)舌で使っているんですね。テストだけはやろうと思って、「ベロベロベロ」ってやるのに自分の生音を入れたんです。実際みんな後ろで嫌悪感を示してましたけど(笑)、蓋を空けてみれば音響監督さんが「すごいいい感じに聞こえていたので、このまま行きましょう」って事になって、実際収録されている音は生音なんです。

――それについてファンの反応は?

小野:どうなんでしょうね(笑)。言ってしまえばスマートフォンを舐めまわしている音なんですけど、それを生音でやるのはあまりないかもしれないです。音響監督も最初効果音でやるつもりだったとおっしゃっていましたから。

――EDが毎月変わりますが、お気に入りの曲は?

小野:僕は色々出てきた中でやっぱり、最初に流れてたパンダくん(CV:福山潤)の『Bamboo☆Scramble』がすごい可愛くて・・・福山潤だと思えないんですよ(笑)。当たり前の事なんですけどね。演じてますからパンダくんを。でもパンダが可愛くてしょうがなくて。

 キャラクターソングって、キャラクターが歌っていてほしいなといつも思うんです。そこが僕は完璧だなと思いまして、「あっパンダくんだ、パンダくんが歌っている」っていう、あの最初の印象が忘れられないですね。悔しいですね!福山潤を可愛いって思えてしまった自分が(笑)。

――今後、ラマさんがもしEDを歌うとしたらどのような曲がいいですか?

小野:既にもう色々な曲調出てますが、その時点で歌われてない曲調のものを無理やりやらされるっていうのが一番いいですね。これやってないんで、ラマさんやって下さい!というのが丁度いいと思います。実際に(『しろくまカフェ』は)攻めの作品だと思っているので、かつてない曲調をやってみたいと思いますね。

――今回BD&DVDの発売が近づいているんですが、1巻に収録されている1~4話ではラマさんが全話出演しているんですけどその中でのみどころは?

小野:『しろくまカフェ』は、脚本を複数の方が担当されているのですが、どの脚本もエッジが効いているんですね(笑)。脚本が変わる事によってどう変わってくるのかという部分ももちろん楽しんでほしい。

 それから、台詞回しが本当に独特なんですよ。僕らがしゃべることによって、会話しているようでしてないように感じさせる部分もあるとは思うんですけど、間と台詞によって会話しているようでしてないといった感覚もあるんですよ。動物と人間の差が、そこに出ていたりするんです。動物同士は会話になっているけど、動物と人間は掛け違っている部分があったり、動物同士でも違和感があるときがあったり、この人達人の話聞いてなくない?といった、面白い発見があると思います。目もそうですけど耳も使って聞いていただけるとより楽しくなるのではないかと思います。

――ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

小野:素敵な違和感とギャップ萌えをぜひ見て体感していただきたいなと思っています。よろしくお願いします。


<Blu-ray&DVD情報>
『しろくまカフェ cafe.1 アニメイト限定版 Blu-ray』

2012年7月27日(金)発売
7,140円(税込)

『しろくまカフェ cafe.1 DVD』
2012年7月27日(金)発売
4,725円(税込)

※第2巻は8月24日、第3巻は9月28日発売決定
※仕様は変更になる場合がございます。ご了承くださいませ。


<アニメイト限定版 Blu-ray1~3巻 購入者特典イベント詳細>
開催日時:2012年11月4日(日)
開催場所:都内近郊
出演予定者:櫻井孝宏(シロクマくん役)、福山潤(パンダくん役)ほか
イベント内容:トークショー、公開アフレコ収録、プレゼント大会ほか(予定)

>>アニメ『しろくまカフェ』公式サイト

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