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『WUG FINAL TOUR - HOME - ~ PART III KADODE~』大阪公演千秋楽レポ

「sweet × sweet」な吉岡茉祐さんが作った最高の場所『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - ~ PART III KADODE~』大阪公演千秋楽レポ

「大阪ラストですので、悔いのないよう盛り上がっていきましょう!」(高木美佑さん)

「たこ焼き食べた人!(大歓声)お好み焼き食べた人!(大歓声)昨日たくさん寝た人!(大歓声)安心しました!私もたっぷり寝たので元気です!よろしくおねがいします!」(山下七海さん)

「(少女交響曲)の衣装も目に焼き付けて下さい!盛り上がってきましょう!」(田中美海さん)

「声出てますか!(大歓声)声出てますか!?(大歓声)いいじゃん!盛り上がっていけますか!(大歓声)灰になる準備はできてますか!?(大大大歓声)よろしくお願いします!」(吉岡茉祐さん)

「当たり前のことを言うんですけれれども、今という瞬間は今しかありません!今という瞬間を楽しんで思い出をつくっていきましょう!」(永野愛理さん)

「みんな元気?(大歓声)悔いの無いように頑張っていきますので、みなさんも声枯らしちゃってください!」(奥野香耶さん)

「元気かー!ライブは皆一人ひとりが『WUG』みたいなところあるからさぁ。皆は『ファン』じゃないの『アクター』なの!今日もよろしくお願いします!」(青山吉能さん)

2018年1月12〜14日の3日間、『Wake Up, Girls!(以下、WUG)』が大阪・⼤阪国際交流センター 大ホールで『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - ~ PART III KADODE~』を開催した。

2018年からスタートした『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - 』は全33公演もいよいよ後半戦へ入った。

大阪と言えば、『WUG』のセンターである吉岡茉祐さんの地元。『WUG』として最後の凱旋ライブで彼女はどんなパフォーマンスを見せたのか。

ここで彼女が選んだ選択は「みんなで作る大阪公演」だった。

ライブの構成は彼女たち7人の代表曲となった『Polaris』と同じように、敢えて彼女が全面に出ずにユニット全体の魅力を伝えるというもの。

まさに吉岡茉祐プロデュースのステージが大阪では広がっていたのだ。

※ステージ写真は大阪1日目、2日目のものでお届けする。

【Wake Up, Girls!メンバー】
吉岡茉祐さん
永野愛理さん
田中美海さん
青山吉能さん
山下七海さん
奥野香耶さん
高木美佑さん

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明るく楽しい大阪公演

今回の大阪公演は3Daysで5公演を開催する、ハードで濃密な時間となった。

熊本公演は歌い出しの1曲目から青山吉能さんにとって初となる凱旋ライブを祝うというムードが流れていたが、今回の大阪は少々毛色が違っていた。

「HOME」として彼女たち7人が帰ってくるのを待っていた。そんな空気が漂う中で、幕が開けたライブはとにかく『WUG』のメンバーそれぞれが自由なパフォーマンスを発揮している。

パフォーマンスの随所に魅せる笑顔も普段以上にリラックスしたものだったし、最後の大阪ということで、必要以上に感傷になることもない。

「『WUG』の大阪公演は楽しいよね」

そんな言葉が胸に残る3日間となった。

sweet sweet place

「KADODE」大阪公演1つ目の目玉は彼女たち7人によるソロコーナーである。

キャラクターとは少し離れたところで、彼女たちそれぞれの魅力に迫った楽曲が披露される。ソロイベント以外で中々聴く機会のない曲が並ぶため、正直楽しみな気持ちしかなかった。

大阪公演千秋楽ソロのコーナーは青山吉能さんの「わたしの樹」からはじまった。

先日の熊本公演でも披露され万雷の拍手を浴びた一曲が再び披露されたのだ。

この楽曲についてはこちらでガッツリと書いたのでぜひ、お目通しいだきたい。

青山吉能さんが初の地元・熊本公演で紡いだ手紙を全文公開『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - ~ PART III KADODE~』熊本夜公演レポ

改めて聞いてみると、青山吉能さんが歌い出す前に聴こえるブレスの音がとても味になっているのだと、再発見できた。

聴けば聴くほど深みが出る。まさに彼女が一生付き合っていくような一曲になるのだろう。

続いては永野愛理さんが登場。2017年のソロイベで披露された「桜色クレッシェンド」だ。

これまでも僕の記事で度々が触れてきたが、永野愛理さんはやっぱり可憐だ。

時々、完全にスイッチが入ったかのように、世界に入り込むダンスパフォーマンス。ワグナーさんたちの近くに行った際の丁寧な盛り上げ方。

MCでしっかりと楽曲の説明をする姿も親切丁寧さに溢れている。

そして、何よりも歌である。

藍色とピンクとオレンジに包まれて全身全霊で気持ちを歌に込める彼女の姿を見ていると、常に思うことがある。

彼女の歌声には何か特別な力があるのだろうか、と。ずっと聞いていたくなるのだ。千秋楽の「桜色クレッシェンド」も素晴らしいかったが、2日目昼公演の「minority emotions」も素晴らしかった。

心の中の隙間をそっと甘い香りで包んでくれる。

永野愛理さんの歌声にはそんな魅力があるのだと再確認できた時間だったように思う。

そして、ソロ企画ラストの15曲目は、吉岡茉祐さん3度目の登板。「sweet sweet place」だ。CD未発表の完全なる隠し球である。

『わぐらぶ限定TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー』のステージで初披露されたストレートに胸を打つメロディと歌詞が印象的な一曲。

未だ音源化されていないサプライズ楽曲が「SSRガチャ」の最後に輩出されるのだから『WUG』の大阪公演はやっぱり面白い。

ちなみにタイトルに入っている「Sweet」は「甘い」という意味だけでなく、スラングとして「カッコいい」という意味も併せ持っている。

いつもステージで「来いや!行くよ!」と透き通った目に真っ赤な炎を宿らせ叫ぶ彼女。

大阪2日目の夜公演で「今日だけは可愛いプリンセスなんだから!」と奥野香耶さんにレクチャーされた言葉を、はにかんだ笑顔で届けた彼女。

このどちらも吉岡茉祐さんだけの魅力なのだ。

「sweet × sweet」な吉岡さんが作る最高の場所。ただいまであり、おかえりの大阪。

『WUG』大阪千秋楽の企画コーナーで歌われた曲は全部で15曲。

「てがみ」でハジマリ、「sweet sweet place」が締めたそれぞれのソロ曲たち。

彼女たちの1人ひとりの魅力が詰まった楽曲は、ファンクラブ会員にならなければ購入することができないが、この機会に改めて手を伸ばしてみるのもありだと思う。

「『WUG』ちゃんはソロ“も“いいよね!」

きっとこの想いに包まれる筈だ。

土曜日のフライト

「KADODE」の大阪公演では『Wake Up, Best!MEMORIAL』に収録される新曲4曲の中から第2弾となる「土曜日のフライト」が“土曜日”に初披露された。

作詞は只野菜摘さん、作曲は田中秀和さん。これまで「極上スマイル」や「7 Senses」、「スキノスキル」など『WUG』の代表曲を手掛けきた最高のタッグである。

1990年代サウンドを彷彿させるようなアレンジが印象的な「土曜日のフライト」。

韻を踏むサビのフレーズが印象的な一曲だ。

はじめて聞いた瞬間にピンと来た。これは、作詞家・只野菜摘さんと作曲家・田中秀和さんが作り上げた「KADODE」を迎える彼女たち7人へのプレゼントだな、と。

広川恵一さんは「言葉の結晶」で刺激的でドラスティックな曲を提供した。

一方で、 「土曜日のフライト」は5年、10年、20年。何年経っても色褪せることがない、一生聴いた人の耳に、胸に残り続ける優しい楽曲となっている。

日本の昭和を彩った歌謡曲たち。日本人の遺伝子レベルに染み付いたメロディやアレンジは時間を超えて生き続ける“王道”だという見方もあるだろう。

音楽のトレンドは常に移り変わり、ニュージャックスイングのように再評価されるスタイルもある。

そんな日本を代表する王道のスタイルを現代風にアップデートし、『WUG』らしさを詰め込んだのが、「土曜日のフライト」である。

7人の声が紡がれていくフレーズやそれぞれの声の重なりがCDではどう表現されているのか。2019年1月23日に発売される『Wake Up, Best!MEMORIAL』まで焦らずに待ちたいところだ。

そういえば「想い出のパレード」が開催される3月8日は金曜日である。金曜日のファイナルライブを終えて、土曜日にそれぞれの道へ旅立つ。

楽曲のラストで彼女たち7人が向いている方角は右上である。この方角は心理学上で未来を見ているという意味がある。

詞、曲、振り付け。最高に磨かれたこの3つを『WUG』がパフォーマンスすることで、最高で至高で極上の一曲が生まれるのだ。

会場で「土曜日のフライト」を見る方はぜひ、彼女たちと一緒に未来を見据えて欲しい。

アンコール2曲目の奥野香耶さん

今回の「KADODE」では、アンコール2曲目にコールアンドレスポンスを行うパートが存在する。

大阪の「アクター」が生み出した熱気が彼女たち7人のハートに火を点けた。

青山吉能さんの煽りから田中美海さんへ。

明らかに普段と違う。透明感があって澄み切った声が持ち味の田中美海さんが荒ぶっておられるのだ。

田中美海さんが声に込めたメッセージに山下七海さん、青山吉能さん、永野愛理さんも瞬間的に便乗。これが5年間で生まれた絆だ。

それぞれががなりを入れた声で大阪の「アクター」を煽る中、奥野香耶さんが爆発した。

歌詞やアレンジを書いてしまうとネタバレになるので控えるが、とにかく凄まじかった。

大人しそうで愛くるしい。口数が多いタイプではないが、少しハイトーンで艶がある優しい声から飛び出す言葉はいつもウィットに富んでいる。

そんな奥野香耶さんの感情が爆発した瞬間、会場からどよめきと驚きの声が上がった。

プレス席から少し離れた観客席内でパフォーマンスをしていた吉岡茉祐さんと永野愛理さんも、「えっ!?」というビックリした顔を浮かべている。

その顔には「香耶、マジで!?」と書いてあったように見えた。

会場全体に一撃でインパクトを残す。奥野香耶さんはやっぱり底が知れない。

そう、「HOME」がスタートして以降、ステージ上の奥野香耶さんは少し変わったような気がしていた。

MCも控えめに短くまとめたものから少し変わったし、パフォーマンスの魅せ方も表情の作り方が違う。そう、変わった。奥野さんの魅力が更に届くように進化し続けている。

「HOME」の空気は彼女たち7人の新しい変化を生むのかもしれない。

その声に私たちは絶対応えます

2014年の「Wake Up, Girls! 1st Live Tour 素人臭くてごめんね!」、2015年の「Wake Up, Girls! 2nd Live Tour 行ったり来たりしてごめんね!」、2017年の「Wake Up, Girls!4th LIVE TOUR ごめんねばっかり言ってごめんね!」。「2018年のWake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - 〜PART II FANTASIA〜」。

ライブツアーのハジマリはいつも大阪だった。

「KADODE」というタイトルや熊本での公演を見て、しんみりした空気が生まれるかと思ったら全くそんなことはなかった。

これまでに積み重ねてきた大阪公演らしい、楽しく愉快で自由なパフォーマンスが目の前に広がっていた。

ただ、少し違ったのはいつも以上に一曲、一曲が涙腺に響くなぁということだった。

大阪公演の千秋楽。一瞬だけ言葉が詰まり、メンバーから「まゆちゃん!」と声を掛けられ、踏み止まり、笑顔を浮かべた吉岡茉祐さん。

「KADODE」の大阪公演、吉岡茉祐をフィーチャーするのではなく、敢えて『WUG』のメンバー全員にフォーカスを当てることを選んだ彼女。

本稿の最後はやっぱり吉岡茉祐さんのコメントで締めたい。

「吉岡茉祐です!みんな本当にありがとう!今日は何よりですね『sweet sweet place』ですよ。皆が『おかえり』と言ってくれたことに、応えないわけにはいかないなと思いました!

このパート3の大阪公演は吉岡色を消しまして、岸和田よりもみんなで作るということをメインに置きたいなと思っていたので、こういった構成にしました。プリンセスも分けたりしたんですけれども。もしかしたら、普段私を推して下さっている方には「日が違ったらな」って思った方もいるかもしれないんですけど、本当に『WUG』ちゃん全員を愛してくれる場所という意味でも、(時間が)限られてきているので、ここ大阪でそれができたことが私は嬉しかったなって思います。

協力してくれた皆さん本当にありがとうございます(拍手)。メンバーの魅力がもっと皆に伝わったんじゃないかな?

個人的な話になります。昨日の夜公演に実は中学校の同級生が来てくれたんですよ。私の女の子の友達が当時同じクラスだった男子を連れて来てきてくれたんですよ。終わった後に女の子の友達から連絡が来て『あいつ、ガチのワグナーになって帰っていったぞ』って。

それでSSA(さいたまスーパーアリーナ)絶対行くから!って言ってると。SSAで同窓会しようぜって!この友達の少ない吉岡が(笑)。SSAに友達を呼んで同窓会ができるかもしれない未来が待っている!

ワグナーさんが『友達連れてきました!』って言ってるのもよく聞いていたんですけど、そういう輪が広がっていくということが嬉しいです。

3月8日までまだ時間はありますから、そういう人たちを増やしていって、最高の舞台を3月8日に準備できたらなと思っています。皆さん絶対来てくださいね(大歓声)。その声に私たちは絶対応えます。よろしくお願いします!本当に5公演ありがとうございました!」

[文・川野優希]

Wake Up, Girls!FINAL LIVE ~想い出のパレード~

■タイトル
Wake Up, Girls!FINAL LIVE ~想い出のパレード~

■日 時
2019年3月8日(金)
開場17:30 開演18:30
※開場・開演時間は変更になる場合がございます。

■会 場
埼玉・さいたまスーパーアリーナ

■主 催
エイベックス・ピクチャーズ株式会社

■内容
声優ユニット「Wake Up, Girls!」によるFINAL LIVE
※内容は変更になる可能性があります。

■出演者
Wake Up, Girls!(吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑)
※出演者は予告なく変更となる場合がございます。
※出演者変更に伴うチケットの払戻しはいたしません。

Wake Up, Girls!公式HP
Wake Up, Girls!公式Twitter(@wakeupgirls_PR)

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